カルモア釣査団 隊長の大西です。
うなぎの記事の前にお知らせ。
fimo釣りチャンネルの総来場数が100万人に達成した。
いつからかニコニコの仕様変更で総来場者数が確認できなくなったのだが、
顧問が淡々と3年前の番組から視聴数を確認して総数を弾き出した。
fimo釣りチャンネルをご視聴いただいた全ての視聴者の皆様、本当にありがとうございます。
顧問、お疲れ様でした。
立ち上げ当初(大西は途中参加)は電波の問題で一放送で5回も止まることがあったり、映像や音声の問題で悩まされるなど屋外配信の厳しさを痛感。
さらにTVでは数日掛けて完成させる釣り番組を3時間前後の生放送で完結させるハードルなど、
「釣りの生放送」は向いていないのでは?と感じることもしばしば。
それでも放送を重ねるうちに観てくださる人も増え、「釣れなくても面白かった」という声も上がってくるなど、やっていることに少しずつ自信がつき、ここまでやってこられました。
屋外配信をストレスなく皆様に観ていただけるようにこれからも努力を惜しまずやっていきます。
これからもよろしくお願いします。
続きまして、うなぎ釣り!
今年もうなぎ釣り決行。
昨年のうなぎ釣り放送はほぼ100点に近いスコアで締めることができた。
そうなると2回目の放送のかかるプレッシャーは相当なのも。
故に、放送前の1週間は4回もうなぎを探しに近所のうなぎポイントに足を運んだ。
結果、うなぎの「う」の時もみつからなかった。
見つかったのは最寄の駅前に堂々と構えられたうなぎ屋。
ここに来る展開だけは避けたい…。
まあ、プラ(事前調査)で釣ったところで参考にしかならないので強気で放送に挑んだ。
仕掛け
竿:3m前後の投げ竿
リール:2500番~3000番
メインライン:PE1号前後
オモリ:中通しオモリ 15号
針:うなぎばり 14号
今回はうなぎのエサとなるミミズを事前に森から調達してきた。
総数にして30匹強。半夜でもいける量を採ってきた。
ミミズは大小ともに釣具屋でも購入が可能。しかし野生のミミズは活きが違う。
採取中に判ったのだが手に取ったときの筋肉質な体にキレのある動き、そしてその大きさ。
貴様、スーパーサイヤミミズだな?
うなぎを呼び寄せる力があるなら見せてもらおう。
いつもの様にぶっこみ釣り仕掛けを投入。
釣り開始
うなぎは夕暮れから2時間が時合と聞く。
どの釣り場で会った猛者たちも基本、この時期だと19時から21時までやって切り上げると言う。
そもそもうなぎは夜行性。夕方辺りから活発的にエサを捕食し始める。
つまり、大体2時間くらいで食いあさってお腹がいっぱいになるということか。
シーバスなんかは口から食ったものが見えるほどたらふくエサを食うがうなぎは必要なエサしか食わないのかもしれない。
だとすると時合の2時間は全神経を集中して釣りに取り掛かりたい。
隣の釣り人
隣の釣り人が女性のせいで釣りに集中できない(隊長失格)
たまたま隣で釣りをしている女性がいた。
そしてたまたま生放送をしていた。
さらにたまたま釣査団を知っていた。
これがたまたまだったら宝くじの3等くらいは当たるんじゃないかと思ってしまうだろう。
会員の方には前もってご説明していたが、すいませんたまたまではない…。
女性の方は僕が学生の頃から釣り番組や雑誌等で活躍されている、永浜いりあさん。
僕らの番組にゲストとして参加されるよりはこういうスタイルでの方がよろしいかと思って
たまたま隣の釣り人を装ってもらったw
岸からシーバスやうなぎを狙っている方からすると厄介な存在とされているニゴイにも興味を持ってくれた。
ニヤニヤしていたのは女性がいるからではなく、久々に竿で魚を釣ったからだ。
そこを勘違いされている方が多かったが、任務中の邪念は許されない。
大西タイム
最近カルモア釣査団を見出した方はご存知ないだろうが、カルモア釣査団放送には大西タイムと言うものがある。
それは放送開始から2時間後に魚が釣れるというものだ。
名前として定着しているくらいだから統計上、本当に2時間後に釣れることが多かった。
しかし今はどうだろう。大西タイムなど本当にあったのだろうか。
まるで展開が変わっている…w
神回とは言わせない
これまでうなぎっぽいアタリは何度かあった。
ヒットまで持ち込めなかったが、上げてみるとミミズが食われていた。
元々、野生のミミズは筋肉質のせいかややちぎれ易いように感じた。
それに比べ、釣具屋で売っているドバミミズは元気こそないがちぎれることはない。
うなぎなのか、そうでないのか解らないまま、また竿にアタリがでた。
今度は明確に竿がグングンと押さえ込まれた。
ニゴイなら竿を持っていかれるくらい引くのだが、そこまでのアタリ方ではない、うなぎっぽいアタリ。
しばらく穂先を見つめ、次のアタリを待ったが反応は止まってしまった。
「よし上げよう」
ドラグを締め、思いっきり竿を煽った。とその時だ
パンっ
聞きなれてはないが一度聞くと耳に残る、カーボンの破断音が頭上から聞こえた。
一瞬、?となるのだが認識するまでに2秒もあれば十分。
竿が折れた
ショックすぎてブログでは触れないようにしようとしたが、皆さんの盛り上がりをみて傷口に塩を塗る思いで書いている…。
ただひとつ報われたことがあるなら放送中に折れてくれたこと。
これがプラベートの釣りならネタにもならないw
3年前、バイクで本州を一周したときにコンパクトかつジグも投げられるロッドが欲しいと思い2万弱で買ったロッド。
そりゃ相当の思い出がある。初めて青物を釣ったのもこれ。岡山で70upのシーバスを釣ったのもこれ。なまずやアナゴ、マゴチまで色んな魚を釣らせてもらった。
折れてしまったが、決してゴミではないw
修理すればまた使えるのでタイミングをみて釣具屋に持っていくことにしよう。
今年もドラマティックなラスト
最後の最後で竿にアタリがでた。
そういえば昨年は最後にドラマうなぎが釣れた。
今年もそのパターンかと思い、反応があった竿を見つめた。
糸を送ると送った分だけ魚に持っていかれた。
これは確実に付いている。
神にお願いする気持ちで竿を煽った。
何かが釣れている。
この重量感、魚信、全てが昨年のうなぎ放送とオーバーラップした。
家に帰って蒲焼を食っている自分を妄想した。
何より、視聴者の皆さんと今年もうなぎ釣りの興奮を共有できる。
うなぎが釣れる。みんな幸せ。
みんなしあわ…
せ?
夢は打ち砕かれた。
これさっき釣ったニゴイじゃね?
姿かたちまるで一緒だった。
これかカルモア釣査団の近況。ただでは終わらない。
番組、ブロマガをご視聴いただきありがとうございました。
これからも楽しい釣り番組をお届けできるように努力を惜しまずやっていきます。
どうか見放さず、これからもよろしくお願いします。
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