2018年、New Yearが始まりました!あけましておめでとうございます!!
新年のお祝いに12/25のライブ動画を公開しました。
同時に、ライブレポートも書きたいと思います!
2017年12月25日(月)に、異次弦対決~天野丘vs加茂フミヨシ~vol.2
が行われました。このブログではそのライブを終えて、僕が考えている新年のお祝いに12/25のライブ動画を公開しました。
同時に、ライブレポートも書きたいと思います!
2017年12月25日(月)に、異次弦対決~天野丘vs加茂フミヨシ~vol.2
ことなどをレポートしたいと思います!
まず、この「異次弦対決」の始まりには、アラン・ホールズワース氏の計報が
少なからず僕にとっては影響を与えています。
【ロックギタリストとして、ジャズ的ハーモニーと対峙する】というのは
ギターを弾いていれば、誰しもが思うことではないでしょうか?
【歪ませて弾くソロ、ペンタトニック以外に何か無いのか?】と考えた瞬間に、
勿論、最初はカールトン、ロベンフォードあたりから始まったとしても
最後にはホールズワースの存在がボスキャラのように頭をよぎる・・・
そのくらいの存在感だと思うわけですよ。
1969年のデビューから、現代の「Djent」、「コンテンポラリージャズ」に影響を
与えて、つまり最古にして最先端でいたアラン・ホールズワースというのは
エレキギターに最も貢献した一人であることは間違いありません。
5月に行われたvol.1の動画がこちらから見れます。
・2017年5月6日異次弦ギターバトルvol.1 1st stage
https://www.youtube.com/watch?v=3nluk3B053I
・2017年5月6日異次弦ギターバトルvol.1 2nd stage
https://www.youtube.com/watch?v=pa4EzaVwxH0
5月ライブ1st Stageのど頭の曲。これは天野丘さんのオリジナルナンバー「Dear Michael」
ですが、この曲は天野さんの敬愛するマイケル・ブレッカー氏が無くなった時に
作曲されたとのこと。この曲も、マジやばい曲でしたね。
それから5月ライブ2nd Stageのど頭のInner Urge。
この曲が、今年の僕には大きな影響を与えましたね。
ホールズワースも「None Too Soon」でカヴァーしてますし、そして、
現代の最高峰のギタリストの一人だと僕が思うカート・ローゼンウィンケルも
カヴァーしています。5月のライブはそういうつもりで演奏し、僕の中では
ホールズワース・リスペクトな感じが強かったんですよ。
なので、僕のフレージングも、なんとなくそういう感じに寄っていっているような気がしています。
2回目のライブは12/25に行われ、5月から半年期間を置いた中で僕も色々な経験を
積みましたので(その辺は、加茂マガVol.50に詳しく書きました)、ちょっと違う意識で
ライブに臨む事にしました。その一つが「イングヴェイとエリックジョンソンから
得た影響を、出して弾くこと」でした。これが2回目のライブの足元です。
簡単に説明すると、緑とオレンジとグレーのエフェクトで「一つのエフェクト」みたいな
感じです。右側にある「黄色のエフェクト」で一つ、という感じです。
緑とオレンジとグレーは、イングヴェイの音、それも、1986年のイングヴェイの音を
ちゃんと出そうという気持ちでセッティングしました。グレーの音はSAM'S Music Service
さんに作ってもらって、DODとNS-2を合体させてもらったものです。Send/Return接続の
ケーブルの取り回しがめんどくさいので。オレンジのDS-1はSoundspriteさんに
コーディネートしてもらって、非常にマーシャルライクなサウンドになりました。
緑色のNoise Killerは、高周波ノイズの対策に保険としてつけておきました。
ライブ会場で使ったアンプはJC-90です。
黄色のエフェクターSHIN'S MUSIC BULLDOG FUZZは、エリックジョンソンライクなサウンドが
出せるんですね。これも、色んな経緯と意味があって、このエフェクトを選択しました。
(その辺は、加茂マガVol.50に詳しく書きました)これらを、BOSS MS-3でスイッチングすると
いう形でライブを行いました。
動画「加茂部屋Vol.60、Vol.61」で、音については詳しく解説しています。
Vol.60の動画は機能の説明、Vol.61の動画は実際に会場でJC-90を使って音作りを
Vol.60の動画は機能の説明、Vol.61の動画は実際に会場でJC-90を使って音作りを
しているシーンをレポートしています。
