セレクションセール2021
上場番号:221
めす 鹿毛 1月31日生
父:ヘニーヒューズ 母:レッドジュラーレ 母父:ハービンジャー
体重:389kg(5/31)→401kg(6/7)
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本馬が二番仔。初子は去年のサマーセールにて600万円で落札されております。線が美しく、端正な顔立ちがとても印象的な仔でした。

母レッドジュラーレは府中牝馬S(G2)、七夕賞(G3)、小倉記念(G3)を制したイタリアンレッドの子。イタリアンレッドは重賞3連勝は未だ記憶に新しく20戦中13戦で上がり3位以内を記録した末脚は強烈でした。産駒はレッドジュラーレ以外に中央3勝のバレーノロッソ、2019~2021年まで3年連続でロードカナロアを種付けしていることからも期待度がうかがえます。

父ヘニーヒューズは芝ダート問わず一線級を送り出す名種牡馬。特に東京のダートでは無類の強さを発揮しており、地方路線でも昨年のNAR最優秀2歳牡馬と東京ダービーを制したアランバローズを送り出すなど活躍が目覚しいです。6月10日現在のリーディングサイアーランキングでは非社台系種牡馬のトップの賞金を稼いでおります。今年も昨年に引き続き最大の評価がなされるでしょう。

本馬は5月26日に弊社入場し、夜間放牧をしておりました。6月3日から放牧時間を短くしセリ馴致が本格的にスタートしています。現在はサンシャインパドックに1頭放牧です。ヘニーヒューズ産駒の牝馬らしく少しピリピリしたところがありますが、数日で環境にもなれ問題なく進捗しております。本馬の均整の取れた馬体は軸がしっかりと大地に根差しており絶妙なバランスが瞬時にセールスポジションを切り替わる様はあらゆる人々を魅了してくれることでしょう。また、彼女が行う一点で刺さるようなウォーキングは空気抵抗の少ないフォルムがダウンフォースを生み出し推進力になっているようです。刺すようなアジリティは実戦でも必ず活きるでしょう。