本日6月14日、株式会社タカラトミーはスマホ向け新作カードゲーム『WAR OF BRAINS』のプレス向け発表会を行った。場所は弊社ガジェット通信フロア。『デュエル・マスターズ』や『WIXOSS』といった、様々な年齢層に広く親しまれるTCGを展開している同社が作る完全新作TCGだけあり、多くの関心が集まる発表会となった。ここではゲストとして登場した人気コスプレイヤーの御伽ねこむさんや、開発陣の製作秘話、そして気になるゲームの概要などをお伝えする。
『WAR OF BRAINS』とは
『WAR OF BRAINS』は6月14日(火)より事前登録が開始された超本格的カードゲームが楽しめるスマートフォン向けアプリ。アプリの配信は2016年夏が予定されている。
『WAR OF BRAINS』は『WIXOSS』と同様タカラトミーが原作・世界観の設計・販売を担当、ホビージャパンがゲームデザインを担当するという強力タッグによって誕生したデジタルカードゲームだ。180種類のカードから40枚でデッキを構築する。カードには「ユニット」「スペル」「トラップ」などの種類があり、それぞれに固有の能力が設定されている。カードは別途7枚入りの「パック」の購入などにより、種類・枚数を増やすことができ、戦略性と対人戦の駆け引きの面白さ、カードを揃えていくコレクション性の高さが特徴だ。
対戦画面
発表会ではまずタカラトミー取締役事業統括本部長の鴻巣崇氏が登壇。同ゲームが企画段階から非常に完成度が高く、すんなりゴーサインを出した事を明らかにした。
商品説明には同社カード企画部部長の佐戸憲一氏が登壇。本ゲームの制作プロセスを語った。
プロモーションビデオに興奮する司会の吉田尚記さん
本日の発表会司会には、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記氏が登壇。屈指のアニメ好きで知られる吉田氏だが、発表会で上映された『WAR OF BRAINS』のPVを大絶賛。「これネットで見れないですかね?」と興奮した様子だった。PVはプロダクションIGが担当しており、非常に精細で重厚な世界観が印象的。
ストーリー:
A.D.2091。インターネット及びコンピュータの発達、及び強国の戦争疲弊により、紛争の勝敗を「国際電子裁判所」による「模擬実験」に委ねる事となった。時を同じくして、謎のIT企業「Godbook Inc.」が誕生。同時に電子カードゲーム「WAR OF BRAINS」を発表する。
「国際電子裁判所」が「模擬実験」の要素の一つとして公開していた「The strategy」。これが「WAR OF BRAINS」の成績を参考にしているという噂が世界各国に爆発的に広がった。各国は「WAR OF BRAINS」での自国存在感を重視。軍事予算は「WAR OF BRAINS」に充てられ、強力なカードは裏社会の国際通貨となった。戦争はカードゲームに形を変え、もともと軍事力を持たない国に「WAR OF BRAINS」という武器を与えた。
『WAR OF BRAINS』PV
「耳で楽しむ」カードゲーム
アナログカードゲームでは不可能だった要素として、本ゲームでは音にも注力しているという。
サウンドにはPlayStationの起動音を制作した藤澤孝史氏や『ジェットセットラジオ』で著名な長沼秀樹氏が参画。プレイヤーを世界観に惹きこむ臨場感溢れる音楽を多数収録している。最高レアリティの「GAME CHANGER (ゲームチェンジャー)」登場時には、BGMが変化し対戦を盛り上げるという。
田村ゆかりさん、佐倉綾音さん、内田真礼さん、上坂すみれさん、悠木碧さんなど“超”が付くほど豪華な声優陣がカードに登場する「ユニット」に命を吹き込む。
その他にも、発表会に登場した御伽ねこむさん、つぶやきシローさん、そして吉田アナもまさかの声優参加しているとのサプライズ。外見とは裏腹に非常に弱いという『ミッドナイト・ジャガー』のボイスが再生され、会場の笑いを誘っていた。
“日本一かわいいコスプレイヤー”御伽ねこむ登場
今回の発表会には、超有名コスプレイヤーの御伽(おとぎ)ねこむさんも登場。『WAR OF BRAINS』では複数のキャラクター声優を務めており、会場には作品に登場するナビゲーションキャラクターの衣装を精巧に再現したコスプレ姿で現れ、報道陣の視線を釘付けにしていた。
「2次元の衣装を超える」を目標に制作にも参加したという衣装は、実に可憐でねこむさんの美しさが際立つものだった。
今回の衣装にはかなり気合が入っているらしく、設定画では描かれていない様な裏地の生地についても熱心に語っていた。
もともと地声が低いので高い声を出すと声が裏返る、と語っていた御伽ねこむさん。しかし、会場で再生されたサンプルボイスを聞いてみると全く異なる声色を披露していた。
今後、声優としての御伽ねこむからも目が離せない。
製作陣からも熱烈アピール
開発担当の石井孝典氏。非常に巧みなトークで『WAR OF BRAINS』の魅力を存分に語っていた。
長らく実物のカードを扱ってきたタカラトミーだけに、ゲーム内でもブースターパックの光沢感や破いた時の表現も忠実に再現してるという。同社のカードゲームに対するこだわりを感じさせる。
今回、ゲームデザインを担当したホビージャパンの景山太郎氏と瀧村和幸氏。中でも瀧村氏は某カードゲーム世界チャンピオンという筋金入りの猛者だ。
最後に御伽ねこむさん対開発担当の石井氏によるエキシビションマッチが実施され、見事御伽ねこむさんが(瀧村氏のサポートを受けつつも)勝利した。
会場の様子
今回『WAR OF BRAINS』発表会が行われたのはガジェット通信フロア。数多くの人が詰めかけ、満員状態だったが様々な展示やプレイアブルコーナーが設けられていた。
実機でアプリが動いている様子を見ると、グラフィックも非常になめらかでカッコいい、近未来的なUIがグリグリ動く印象的なデザインだった。
会場入口の階段には同作品の世界観をモチーフにしたポスターが展示してあり、今後タカラトミーが得意とする様々なリアルイベントでも使用されそうな程の完成度。細かいところにも非常に力が入っており、同ゲームの期待度を伺わせる。
また会場内には巨大な「ゲームチェンジャー」カードが展示。最高レアリティのカードだけあり、どれも禍々しかったり神々しかったりとインパクト大だ。
会場では参加者に非売品“リアル”カードが配られた。本来販売されることが無い実物カードで、数種類ある「ゲームチェンジャー」からランダムで1枚が封入されているようだ。筆者が引き当てたのはゲームチェンジャー『死闘の傍観者』。タカラトミーだけに、クオリティーも文句なしの一級品だ。
■アプリ概要
名称 : WAR OF BRAINS(ウォー・オブ・ブレインズ)
ジャンル : 対戦型カードゲーム
対応機種 : iOS/Andorid
サービス開始 : 2016年夏 予定
価格 : 無料(アイテム課金有り)
■事前登録について
タカラトミーのキャンペーンサイトで事前登録を済ませると、初回ダウンロード時にアイテムを全ユーザーにプレゼントが予定されている。キャンペーン開始は本日2016年6月14日から。
キャンペーンサイト
[リンク]
© TOMY
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