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Evolutionとは

毎年、多くの人気タイトルでトーナメントが行われる“世界最大の格闘ゲーム大会”。今年は、配信サイト『Twitch』での最大同時視聴者数も20万人以上、最終日のチケットは12000席が完売し、アメリカのスポーツチャンネルで放映されるなど、例年以上に大きな盛り上がりをみせた。

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格闘ゲーム史上最も華やかな舞台を目指して

トーナメントが開催されたタイトルは『大乱闘スマッシュブラザーズDX』をはじめとし、どのタイトルも大きな盛り上がりをみせた。中でも参加人数が最多となった『ストリートファイター』シリーズ最新作『ストリートファイターV』は、若手の新規参入、ベテランプレイヤーの復帰などで、参加者5000人以上。全ての選手が目指す最終日『マンダレイ・ベイ・イベント・センター』にて行われた決勝の舞台、ベスト8への闘いは、まさに生き残るという表現がぴったりの過酷なトーナメントとなった。

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トーナメント序盤は比較的順当に進んでいたが、『Evolution2015』覇者ももち選手のまさかの敗戦を皮切りに、有力な選手が次々と敗者復活トーナメントに転落。トーナメント中盤からは日本人選手同士の潰し合いも目立つようになり、殆どのプロプレイヤーが敗退してしまうものの、日本が層の厚さをみせベスト8に6人が食い込んだ。

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当然、日本勢の優勝が期待される状況だが、2012年に同大会で2タイトル制覇し、今作『ストリートファイターV』でもここまでのプロツアーで断トツの結果を残している「Team Razer」所属の韓国人プレイヤー、インフィルトレーション選手がラスボスとして立ちはだかる。チームメイトである日本のプロゲーマーふ~ど選手にウィナーズファイナルで破れ、敗者復活トーナメントに落とされたものの、日本の技巧派強豪プレイヤーyukadon選手を2度にわたり退け、グランドファイナルの舞台で再びふ~ど選手の前に。

決勝は3試合先取で行われ、敗者復活から勝ち上がってきたインフィルトレーション選手は3試合先取を2セットとらなければならない。しかし不利を物ともしないインフィルトレーション選手が、最初の3試合先取をとり状況は五分に。優勝を決める最後の3試合先取に入っても、インフィルトレーション選手の勢いは止まらず、2試合を一気にとり優勝に王手をかける。ふ~ど選手も1試合取り返し一矢報いたが、インフィルトレーション選手が安定した立ち回りで試合を掌握、優勝候補というプレッシャーにも負けることなく見事優勝を果たした。
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その他、『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』や『大乱闘スマッシュブラザーズfor Wii U』、『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-』、『鉄拳7 FATED RETRIBUTION』でも、日本人プレイヤーが好成績を収めた。

一つの競技、スポーツとしての認知が高まりつつあり、大きな盛り上がりをみせている「eスポーツ」格闘ゲームから今後も目が離せない。

RSS情報:http://getnews.jp/archives/1492467