9月18~21日の『東京ゲームショウ2014』会期中にあわせて開催された『INDIE STREAM FES』にて、否が応にも期待が高まるホラーゲームプロジェクトが発表された。
そのプロジェクト名は『Project Scissors』。Scissor=ハサミでピンとくる方もいるだろう、ハサミを持った殺人鬼が襲ってくるあの『クロック・タワー』のディレクター・河野一二三氏が、インディーズで立ち上げる新プロジェクトなのだ。
さらに、このプロジェクトの実現にあたって、『サイレントヒル』の“赤い三角頭(レッド・ピラミッド・シング)”や“バブルヘッドナース”を生んだクリエイター伊達暢達氏がクリーチャーデザインを担当。更に、ホラー映画界からは『呪怨』シリーズの清水崇氏が企画協力とティザー映像の演出をおこなっている。この豪華メンツ、なんというかもうホラー界のアベンジャーズ状態?
ゲームタイトルの詳細は明らかになっていないが、公開されているストーリーは「舞台はとある洋上の豪華客船。この脱出不可能な閉鎖空間で、発生した第一の惨殺事件。果て無く被害者が増え続ける中、生き残ることはできるのか……。」というもの。
河野氏は「かつて『クロックタワー』で挑戦した本質を外さずに、“逃げる”“隠れる”恐怖を突き詰めたものにしたい」と宣言した。
また、「インディーズという枠組みの中でどこまでやれるか未知数ですが、本来ホラーとは、限られた予算やスケジュールというハードルを情熱と感性で越えていくもの。いけるところまで突っ走ってみようと、今はとてもワクワクしているところです」とも語っており、インディー制作のゲームだからこその持ち味にも期待ができそうだ。
対応プラットフォームはPlayStationVita、スマートフォン、タブレットとなっており、ゲーマーに限らない幅広いターゲットを想定していると予想できる。いったいどれほどの恐怖が待ち受けているのか、期待して続報を待ちたいところである。でもあんまり怖そうだとビビっちゃってプレイできないよ……。
このほか、ホラー系エンタメ情報は『ホラー通信』をご覧ください。
■関連記事
「サイレントヒル」シリーズの音楽を手がける山岡晃氏インタビュー「単純なホラーでは無い人間ドラマに惹かれる」
コスプレでも大人気! 『サイレントヒル』愛されクリーチャーNo.1のピラミッドヘッドが映画ポスターに登場
『サイレントヒル』の脱出ゲームがとしまえんに登場! みんな大好き“バブルヘッドナース”も脅かしにやってくる
ブロマガ会員ならもっと楽しめる!
- 会員限定の新着記事が読み放題!※1
- 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
-
- ※1、入会月以降の記事が対象になります。
- ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。
ゲーム実況ブロマガ「ゲキマガ」
ゲキマガ編集部
月額:¥110 (税込)