任天堂は、家庭用ゲーム機『Wii U』で、JR東日本が発行する電子マネー『Suica』による支払いができるサービスを2014年7月22日(火)より開始すると発表しました。『Suica』は各交通系電子マネーと相互利用サービスを展開しているため、『PASMO』をはじめ、『Kitaca』、『TOICA』、『manaca』、『ICOCA』、『SUGOCA』、『nimoca』、『はやかけん』をあわせた9種類の電子マネーで『Wii U』の支払いができることになります。
今年5月の決算説明会では、社長説明において、『Wii U』に付属している『Wii U GamePad』へ搭載されている近距離無線通信のNFC機能を活用し、『Suica』を利用した決済を今年の夏にも実現予定としていました。その結果、今回『Suica』を直接タッチすることで支払いが可能になったことで、これまでクレジットカードやプリペイドカードを利用して支払いをしていたのに比べると、面倒な手順を踏まずに支払いを済ませることができるようになりました。これにより、ダウンロードゲームや追加コンテンツなどを購入する際に、格段に手間が省けるといえるでしょう。さらに、対象となる『Suica』では、支払い200円ごとに1ポイントずつ『Suicaポイント』がたまります。
『Wii U』は交通系電子マネーを利用して支払いができる初めての家庭用ゲーム機となりました。『Wii U』ならではの通信機能を生かしたこのサービスに、他社がどう動くか、今後の動向も気になるところです。
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