ぬこまた釣査団

真冬の東京湾でカレイ・アイナメ釣り [投げ釣りと銅付き仕掛け]

2017/02/15 14:46 投稿

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  • カレイ
  • アイナメ
この記事は2017年2月9日に行った東京湾でのカレイ・アイナメ釣りの記事です。

いつも番組、ブロマガをご覧いただきまことにありがとうございます。
カルモア釣査団 隊長の大西です。





昨年に続き、今年もカレイとアイナメを狙った。

共に東京湾では秋~初春にかけて狙う人も多く、岸壁や海釣り公園は真冬にもかかわらず釣り人で賑わっていることが多い。寒いのによくやるな~と思うかもしれないが、カレイは簡単には釣れない。そこが釣り人を躍起にさせている。


僕はまともに釣ったことがないのだが、カレイの竿先にでる繊細なあたりや、引き味、食べて美味しいなど1匹を狙う価値は高い。


またアイナメはカレイと違ってアタリが出たときはガツガツッ!と竿先に反応がでる。

細かく言うと両者の生息場所は違うのだが、どちらもハイシーズンなので両方狙えるエリアを選択した。


そして放送当日、僕らは最高気温4℃の中、気が狂う気持ちで昨年の屈辱をはらすため、また絶滅したかもう一度確認しようと思い現場に向かった。





【タックル&仕掛け】


ロッド:360cmの投げ竿(サーフレイダー)
リール:ダイワ3000番(リーガル)
メインライン:PE2号
リーダーライン:フロロカーボンライン8号(東レ 船ハリス)

色んな魚種に流用できるセットなのでおススメ!



仕掛けは市販のセットを購入。

・カレイ仕掛け

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基本的な投げ釣り仕掛け。

ジェット天秤という赤色のオモリ側に道糸を結び、ワイヤー側に仕掛けを結ぶだけ。
仕掛けも1セット200円~400円で売っているので3つほど用意すればOK。

天秤も根がかりを考慮して3つは必要。



・アイナメの仕掛け

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銅付き仕掛けと言われ、カレイの仕掛けとはオモリの位置が異なる。

先に道糸に仕掛けを結び、一番下にオモリを取り付ける。

針が中に浮くことで魚に対するアピールや根がかり防止にもなる。
アイナメを狙うなら針のサイズは10号、ハリス3号以上が良い。






【釣りスタート/カレイ狙い】


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カレイ狙いの竿は2本用意した。

カレイは基本砂泥地帯に生息しているため、仕掛けは20~50mの間に投げた。
50mほど投げれば海に繋がる運河の船道まで届き、水深が深くなっている。


投げて放っておくと☆の餌食になるため、時たま手前にさびき襲撃の回避を図った。

しかし奴らを甘く見てはいけない。


臭いをかぎつけ、どこまでもエサを狙ってくる。

今回はアオイソメ(青虫)とイワイソメ(本虫)を用意したのだが、勿論単価がアオイソメの2.5倍もするイワイソメを食ってきた。



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今となっては投げ釣りで釣れないと寂しい存在にさえなっている…


その後も投げ釣り釣れるのはお馴染みのメンツのみ。


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僕らの放送では色んなハゼが釣れるのだが、こいつはお初。

調べたところ恐らく、アカオビシマハゼかシモフリシマハゼ。


どちらも日本のほとんどの沿岸部に生息し若干の違いはあるらしいのだが、比べてみないと2種の違いが解らなかった。







【アイナメ釣り/銅付き仕掛け】



アイナメは岩礁帯やテトラポット、壁際を住処としているため仕掛けの投入点をカレイと変える必要があった。

今回は壁際しか狙うところがなかったので2本を手前に投げ、足元まで寄せてそこで定位させた。


1月に鳥皮を使って夜釣りで大きい魚をかけたので、ムシエサを使うとなるとさらに可能性は上がると期待していた。



釣り開始当初から微妙なアタリはあるものの、合わせると乗らない悶絶を繰り返した。



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2時間のプリンタイム中、今までとは違う大きなアタリがあったので無理やりプリンを流し込みむせこみながら上げると1年ぶりの長い物が釣れた。


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ギンポ:お久~



恐らく、一年中沿岸部に居座る魚。地元岡山でも敷石に乗って穴釣りをしていると良く釣れたようにこいつも根周りがお好きのよう。


体感気温1℃の中、3時間以上粘ってみたもののターゲットのカレイとアイナメは釣れなかった。



顧問は今回もエサとりを何とか釣る展開になり、フグではあるが勝ち誇っていた。



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NGN氏は…






【まとめ】


東京湾からカレイとアイナメは絶滅した?!

いや実際はそんなことはないw

釣る人は釣っているので腕を上げたりタイミングやポイント選択で可能性を上げることはできる。

ここからは憶測になるのだが、東京湾は公的機関の出している資料を見ても海水温が上昇してきているので、冷水系であるカレイやアイナメは減ってきているのではないか。

反対に暖かいエリアに住むヒラマサやハタ類が関東でも釣れるようになっていることからもそう感じずにはいられない。


カレイやアイナメ釣りは逆境を迎えているかもしれないが、僕たちはまだ可能性を信じて来年も超寒い中、竿を振るつもりである。



僕たちは生放送を通じて釣りをPRする活動を行ってます。

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