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暁反省会~FIFAワールドカップブラジル大会グループステージ編~

2014/06/28 23:10 投稿

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タイトルが明らかに某番組のパクリですが、タイトルを何にしようか悩んでいる時にパッ!とさいでり…閃いたので、採用しました。ご勘弁を。誰に謝っているのか分かりませんが。新興産業ですかね(笑)。

タイトルや書き出しからも明らかですが、しばらく堅い内容が続いたので、今回は軟らかくいきます。男性は軟らかいとイキませんけどね(おい)。

低俗な下ネタは、マルキージオのゴールを演出したピルロのように華麗にスル―して頂き、FIFAワールドカップブラジル大会のグループステージが終わりました。そこで、その結果を振り返りつつ、私が開幕前に公開した予想の的中ぶりを見て頂きます。「的中ぶりでなく、外しぶりだろ!」という罵声が聞こえてきそうですが、ここぞとばかりに「(∩゚д゚)アーアーきこえなーい」を使っておきます。

○ゴールラッシュに沸く

さて、まずはグループステージそのものですが、とにかく沢山のゴールに恵まれました。全48試合で136点が生まれています。2010年の南ア大会は全64試合で145点でしたから、その多さは一目瞭然です。最多はオランダの10、最低はカメルーン、ホンジュラス、イランの1でした。

ゴールの増加は、クラブチームと同様にリアクション型からアクション型へスタイルの転換が進んだからでしょうか。確かに、“ひきこもり”は一部でした。しかし、守備組織が整備されていない国が多く、“失点という名のゴール”が嵩んだように映りました。センターバックの技量や最終ラインの連携の不足、カウンターに対する脆さは、グループステージで敗退した国に共通する弱点です。

注目された気候への適応力は、さほど結果に影響しませんでした。ベスト16に進んだ国を大陸で分けると、欧州が6、南米が5、北中米が3、アフリカが2、アジアが0。南ア大会は欧州が6、南米が5、北中米が2、アジアが2、アフリカが1で、アジアを除けば大きな差はありません。アジアの各国は、敗因の一つとして検証すべきですが、拘泥(こうでい)し過ぎると本質を見誤りそうです。

個人に目を向けると、各国の“エース”が輝きを放ちました。ブラジルのネイマール、アルゼンチンのメッシ、ドイツのミュラー、フランスのベンゼマ、オランダのロッベン、コロンビアのハメス・ロドリゲス、スイスのシャキリら絶対的な存在がゴールを量産。得点ランキングの上位に名を連ね、チームを牽引しました。


出典)SOCCERWAY

中でもメッシは、4点のうち3点が先制点ないし決勝点。これぞ大黒柱です。3得点を挙げたエクアドルのエネル・バレンシアも、ホンジュラス戦で2点を決めて逆転の立役者となるなど印象的でした。

なお、私が得点王に推したベルギーのルカクは…ノーゴールです(苦笑)。6月8日のチュニジアとのテストマッチで負傷したため、仕方ないですね。

バレンシアを除く8人は決勝トーナメントにも出場するため、得点王争いは混戦です。あとは、どこまで勝ち上がれるか。トップは7点くらいまで伸びそうな気がします。8人から選ぶとすれば、ネイマールです。

では、各グループを回顧します。多く試合を観たグループは分量も多いです。掲載した表で、赤は「全体の最低」、黄は「全体の最高」、予想の青は「的中」、予想の緑は「勝ち上がりは的中」を示します。

<グループA>


開催国はメキシコのGKオチョアに手を焼いたものの、クロアチアとカメルーンに勝って首位で通過しました。圧倒的な強さは感じられませんが、ネイマールの絶好調は心強いです。

2位のメキシコは“本番”で一変しました。北中米予選やゴールドカップでの失態は何だったのか。伝統国の底力を再確認しました。クロアチアは、やや見劣りする守備陣が耐えられず。カメルーンは、毎度お馴染みの内部崩壊でした。

私の予想は、ブラジルが1位、クロアチアが2位、メキシコが3位、カメルーンが4位。イチオシ選手に挙げたのは、ブラジルのチアゴ・シウバ、カメルーンのチュポ=モティング、クロアチアのモドリッチ、メキシコのオチョアでした。クロアチアとメキシコは最後まで悩み、逆でした。口惜しい。オチョアを挙げたのは、褒められていいですよね(自画自賛)。


<グループB>



スペインは、自慢のパス回しが遅く単調で、前線からのプレスも弱体化していました。ポゼッションとカウンターの優劣の問題ではなく、純粋にスペインが“らしさ”を失っていただけです。

