最近の生産界はダートに完全にシフトしている。
地方競馬の補助金の存在が大きいけど、ダート馬はセリ栄えするのも確か。「ダート馬」という言い方もどうかと思うけど、ここでは皆んなが想像する「大きくて立派で肉付きのいい馬」を勝手に「ダート馬」と定義しておきます。ヘニーくらい突き抜けると午前中も午後一くらいなら芝でも勝負できるので厳密に言うとダート馬ってなんかよくわかりませんね。

いや、体つきではなく、お父さんがダートで活躍したか否かでダート馬orノットダート馬に区別してるのかも。

知らんけど。

そのおかげかなんなのか、藤沢牧場得意の中央ダート1400に陰りが見えているのが現状です。

正直もう飽和状態、ダート界。

中央でダート持ってて、ダメならすぐ地方みたいな「早抹消プログラム」なのも、現在の中央競馬のスケジュールでは仕方ないことです。そして、効率よく回転させるにはダート馬はとってと都合がいいので仕入れる側も気が楽なんでしょう。

というわけで、今日話していたのは、「芝中距離は頭数も少なくて狙い目やぞ。芝馬を生産しろ」でした。

いやしかし、
そのカテゴリには巨大で強大なグループがおるやないですか(怒り)

でも、一個勝って全然出走出来ないダートよりも、長い目でみたら芝馬で中央で粘り強く活躍してもらうのもいいかもしれん。その一個勝つというのが非常に難しいのではありますが。

じゃあどんな種牡馬ならええんやろ、と考えた時にエピファはもうつけられない。安くて2000こなす芝馬を探して見ると、意外といなそう。アイルは短いし、アラジンとか?ロゴタイプは芝でよさそうだけど、マイラーかな。

あ、おった。ゴールドシップとウインブライトだ。
またステゴの呪縛にとらわれてしまうのか、藤沢。売れなくてもいい覚悟でニッチな生産していけば生産者ランキングももう少しあがるんじゃないかな。

いやしかし、いいのか。うーーーん。
地方も大事にしたいし、やはりバランス生産か。
預託繁殖は地方にいくから、そっちは預託に支えてもらうかなあ。

というわけで、
来年の種付けは少し芝にシフトして考えていこうかなと思った藤沢なのであった


おわり