本戦前の強化試合である日本対スイス戦を視聴した。
ガーナ戦では3バックで望んだ事から、3バックで
これからも行くのかと思いきや今回は4バック。
4-2-3-1というシステムで望んだ。
さて、視聴後すぐにこの記事を書いているが、まぁ順当に
チームの完成度が高く選手の質も上なスイスに素直に負けたという感じだ。
試合を通して得点の匂いは殆ど感じられなかったし
守りもPKとカウンターでの複数失点。
交代で入った選手も見せ場は特に無し。
意図の通じ合った裏へのパスであったり、タイミングの良い
シュートも無く、ガーナ戦から目に見える収穫が殆ど無いという
残念な試合となってしまった。
奪おうという意識、攻守の切り替えが見えたものの
ワールドカップに出場する国はそれを当たり前にやっている。
そこからチームとして意図的に奪うという流れからの効果的な
攻撃をどこまで出来るのか。
共通認識が浸透していないので奪ってからカウンターという
得点チャンスにも鋭さも乏しく、カウンターからのカウンターという
警戒もあって後続の上がりも遅く鈍い。
結果、まず中央に蓋をされ空いているサイドにパス、そこからクロスを出すも
弾かれてしまう。
というガーナ戦と同じような光景をまたやっている。
引いて守るは別にいい。
ただ、そうなると相手ゴールまで遠い位置から攻撃がスタートする為、
手数を掛けても相手がどんどん戻ってくるので得点の可能性は薄れる。
そこをどうするのか。
残りの強化試合はパラグアイ戦のみ。
このままではもはや勝てる勝てないという話では無く、
更にはゴールを取れる取れないという話でも無く、
本番の試合でチャンスを作れるのかどうかという
次元の低いチームになってしまう。
色々と試したい事はあるのだろうが、チームが出来ていない中で
試したところでどうなんだろうか。