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WHITE ALBUM2 一話感想

2013/10/08 16:20 投稿

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  • 丸戸史明
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さて、いよいよニコニコでも放送が始まったWHITE ALBUM2(WA2)、筆者はすでに本放送(MBS)を録画し何度も視聴していますが、とても丁寧な作りでするりと流れるように見れるので繰り返しの視聴でも耐えられる(というかより旨味が分かる)良いアニメかと思います。

特に印象的なのは美術さんの仕事っぷり、背景や音楽機材の書き込み、光の表現や映り込み、風などの表現、音、と世界を構成するもの全てに気を遣っているかのようで素晴らしい。
キャラクター作画も肩まわりがちょっと気になるくらいで全く問題なく、特に原作でもあまり表現されることのなかった春希がちゃんと春希していて安心しました。
言動に関してもセリフに問題がないのは当たり前として、それぞれの動きがらしく表現されていて、特に夕方下校のシーン、伏線もあって原作組はニヤリともさせられるシーンなのですが電車内でもギター持っている春希が座らない(しかもギターの教本を読んでいる(笑))のは当たり前として、依緒もそれに合わせて立っている、とかそこでもしっかり気を遣って描写されています。
音楽も良いですね、しっとりとした曲、場面に合わせていいところで切りセリフを生かすシーン等(生徒会室でのシーンのことね)原作の曲も効果的に使われていて雰囲気作りに多大に貢献していると思われます。OPもEDも1話では流れず、冒頭ではサウンドオブデスティニーのギターソロ、スタッフロールはホワイトアルバムのピアノ伴奏と、ビジネスとしてはどうなの?と思わず心配してしまうくらいのストーリー、演出重視な姿勢も好印象。(もちろんOPEDも期待していますが(笑))

こんな丁寧なアニメが(合う合わないは別として)駄作のわけがないので視聴を迷っている方、様子見の方は今しばらくお付き合い頂ければ幸いかと・・・。

以上、原作ファン(かずさ派千晶族)による1話雑感でした。




以下は原作ネタバレ上等の感想、原作未プレイの方、ネタバレが嫌な方は注意





さて、1話は構成上ほとんどが雪菜のお話でしたが、気になるのはかずさの動向ですよね。

かずさ的にはけっこう重要な「3人になる前」の状態、軽音楽同好会の控えのギター君と第二音楽室のエリートピアニスト、この二人の関係が窓の開け閉め、春希の表情、ギターに伴奏が入るタイミング(きっと急いで音楽室に向かって準備したのだろう、とか(笑))などから滲み出ていてとても微笑ましく、温かい気持ちになれますよね。まぁ、後々のことを考えると切ないシーンでもありますが・・・。
ピアノといえば春希が呼び出されてギターを中断するシーン、中断してから少ししてピアノが鳴り出すんですが、そのピアノ、心なしか荒れて聞こえたりしませんか?
「なんで途中で止めるんだよ!」
みたいな(笑)確かかずさが荒れているときとか、興奮しているときによく流れる曲だったように記憶しているのですが・・・。まぁ、筆者には音楽的な素養はほとんどないので気のせいかもしれませんが、もしそうならピアノの表現力も素晴らしいものがあるな、と。
あと、一話では冬馬かずさの「と」の字も出てこなかったのが気になっていて何か意図があるんじゃないか、と思っています。二話のタイトルとか特殊な使い方されていると嬉しいなぁ。

かずさばかりでなく雪菜も丁寧に描かれていて、スーパーのシーンとかぼかしてありますけど、髪を流す仕草とかしっかりと描かれているんですよね。依緒が全く気付かないというのも映像なら良く伝わります。(そしてその後の一番仲が良い発言(笑)ここも依緒の深く洞察していない、迂闊なところの表現とするのはさすがに穿った見方でしょうか)筆者は依緒は嫌いではありません
そのスーパーのシーンが小さな伏線として機能している昼休みの資材運びのシーン、原作のイベントも上手く消化しつつ、雪菜が春希に惹かれていく様子と雪菜のナチュラルな自己中心的な優しさが良く表現されていたと思います。

そしてラストのホワイトアルバムのシーン、ここは鳥肌ものでした。特に屋上の雪菜。ゲームのワンシーンがそのままアニメに入っていてその前後が動くといった感じで、マジ原作リスペクトパネェっす。(※本当に原作のリスペクトが半端ではないですね、の意)
EDへの入り方も良く、一番が終わった後一度の暗転(一瞬の逡巡)、風が流れ揺れるカーテン(動き出す)走り出す春希(物語が)そして屋上のラストシーンと屈指の名シーンに仕上がっていると思います。

それにしても一話でホワイトアルバムまで持っていくとは思っていなかったので、構成的に文化祭以降も丁寧に描いていきそうな予感がします。
しかし、これだけの美しさで作られてしまうとそれが美しく楽しいものであるだけに、後半の感情が増幅されて跳ね返ってくる。ハッピーエンドにするわけにもいかないですし、先の展開が分かっていて耐性をある程度持っている原作組には味わう余裕もあるでしょうけれども、ご新規さんが耐えきれるか?そこが今から心配です。

とまれ、期待はそれ以上に大きく、原作リスペクトなシーン描画はかずさのキスシーン、雪菜の誕生日、携帯電話越しの二人、靴の上の涙と再現や昇華してもらいたいものがわんさかですし、「言葉にできない想い」「聖夜」のような曲はいったいどこでどう使われるのか、アレンジはあるのか?無印の2では未使用の曲は?等、楽しみは続々と湧いてきます。

しかし凄い一話を作ってしまったな、という印象です。これはアレですね、途中で止めるというのは駄目でしょうね。こんなものを作ってしまったら最後まで、それこそPOWDERSNOWの先まで作ってもらわないと。(・・・CCは全ルート統合で少なくとも2クール、最終章は13話以上、分岐はOVA展開くらいにしないと無理か?)
半端な成功ではそこまで辿り付けないと思いますがこのクオリティが続くのならば夢ではない、と思います。

我々ファンの夢も(おそらく)スタッフの夢も詰まったWHITE ALBUM2アニメ、これからも応援していきたいですね。(エンドカードの募集もしているみたいなので絵心のある方は是非! 詳しくは↓のチャンネルページへ)

                                    了


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