もう一つ、12/25にはこんな心がけを持って臨みました。それは、「音はロックだけど、
演っていることは、ジャズであること。フュージョンではなくて、ジャズであること」を意識
しました。フュージョンとジャズの違いは僕の中ではフレージングだと思っています。
フュージョンは、やはり【16beatのフレージング】が僕としては聴きたくなります。
でも、ジャズは【スウィングしたビートにノッたフレージング】をしたいんですよね。
そこが大きなポイントでした。
そこで演奏したのが、Donna Leeです。この速い4beatのリズムの中で、マイナーペンタ一発
みたいな演奏だけはしたくなかったということです。でも、ロックギタリストが持っている
バックボーンで演奏しないと意味が無いんですよ。そういう気持ちでこの曲を演奏しました。
この曲はMS-3を活用したオルガン・サウンドで弾いたこともあり、完全なジャズを演奏できたと
思っています。
クリスマスでしたので、クリスマスソング「Have Yourself A Merry Little Christmas」を
演奏しました。これは、エリックジョンソンから僕が受けた影響を出しながら、そして
天野さん、平川さん、河野さんと自由にジャズ・インプロヴィゼーションに向かっていくという
事ができたと思っています。
そして、イングヴェイから受けた影響をストレートに出しているのが「Tell Me a Bedtime Story」
ですね。わかる人はわかると思います。これはイングヴェイを通っていないと出ないタイム感
だと思っています。
最後に、2018年、また新たな道に進んでいくために勢いのある曲を公開しました!
「FOREST FLOWER」です!ここ数年取り組んできたことが全て表現されている演奏と
思いましたので、新たな年に向かうため、ここから上がっていきたいと思います!
皆さん、今年もよろしくお願いいたします!!
最後に、一緒に演奏させていただいた素晴らしいバンドメンバーをご紹介します!!!
平川象士(Drums)プロフィール
東京ディズニーランド・シーの数々のエンターテイメントショーに出演。
現在、Gravitational Force Field(Jazz Fusion)の活動の他、ドラマーとして、熱帯Jazz楽団、
向谷 実とチャージ&バックスetc... Jazzから吹奏楽までジャンルにとらわれない活動を展開中。
向谷 実とチャージ&バックスetc... Jazzから吹奏楽までジャンルにとらわれない活動を展開中。
YAMAHAドラム、Zildjianシンバルエンドーサー。「吹奏楽部員の為のドラム教本」執筆。
河野友弥(Bass)プロフィール
多弦ベース・ウッドベースをマルチに演奏する。ブロードウェイミュージカル「FAME」
「アリスインワンダーランド」のツアー、レコーディングに参加。
共演したアーティスト、稲垣潤一、相川七瀬、真琴つばさ、ライブサポートなど。ヤマハPMS講師。
新感覚ウクレレポップスユニット「はれのおと」でも活動中。
天野丘&加茂フミヨシ(Gt)
天野丘(Gt)プロフィール
これまで、鈴木勲(b)ファミリー、井上淑彦(ts)、大友義雄(as)、福井五十雄(b)、
塩本彰(g)スモール・オーケストラ、大野えり(vo)、中西隆(p)、小島のり子(fl)、
仲宗根かほる(vo)、寺井尚子(vln)、カルメンマキ(vo)等と共演。
現在は自己のジャズ・トリオや、ロック/ファンク色の濃いバンド『The Ossan Band』、『zephyr(田口悌治=井上淑彦=天野丘)』での活動を軸に様々なセッションで活動。
「ヤングギター」に連載『The Incredible Jazz Guitarists』、教則本「初めてのジャズ・ギター」「同レパートリー強化編」「弾けちゃう!ジャズギター」の著者としても知られている。
加茂フミヨシ(Gt)プロフィール
作曲・編曲・プログラミング・演奏・ミキシング・ディレクション全てを手掛ける
マルチミュージシャン。数学を学んでいたのでIT技術も得意。これまで多数のアーティストと
共演しながら研鑽を積む。近年は、エンジニア技術も学び、レコーディングプロデュースも手掛ける。
マルチミュージシャン。数学を学んでいたのでIT技術も得意。これまで多数のアーティストと
共演しながら研鑽を積む。近年は、エンジニア技術も学び、レコーディングプロデュースも手掛ける。
8月の厳しいレコーディング/撮影を突破し、テクニックを向上させたらしい!?
趣味は卓球。
趣味は卓球。
2018.1.1 元旦 加茂フミヨシ
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