某獣医さんのブログには「ロドコッカスの発生で春の訪れを感じる」とありましたが、生産者にとっては恐怖の病い。暖かくなると色々な細菌やウイルスが盛り上がって参ります。一歳は当歳に比べて丈夫で病気にはなり辛いですが、蹄の「砂のぼり」や膝の骨端炎で藤沢は春の訪れを感じます。
骨端炎の原因は急な成長や栄養バランス、放牧地の硬さなど様々です。脚向きや膝付きが起因しますし、血統によるところも大きいですが、特に春先は寒さに取られていた熱量がグッと身体を成長させてくれるので骨端炎になりやすいイメージ。ここを乗り切って月齢を重ねた5月位になると粗方収まりまるのですが、稀にセリ馬でも発症し、体感で100頭に1頭程度位ですかね。まあまあ厄介で治療は栄養のコントロールと運動制限、弊社は気休めではありますが写真のような粘土湿布を使っています。鎮痛、アイシング効果はそこそこ期待でき、流水で冷やすより手間隙が抑えられるので積極的に処置しています。
ただただ放牧しているだけであれば殆ど発症しないんでしょうが、これがセリ馬の難しいところ。ボディコンディションも上げたいが上げると骨端炎が。骨端炎を気にしてコンディションを落とす訳にもいかない。疾病とどう付き合っていくか、どう向き合っていくかはずーっと考えさせられますね。
まあしかし、骨端炎は慣れっこなのでなんとでもなるさ。慣れたくないですけど。
おわり
骨端炎の原因は急な成長や栄養バランス、放牧地の硬さなど様々です。脚向きや膝付きが起因しますし、血統によるところも大きいですが、特に春先は寒さに取られていた熱量がグッと身体を成長させてくれるので骨端炎になりやすいイメージ。ここを乗り切って月齢を重ねた5月位になると粗方収まりまるのですが、稀にセリ馬でも発症し、体感で100頭に1頭程度位ですかね。まあまあ厄介で治療は栄養のコントロールと運動制限、弊社は気休めではありますが写真のような粘土湿布を使っています。鎮痛、アイシング効果はそこそこ期待でき、流水で冷やすより手間隙が抑えられるので積極的に処置しています。
ただただ放牧しているだけであれば殆ど発症しないんでしょうが、これがセリ馬の難しいところ。ボディコンディションも上げたいが上げると骨端炎が。骨端炎を気にしてコンディションを落とす訳にもいかない。疾病とどう付き合っていくか、どう向き合っていくかはずーっと考えさせられますね。
まあしかし、骨端炎は慣れっこなのでなんとでもなるさ。慣れたくないですけど。
おわり
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