「あれ? どっかで会ったことありますよね?」

「あ! こないだテレビ出てた人だ!
でも、なんのテレビだっけ?」

「お~! 久しぶり~! 俺だよ俺!
……。いや……、間違えたかな? 誰だっけ?
あ、すいません! 知り合いに似てたもんで(笑)。テヘ」


↑このように

街で声をかけられることならよくある
と、語っていたのはこのビル清掃のバイトの先輩。

と、いってもただの先輩ではございません。

元AV男優の先輩である。


この先輩の話によると
当時の有名女優とのカラミもかなり多かったらしく、
かなりの数の日本国民に見られてることは見られてるらしいので

↑のように

『なんかみたことあるような?』感覚で声をかけられるらしい。

AV男優とはそうゆうものなのか。


ちなみに僕はこの先輩が出てるAVを見たことはないので、
もしも、この先輩が虚言癖のある人だったとするなら
ここまでの流れは全てフィクションとゆうことになるのであしからず。

とりあえず羨ましかったことだけはノンフィクションである。

羨ましかった?

ならば、全く進展のないパンクバンドの道などあっさり捨てて
AV男優の道に進むとゆう手だってあるじゃないかあの頃の俺よ!

と、薦める気はないかな。

と、言えるくらい
僕は現在も楽しくセクアンをやらせていただいている。


先日も渋谷クラブクワトロとゆう
有名人くらいしかやらないようなところで
ワンマンショーをやらせていただいたばかりである。

このコラムの愛読者(いれば)ならご理解いただけると思いますが、

『この俺がそんなとこでやらせてもらっていいの!?』

である。

まぁ、どこでやろうがライヴはライヴなので関係ないっちゃあ関係ないのですがね、
大きめな会場でのワンマンショーの時はやはり、
スタッフさん達の人数が急に増えたりするので、
そして、その大勢の人達が朝からステージを組んでくれたり
いろいろやってくれてるのを見たりするたびに


『こんな俺たちのために!?』

と、嬉しいような申し訳ないような複雑な気持ちでいっぱいになります。

もちろんそうゆうときに派遣されてくるバイトのスタッフの中には

「セクアン? なにそれ知らねぇし(笑)(笑)。
バイトだからきただけ~」

みたいな人も混ざってるんだろうなとも思うし、

いや、むしろ大半の人間が、俺たちのために来たとゆうよりも

「仕事だから来ただけ~
とっとと帰りてぇ~」

と、思ってるんじゃないのか!

あれ? また話がそれた。


とはいえ製本屋等に派遣されてた(このバイトの話はいずれ)僕のライヴに
派遣のバイトの人が来てくれるのを見ると
信じられないような気分に毎回させられるのです。

ほんとに全ての人にありがとう!


とにかくバイトなんてものは時間の無駄!

本当はこんな仕事してるような俺じゃないのに!

なんか嫌なことあったらとっとと辞めてやる!


↑これが人間の本音でしょう。

↑人間の本音じゃないなら僕の本音です。


しかし、どんな仕事であろうと
目の前にある任された仕事をちゃんとやれないような奴は何やったってダメ!

と、なんかの本に書いてあったような?
またバンドやろうぜかな?

なので僕は比較的バイトとなると真面目に働いた