バイト、再び

知り合いの牧場から購入した繁殖「リオグランデ」。最も旬でホットなBMSディープインパクトという事もあり、何を配合しようかと今からワクワクしているところです。ハービンジャー、ルーラー、カナロアと錚々たる種牡馬が配合されてきて結果が今一つですから、少しアプローチを変えてみるといいのかもしれません。

バゴ？マクフィ？ルヴァンスレーヴ？
モーリスがが400万なら種付けしたかったなあ(^^;

というわけで、今日は学生時代のバイトについてです。

ご存知の通り、学生時代の藤沢はドライバーのバイトがメインでした。夜はドライバーをしつつ、昼は週末のみ営業のバイトを掛け持ちしていた時期も。口から生まれた藤沢にはうってつけの仕事と思い、友人のつてで始めた営業のバイト、それはそんな甘い話ではありませんでした。

家電量販店の入り口で「Bフレッツ」や「Yahooモバイル」などのブースをご覧になったことはありますでしょうか。私がしたバイトは、あれの売り子です。「抽選会開催中」と撒き餌をし、簡単なアンケートを記入させ、現在のご自宅のインターネット回線状況の情報収集します。15年前の話なので、当時はADSLがそこそこ主流で、それらをBフレッツに契約変更させる、または、他社契約の光回線をNTTのBフレッツに契約変更させるなどの荒業な仕事です。

藤沢は学生時代、関西住だったので相手は全員関西人です。そりゃそうなんですけど、関西人です。バイトは大阪府全域の家電量販店に配属されるのですが、毎週配属される店舗が変わります。関空近くの「りんくう」という地域なんかに行くと尼崎市民に匹敵する口の悪いお客様が多く、もはや関西弁なのかなんなのかわからない言語を使ってきます。本人たちは全く怒っていないのに「僕はもしかして怒られているのか」と勘繰ってしまう位、口が悪いです。

郊外の家電量販店は、口の悪さに慣れてしまえば基本はイイ人達なので契約も比較的とりやすい。インターネットの知識があまり芳しくない人たちも多いので気は楽でした。問題は電気街の家電量販店です。そこは知識をつけたタータンチェックのシャツを纏った、痩せ型のメガネと太目のメガネが大量発生する場所なんです。彼らの楽しみといえば、僕らバイトや社員を持ち前の知識を振りかざして虐める事。いったい何が楽しいのかわかりませんが、マジでいじめきます。15年前、藤沢にマウントとってきたPCオタクどもに今頃正義の鉄槌が下されているに違いありません。そういう人種に提案をすると、「あーいえばこーいう」が返ってきますのでアンケートだけとって終わります。

他には、

・抽選会の景品「うまい棒」を勝手にパクるお客様
・NTTの上着を羽織っている藤沢に「兄ちゃん、髭剃りってどこにあるん。」と聞いてくるお客様
・呼び込みの第一声を少々噛んだ藤沢に「言えてないやん！」とツッコミを入れてくるマダム

などなど、、、
まだまだ他にもおりましたが、何が凄いかと言いますと、彼、彼女らはまったく悪気がないということなんです。シナプスなのかニューロンなのか、藤沢にはよくわかりませんが、思ったことを直球で伝えてくれるやさしさがあるんですねえ。わびさびとか皆無ですよ。

そんな楽しくて自分には向いているなと思った営業のバイトですが、3か月くらいでしんどくなったので辞めました。バイト代は契約の成功報酬も含めると月8日で12万くらいでしたかね？中々、給料のいいバイトでこれを元手に全自動麻雀卓を買ったのですが、すぐ壊れました。

おわり