オランダは、現実主義のファン・ハール監督による堅守速攻型への切り替えが奏功しました。ファン・ペルシー、ロッベン、スナイデルは3人で点を取れます。スナイデルは不在でも構いません(おい)。強烈無比な“弾”を持っていれば、他の7人や8人で陣地を固めて遠くから撃ち続け、貫通するのを待つのが勝利への最短路です。

チリは、ドルトムントを思わせるハイライン・ハイプレスからのショートカウンターにポゼッションを組み合わせた“ハイブリッド型”です。ハイライトはスペイン戦。面白いようにプレスがハマり、前半は圧倒しました。オランダ戦も、敗れたとはいえボール支配率では大きく上回っています。決勝トーナメントでブラジルを破っても驚きません。

オーストラリアは全敗でしたが、オアーやレッキーといった若手が躍動。彼らの突破力は、世界でも通用しました。守備陣のテコ入れは急務ですが、攻撃陣には光が射し込んでいます。

私の予想は、1位がスペイン、2位がチリ、3位がオランダ、4位がオーストラリア。イチオシ選手は、オーストラリアがオアー、チリがビダル、オランダがロッベン、スペインがヂエゴ・コスタでした。

チリの2位は胸を張れます。選手では、ヂエゴ・コスタが期待外れでしたね…。相互理解が足りないのか、動きが合わず、孤立していました。チリでは、3バックの左を務めているハラが良かったです。彼はサイドバックでもプレーできるくらいスピードと運動量があり、オーバーラップからのクロスで攻撃に厚みをもたらしました。


<グループC>



蓋を開けてみれば、コロンビアが図抜けていました。伝統的にハイレベルな技術とフィジカルに加え、これまでは常に欠けていた組織力も備えており、ペケルマン監督の指導力が窺えます。3連勝は、実力通りです。

コートジボワールは、またもグループステージで敗退。ギリシャ戦の最後のPKは明らかに誤審で、不運に泣きました。日本戦で見せた爆発力をコロンビア戦やギリシャ戦で発揮できなかったのは、メンタルの問題でしょうか。ギリシャは、自らのストロングポイントをブレずに追求する姿勢で、勝利の女神を引き寄せました。鉄壁の守備には脱帽です。日本は、また別の機会に触れます。

私の予想は1位がコロンビア、2位が日本、3位がコートジボワール、4位がギリシャ。イチオシ選手はコロンビアがハメス・ロドリゲス、コートジボワールがヤヤ・トゥーレ、ギリシャがサルピンギディス、日本が山口蛍でした。

1位と3位が当たり、選手ではハメス・ロドリゲスがキレキレ。山口蛍も堂々たるプレーぶりで、4年後が楽しみです。その他、コートジボワールの右SB・オーリエやギリシャのCB・ソクラティスも存在感がありました。


<グループD>



コスタリカが首位で通過するとは、自国民でさえ想像できなかったのではないでしょうか。GKのナバスが好セーブを連発し、DFも集中力を保って3試合を最少の1失点で凌ぐと、少ない好機を確実に決めて勝ち点を積み上げました。日本とのテストマッチでの敗戦が、彼らを団結させたのかもしれませんね。むしろ、ウルグアイやイタリア、イングランドは日本より弱いのです(過信)。

ウルグアイ、イタリア、イングランドの“3強”は、ウルグアイだけが勝ち上がりました。内容は乏しかったものの、スアレスが獅子奮迅。彼なしでは、イングランドを倒せなかったはずです。イタリア戦も存在感は抜群。愚行により、もう見られないのが残念です。イタリアは初戦を制した勢いのまま駆け抜けそうでしたが、2戦目と3戦目は前線が不発。貧打に泣きました。イングランドは、スタリッジやスターリング、ルーニーが脅威を与えたものの、全体的に小ぢんまりとした印象で、とりわけ攻撃に厚みが足りませんでした。決めるべき時に決められず、最下位は妥当です。

私の予想は、1位がウルグアイ、2位がイタリア、3位がイングランド、4位がコスタリカ。イチオシ選手は、コスタリカがブライアン・ルイス、イングランドがスタリッジ、イタリアがインモービレ、ウルグアイがスアレスでした。順位は全く当たりませんでしたが、ウルグアイの突破は予想通り。選手では、ブライアン・ルイス、スタリッジ、スアレスがハイアベレージでした。スアレスは悪い意味でも衝撃を与えてしまいましたが…。その他では、コスタリカのGK・ナバスが当たっていました。俊敏な身のこなし、絶妙な飛び出しなどは一級品です。


