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9月11日、秋葉原UDXにて『ハースストーン日本夏季選手権大会』が行われた。『ハースストーン』は、Blizzardが提供するデジタルカードゲーム。2014年3月に正式サービスが開始され、2015年10月からは日本語でも遊べるようになり、いまでは日本を含む全世界で多くのプレイヤーが楽しんでいる。ゲームのルールは、先に相手のライフを0にしたほうが勝ちというシンプルなもの。毎ターン溜まっていく“マナクリスタル”というエネルギーを使用して、ミニオンを召喚して場を制圧したり、呪文で相手の邪魔をしたり、直接ライフを狙ったりして戦っていく。『ハースストーン』は、スピーディーなゲーム展開が特徴で、戦略性はもちろんだが運要素もあり、この日の大会でも“今日一番持ってるヤツ”が勝利を重ねていった。

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この大会は、オンライン予選を勝ち抜いた16名の選手による日本最高の選手を決める選手権大会で、優勝者は10月に開催される『アジア太平洋夏季選手権』への切符を手にすることができる。そしてその大会を勝ち抜くことで11月に『BlizzCon』で開催される『ハースストーン世界選手権』に参加することができる。短いようで長い道のりである『世界選手権』だが、賞金はなんと100万ドル。この賞金100万ドルをかけた勝負の世界へ、一歩踏み込むことができる選手が本日この場で決まるというわけだ。

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『ハースストーン日本夏季選手権大会』は、9月10日、11日の2日にかけて行われ、1日目である10日の時点で16名から4名に絞られた。11日に行われた決勝2日目に進出したのは、Napica選手、yutori選手、uya選手、GundamFlame選手の4名。いずれも激戦をくぐり抜けた猛者たちである。開会宣言を、『ハースストーン』開発者であるジェイソン・チェイズ氏が勤めると、盛大な拍手が巻き起こった。また、大会にはゲーム内でおなじみの“酒場の親父”の声を担当している声優の落合弘治さんも登場。酒場の親父の声で選手の名前が呼び上げられるたび、大きな歓声が湧いた。

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準決勝は、Napika選手対yutori選手、uya選手対GundamFlame選手で行われ、yutori選手とGundamFlame選手が見事勝ち上がった。決勝戦は、“ローグ”使いのyutori選手に対して、GundamFlame選手が2連勝をもぎとり勢いづく。3戦目で“ハンター”に対してようやく1勝を勝ち取るも、カードの引きが完全に優っていたGundamFlame選手が勢いそのまま勝ち進み、4-2で優勝をつかみとった。勝利後のGundamFlame選手は、壇上で「決勝戦は導いてくれるかのように引きが最高でした」とコメントしているほど、ミスのないプレイイングに応じるかのような素晴らしい引きを見せていた。

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『ハースストーン日本夏季選手権大会』ってこんなところ

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会場となった秋葉原UDXでは、屋台やコスプレなどでも盛り上がっていた。会場の外で飲食をしながら試合を観戦できるスペースや、集まったユーザー同士での対戦や交流も行われており、間近で熱気を感じることができた。

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今大会で優勝したGundamFlame選手は、10月1日~2日に予定されているアジア太平洋選手権の出場権を獲得している。試合後のインタビューでは、「ドルイドデッキのプレイングが怪しかったので練習していきたい」と改善点をコメント。アジア太平洋選手権へ向けた調整は、既にはじまっている。

ハースストーン
http://us.battle.net/hearthstone/ja/

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