「リーグ・オブ・レジェンド（LOL）」の格闘ゲーム、コードネーム『Project L』の最新情報が公開された。「LOL」はeスポーツのタイトルとしても絶大な人気を誇るMOBA（マルチプレイ・オンライン・バトルアリーナ）。そのキャラクター達を使った対戦格闘ゲームが『Project L』だ。今回はそのゲームプレイ動画も公開されている。

https://www.youtube.com/watch?v=5hugGCZon3I

『Project L』はタッグチームスタイルの格闘ゲーム

『Project L』は、2体の異なるチャンピオンでチームを作り戦う、タッグチームスタイルの格闘ゲームになるという。今回のプレビューでは、ゲームのアートスタイルを一新。チャンピオンの技の詳細を紹介している。同作の開発にあたっては、習得しやすいものの、完全にマスターするには難しいという操作性でアプローチしているということで「LOL」と同じく、奥深い作品に仕上がりそうだ。

また、オンライゲームの中でもとりわけ格闘ゲームは、ネットワークの品質が重要となるゲームジャンル。この点においても、格闘ゲームに搭載可能な最高のネットコードを構築するという。ロールバックを基盤としており、「リーグ・オブ・レジェンド」や「VALORANT」でPingを最小化している「RiotDirect」のような既存技術を追加しているとのこと。

「LOL」ファンならずともリリースが楽しみな作品だが、直近でのリリースは予定されていないという。操作やアートの方向性など、ゲームを成立するためのコア要素はほぼ固まっているものの、チャンピオンの完全なリストの作成、ステージのデザイン、メニューやUIの追加、ランキングシステムの作成など、ゲーム内の諸要素についてはまだまだやるべきことがあるとのこと。

来年は少なくとも2回のアップデートを行い、2022年下半期の早い時期に、改めて進捗を伝える予定だという。格闘ゲームのコミュニティーが何年も何十年も続けてプレイできるような、超高品質の格闘ゲームを目指しているとのことなので、続報を楽しみに待とう。