<グループE>



波乱がなく、最も順当な結果に終わりました。フランスはリベリの離脱も何のその、攻守に盤石。キャバイエ、シソッコ、マテュイディで組む中盤の逆三角形には圧倒的な“馬力”があり、スイス戦では中央を完璧にシャットアウトして5-2の大勝へと導きました。ジルーやベンゼマ、ヴァルブエナといったアタッカーも好調で、守備陣は大差が付いて緩んだ後に喫したスイス戦の2失点のみと万全。久しぶりに頂点を射止められるレ・ブルーが還ってきました。

スイスは、シャキリやドルミッチ、メーメディ、ジャカら攻撃陣の状態やコンビネーションが一戦ごとに上向いていますが、CBという大きな穴が空いています。ジュルーは簡単にマーカーを見失う上、1対1にも弱く、完全に“不良債権”。センデロスやシェアは高さやパワーがあっても鈍重で、スイーパー的なフォン・ベルゲンは負傷と、アルゼンチン戦が憂鬱です(苦笑)。

エクアドルも力はありました。エクアドルでは俊足を生かしたドリブルでスイスの守備陣を切り裂いたモンテーロ、抜群の身体能力を持つエネル・バレンシアが躍動。堅い守備からの速いカウンターは鮮やかでした。ホンジュラスは3連敗で、随所に実力差が表れていましたが、中盤で攻守に効いていたウィルソン・パラシオスや独特のリズムのドリブルで打開するマルビン・チャベスなど対抗できる“個”もいました。

私の予想は、1位がスイス、2位がフランス、3位がエクアドル、4位がホンジュラス。イチオシ選手は、エクアドルがアントニオ・バレンシア、フランスがポグバ、ホンジュラスがウィルソン・パラシオス、スイスがドルミッチでした。

さすがにスイスの首位通過は狙い過ぎでしたね。フランスと対戦する前は「恐れるに足りん」と強気でしたが、すぐに打ち砕かれました(笑)。イチオシ選手では、アントニオ・バレンシアに元気がなかったですね。フランスのポグバもノーインパクトでした。ドルミッチやパラシオスは合格点。ドルミッチはW杯後にコンディションを崩さなければ、レバークーゼンでもレギュラーを争えます。


<グループF>



ついに代表でも眩い閃光を放ったメッシが、アルゼンチンに3連勝を贈りました。オランダほどでないにせよ、その攻守分業型のスタイルは見栄えが悪く、私も含めた口さがない人々から「メッシ頼み」と責められても仕方ありません。守備陣も平凡で、ベスト8が精一杯ではないでしょうか。ファンの方には申し訳ないですが…。

2位で抜けたナイジェリアは、守護神エニュアマが他国に立ちはだかりました。超人的な反射神経とバネを生かしてスーパーセーブを連発。イランとボスニアをシャットアウトしました。噛み合っていなかった攻撃陣もアルゼンチン戦で好転しましたし、良いムードで決勝トーナメントに臨めそうです。ケシ監督の「メッシは木星から来た」はウィットに富んでいましたね。

ダークホースに挙げられた初出場のボスニアは、ナイジェリア戦で誤審によって取り消されたゴールが痛恨でした。あれが認められていれば、ナイジェリア、イランに連勝してベスト16に辿り着いたはず。もっとも、前線の連携が悪く、ジェコやイビシェビッチというワールドクラスのストライカーを有効活用できなかったのも事実です。

イランは専守防衛を採用し、ナイジェリアに引き分け、アルゼンチンも90分までは抑え込みました。アジア最終予選で8試合中6試合を完封した実績は“本番”でも通用しましたが、将来を見据えた時には少し臆病だったかもしれません。先に繋がるチャレンジを、もっとして欲しかったです。

私の予想は、1位がアルゼンチン、2位がボスニア、3位がナイジェリア、4位がイラン。イチオシ選手は、アルゼンチンがディ・マリア、ボスニアがピャニッチ、イランがデヤガー、ナイジェリアがエニュアマでした。

順位は、2位と3位を逆にしていれば完全的中。想像したよりもナイジェリアが良く、ボスニアは初出場の緊張からか浮足立っていました。選手では、イランのグーチャンネジャドが名前の長さとともに記憶に刻まれました(笑)。オランダのユース代表経験者で、動きの質が高かったです。イランの唯一の得点者でもあります。


<グループG>



ドイツはガーナにこそ苦しめられたものの、ポルトガルとアメリカには完勝でした。レーヴ監督の下で研鑽してきたポゼッションフットボールは完成の域に達しています。パスは流麗に回り、ファイナルサードの打開もスムーズです。決定機の数の割にはゴールが少ないですが、それは贅沢でしょうか。ウィークポイントは守備。CBはフンメルスもメルテザッカーもスピードや俊敏性を欠くため、アジリティに優れたアタッカーには苦慮します。サイドから入ってくるボールにマークを外してしまう悪癖も解消されていません。前線に速さがあるアルジェリアは、嫌な相手です。

