「コール・オブ・クトゥルフ」とは?
圧倒的な知名度を誇るホラー小説「クトゥルフ神話」。この「クトゥルフ神話」をベースとして、テーブルトークRPGに仕上げたのが「クトゥルフ神話TRPG」。ほかのテーブルトークRPGには見られないその特徴は、「正気度」というパラメータにある。人智を超える怪異に出会った時「正気度」が減っていき、やがては発狂してしまうというもので、原点である「クトゥルフ神話」のホラー性を表現したものだ。
そして、「コール・オブ・クトゥルフ」は、「クトゥルフ神話TRPG」にインスパイアされた探索アドベンチャーゲームで、2019年3月28日にPS4向けに発売された。もちろん「正気度」のパラメーターも盛り込まれており、「クトゥルフ神話」と「クトゥルフ神話TRPG」の息吹が感じられる作品となっている。
1924年のアメリカを舞台に探偵が怖ろしい怪異に巻き込まれる
「コール・オブ・クトゥルフ」の舞台は1924年、アメリカ。探偵エドワード・ピアースは、一家全員が不可解な死を遂げた「ホーキンス事件」の調査依頼を受け、事件の舞台となった孤島「ダークウォーター島」へ向かう。よそ者を歓迎せず口を閉ざす島の住民、捜査報告の曖昧な警察、対立する島内の勢力…。不穏な空気の中探索を続ける探偵は、やがて恐ろしい真実へと近づいていく。
事件の真相へ迫る自由度の高いアドベンチャーゲーム
同作のゲームシステムは、NPCと会話をしたり、現場を調査したりしながら手掛かりを掴み、事件の真相へと迫るアドベンチャーゲーム。手掛かりを得るために相手を説得する「話術」 、隠された情報やアイテムを発見する「目星」 、人物の行動を分析する「心理学」 など、自らのスキルを駆使しつつ、どう調査するかはプレイヤー次第。敵と戦うか? 敵から身を隠して進むか? といった点もプレイヤーに委ねられている。そして、調査の中で恐ろしい経験や人智を超えた恐怖に遭遇すると「正気度」パラメーターが減少。狂気へと近づいていく。ただし、その狂気を受け入れることで見えてくる真実もあり、「正気度」はエンディングにも影響を与える。
『コール・オブ・クトゥルフ』国内Nintendo Switch版は2020年7月23日(木)発売予定。価格はパッケージ版が6980円+税、ダウンロード版が税込6980円となっている。
コール・オブ・クトゥルフ – オーイズミ・アミュージオ:
http://www.o-amuzio.co.jp/games/callofcthulhu_switch/main.html
[リンク]
(執筆者: ガジェット通信ゲーム班)
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