第5回大会となる本大会は、実施タイトルとして昨年9月からサービス開始となったPC版『GUNDAM EVOLUTION(ガンダムエボリューション)』を採用しての開催となった。バンダイナムコエンターテインメントおよびバンダイナムコオンラインが展開する『GUNDAM EVOLUTION』は、『機動戦士ガンダム』シリーズに登場するユニットを操縦し、スピーディーで没入感のあるチームバトルが体験できる6vs6のオンラインFPSタイトルとなる。
昨年12月から行われてきた予選を勝ち抜いたのは、「RNG5(レンジャーファイブ)」「INOVATOR(イノベイター)」「Rafale(ラファール)」「OTP(オーティーピー)の4チーム。
3月25日(土)に開催されたPlayoffs Split2 DAY1では、Winners Finalとして<RNG5 vs INOVATOR>、Losers Semifinalとして<Rafale vs OTP>の2試合がおこなわれた。
本大会、オフライン初の試合となったWinners Finalでは、RNG5がまずは先制。慣れない環境の中でも勝利を勝ち取ったRNG5がそのままの勢いで連取をすると思われたが、INOVATORも健闘し2戦目を返す展開。1対1で迎えた3戦目をINOVATORが制し、Grand Finalへ一足早く進出。
一方、Losers Semifinalでは、OTPが1戦目を先取したが、Rafaleが2戦目を返し、Winners Final同様に接戦のまま3戦目へ。結果、RafaleがOTPを2対1で下して勝利を飾った。
続く3月26日(日)に開催されたPlayoffs Split2 DAY2でまずおこなわれたのは、Losers Final。Grand Finalへの切符をかけて戦う<RNG5 vs Rafale>、まず先制ポイントを獲得したのはRafale。2戦目はRNG5、3戦目はRafaleと一進一退の攻防が続き、迎える4戦目。接戦を制し、3対1で勝利したのはRafale。Losers Semifinal、Losers Finalと連勝の勢いのまま、Grand Finalへと駒を進めた。
そして、12月から続く本大会の頂点である優勝者を決めるGrand Finalが<INOVATOR vs Rafale>の組み合わせでおこなわれた。RafaleはLosers Finalからの連戦となり、Grand FinalはBO7(7本勝負で4本先取したチームの勝ち)ということもあり、どのようにペース配分をするのかが勝利のカギとなる。
1ポイントINOVATORに加算された状態で始まったGrand Final1戦目、連戦で勢いにのったRafaleが奪取し、1対1のイーブンに。両チームの力がぶつかり合う熱戦が続いたが、Rafaleの勢いは止まらず、2戦目、3戦目、4戦目を連勝し、Grand Finalの勝者は4対1でRafaleに決定した。
特別協賛のSANKYO代表取締役副社長執行役員富山一郎氏からトロフィーを手渡されたRafaleのNATYRAY選手は「『GUNDAM EVOLUTION』を始めて、プレイしていく内にチームメイトのようなフレンドが増えていって、このような晴れ舞台でライバルたちとも知り合えて、本当に嬉しいです。応援ありがとうございました」と感謝の気持ちを述べた。
リーダーのkazukuri選手はチームメイトに向かって「みんなありがとう、お前らを呼んで本当に良かった、最高だった」と語り、チームの縁に関して感無量の様子だった。
エンディングでキャスターの田口尚平は「本気と本気がぶつかると、巻き込む全ての人の魂が震えるなとオフライン大会の良さを感じました。優勝したRafaleに関しては、短期間でこんなにも人と人との関係が固くなり、個々人が進化していくというゲームというよりも人生の一面を覗かせてもらった良い大会だったと思う」とコメント。
GGGP2023スペシャルサポーターの時田愛梨は「11月から始まった本大会ですが、私も観てくださっているみな様と一緒に楽しんで応援出来たと思います。また、ゲームを通じてこんなにも熱くなれるものなんだなという経験をさせていただいて、選手のみな様含め運営の方々には感謝しております。参加させていただいてありがとうございました」と激戦のフィナーレを振り返り、4か月続いた熱戦はここに幕を閉じた。
【権利表記:(C)創通・サンライズ】
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