得失点差でポルトガルを退けたアメリカは、全員がハードワークし、ミスも少ない“勤勉”なチーム。スペシャルなタレントはいませんが、個々の平均点は高く、全員が確実に仕事をこなします。バイエルンで大失敗したクリンスマン監督は名誉挽回ですね。

ポルトガルは、ワールドクラスのストライカーがいれば…という例年通りの結論です。ガーナはドイツ戦と同じプレーができれば2位を手にできたはずですが、大事な時間帯でミスや不運に祟られました。アフリカ勢では最もヨーロッパナイズされたチームでありながら、内紛も発生。3戦目の直前にムンタリとプリンス・ボアテングが放逐されました。疫病神にでも憑かれたかのような、不可解な終焉でした。

私の予想は、1位がドイツ、2位がガーナ、3位がポルトガル、4位がアメリカ。イチオシ選手は、ドイツがゲッツェ、ガーナがアンドレ・アイェウ、ポルトガルがモウチーニョ、アメリカがデンプシーでした。

アメリカは実力でなく監督を疑いましたが、裏目。フィニッシャーの質を欠くポルトガルの3位は自信がありました。選手では、ゲッツェとアンドレ・アイェウが活躍。ゲッツェは、まだ“五分咲き”くらいで、“満開”になれば主役を張れるのですが。


<グループH>



アルジェリアに魅了されてしまいました。技術とスピード、裏への飛び出しに長けた1トップのスリマニ、ドリブルやパスで“違い”を生み出すトップ下のブライミ、ルーツを同じくする元フランス代表のジダンと重なる右サイドのフェグーリ、高い打通力を有する左サイドのジャブの4人で構成される前線は、多種多様な攻撃を展開。観る者を飽きさせません。守備は“泣き所”ですが、全員が高い守備意識でカバー。サボる選手はおらず、ハリルホジッチ監督の優れた指導力が垣間見えます。

タレント揃いのベルギーは、順当に勝ち上がり。ロシアは可もなく不可もなくで、攻撃も守備も「これ」という決め手がありませんでした。韓国は守備が壊滅的。最終ラインは乱れに乱れ、全員の守備意識も希薄でした。攻撃もソン・フンミンの個人技かキム・シンウクの高さに依存するばかりで、連動した崩しは皆無。これほど弱い“虎”は始めてです。アジア勢で最弱と断言できます。

私の予想は、1位がベルギー、2位がロシア、3位が韓国、4位がアルジェリア。イチオシ選手は、アルジェリアがフェグーリ、ベルギーがルカク、韓国がソン・フンミン、ロシアがココリンでした。ルカク以外は、それぞれ奮闘しました。


○決勝トーナメント1回戦は、メキシコとスイスに勝機

日本時間で25時に決勝トーナメント1回戦の火蓋が切って落とされます。


出典)SOCCERWAY


それも予想しておきます。

ブラジル対チリは好勝負になりそうですが、最後は決め手で勝るブラジル。コロンビア対ウルグアイは、3連勝で勢いに乗るコロンビアがスアレスを失ったウルグアイを下すでしょう。

オランダ対メキシコは、メキシコ。オランダは、グループステージで爆発し、決勝トーナメントでコロッと負けるのが近年の“伝統芸”です。コスタリカ対ギリシャは、まず視聴率が心配(笑)。コスタリカの快進撃は、ギリシャでは止められないと予想します。

フランス対ナイジェリアは、フランス。ここは実力差がありそうです。ドイツ対アルジェリアは、激闘の末にドイツ。アルジェリアは侮れません。

アルゼンチン対スイスは、メッシを封じ込められればスイスに勝機が到来します。チーム力で比較すると、スイスが上ではないでしょうか。ベルギー対アメリカは、ベルギー。アメリカは堅実ですが、パンチ力が不足しています。

結果は、いかに。


コメント

シュ~~~~
No.1 (2014/06/28 23:19)
なんでこんな上から目線なのに予想外れまくるの?
暁 空也 (著者)
No.2 (2014/07/01 11:36)
>>1

ベスト16のうち当たったのは56%ですから、褒められるレベルにありませんね。予想は難しいなと改めて思いました。

予想に限らず、この手の投稿を続ける人間は、誰もが偉そうに主張するものです。自分に自信がなければ、公開しませんから(苦笑)。
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