いつも番組をご視聴いただき誠にありがとうございます。
カルモア釣査団の大西です。
今回は中国四大家魚チャレンジ 第二弾
ソウギョ
企画にあたり僕が参考にしている書籍がこちら
http://www.aouo.com/book.html
そしてアドバイザーとしてコンタクトを取らせていただいている方が
このソウギョの釣り「浮かせ釣り」の第一人者である呑口さん。
関東で四大家魚を狙う上で手探りではあまりにも長い道のりになると考え、
アドバイスをいただきながら釣りを組み立てることにした。
そもそも中国四大家魚とはその名の通り、中国からいらした魚。
日本が食糧難の時代に「食材」としてソウギョだけが移植される予定だったのだが、大陸クオリティのせいかハクレンやアオウオ、コクレンの稚魚も日本に入ってきたそうだ。
今ではコクレンは幻に近い魚であるが目撃情報もあることからまだ日本にいると思われる。
ソウギョをどう狙う?
7月20日、勝手にレベル23と決め付けたソウギョを狙いに都内の某河川に向かった。
ソウギョを狙うやり方は検索してみると色々あるみたいだ。
パン鯉のような釣りやルアーを使っても釣れるらしい。基本、ソウギョも外来魚とは言え
コイ科であることから雑食なのであろう。テナガエビだって食べるらしい。
その中でもクロダイに勝るとも劣らない雑食性の極みが草を食べることだ。
写真は川岸に生えているアシ。
どうやらこれを一日に数キロも食べるらしい。
このアジが川の増水や、干満で水中に漬かったタイミングで、ソウギョも川岸に近づき
口でむしゃむしゃと噛み切って食べる。
まさにアジアのベジタリアンフィッシュ。
水中にエサが潤沢にある訳ではない、命を掛けてエサを取り合う自然界でソウギョはあえて争いを避け、地上にある"草"も食べる選択をしたのだろう。
その食性を活かし、呑口さんはアシをエサにした「浮かせ釣り」を考えた。
僕はその一般的な釣りエサを使わない奇天烈な釣りをやってみたいと思った。
下調べ
「釣りはまず自分で模索してみなさい」と呑口さん言われた。
ポイントから時合、潮周り全てを聞こうと思っていたが釣りの名人の域まで行かれた方からそういわれたのではおいそれと質問もできなかった。
とりあえず、ポイントを探した。途中、呑口さんが1mオーバーのソウギョを釣ったポイントの写真が公開されてあったのに気がつきそこに行ってみたところアシが結構生えていた。
ただその写真も何十年も前なので、ソウギョは今でも回遊しているのかが疑問だったので現場調査を決行した。
アシが生えているとはいえ、水に漬かっているアシなどなかった。
これじゃソウギョが食えないではないか…。と取りあえずいくつかアシをなぎ倒してみた。
今思えば水が浅い。しかしこれでも翌日の夜に確認してみたところ、、
アジは葉の部分がかじられていた。
少なくとも24時間のどこかで回遊しているヒントを得た。
何だかんだ4夜現場調査に行ってアシが食い散らかされていたのは2回。
回遊にはムラがあるのだろうか。僅かな手がかりを元に本番に挑むことにした。
初のソウギョ釣り開始
どこかの秘境かな?
いえ、ここは都内。人口1600万人もいる東京の一風景。
あえて場所は言わないが、東京を挟む東西の県境を流れる河川はまだまだ地方河川のような整備され尽くされていない自然が残っている。
その代わり蚊も多い。
ここに陣取り釣りをスタート。
先ほどの写真だがエサはこれ、アシ。
このアシにチヌ針を3本装着し、水面に浮かせておく。
故に、浮かせ釣りと言うそうだ。
今回は暗視カメラがあることに気がつき、ちょっと変わった画に。
草を使った釣りになるので、ソウギョ以外に食ってくる魚は皆無。
つまりソウギョが釣れない限りは本当にすることがない。
さらにソウギョは自身危険のある岸際に捕食をしに来るのでその警戒心は強いらしい。
よってライトはおろか話し声さえ極力小さくする必要がある。
じっとしていると退屈なのか、結果的にこんなボケをやる羽目になった。
見れば見るほどシュールだ…。
暗闇から訪問者
背景のマンションを知っている人からするとハッ!としただろう。
真っ暗な中、こんな目立つデカイマンションが立っている場所はそんなにないはず。
真っ暗な中釣りをしていると、永野氏の後ろからぬーと人影が見えた。
こんな場所で人影?
あ、永野氏はもう既に手遅れだと思った。
しかし失礼なことに黒い影は視聴者の方だった。
その後、もう一人来てくださった。
コーヒーやプリン、僕がダビングし忘れた放送データまで色んなものをいただいた。
本当にありがとうございます!
お一方は後援会限定のメンバーズカードを持っていたので気の毒ではあるが、
これからの釣行が危ぶまれる…。
冗談です。これからもカルモア釣査団のご支援をよろしくお願いいたします。
ソウギョ釣り、第一回目はノーフィッシュ
今回は初めてのこともあり、ややグダグダで終わってしまった…。
一番のミスは葉っぱが水面から数10分間、浮いていたことだろうか。
浮かせ釣りはエサを宙ぶらりんにする釣りではない。
その辺は今後、改善したい。
また、堰の上だから干満差はないと思っていたが、実際調べてみるとあったのだ。
放送中は頑なに堰上だからない!と言い張っていたのが恥ずかしい…。
というか詰めが甘かった。
折角の放送なのにもったいないことをしてしまった。
しかし、干満差があることからソウギョの時合いが絞れた。
満潮前後で夕方か早朝にあたる時間がソウギョが捕食する時間かもしれない。
満潮時なら少しはアシが水中に入っているので、そのタイミングを理解しているソウギョなら
必ず様子を見に寄ってくるはず。
ソウギョは釣れるまで何度でも挑戦する。
中国四大家魚を生放送で制覇するまでは川へ通い続けるぞ!
カルモア釣査団の大西です。
今回は中国四大家魚チャレンジ 第二弾
ソウギョ
企画にあたり僕が参考にしている書籍がこちら
http://www.aouo.com/book.html
そしてアドバイザーとしてコンタクトを取らせていただいている方が
このソウギョの釣り「浮かせ釣り」の第一人者である呑口さん。
関東で四大家魚を狙う上で手探りではあまりにも長い道のりになると考え、
アドバイスをいただきながら釣りを組み立てることにした。
そもそも中国四大家魚とはその名の通り、中国からいらした魚。
日本が食糧難の時代に「食材」としてソウギョだけが移植される予定だったのだが、大陸クオリティのせいかハクレンやアオウオ、コクレンの稚魚も日本に入ってきたそうだ。
今ではコクレンは幻に近い魚であるが目撃情報もあることからまだ日本にいると思われる。
ソウギョをどう狙う?
7月20日、勝手にレベル23と決め付けたソウギョを狙いに都内の某河川に向かった。
ソウギョを狙うやり方は検索してみると色々あるみたいだ。
パン鯉のような釣りやルアーを使っても釣れるらしい。基本、ソウギョも外来魚とは言え
コイ科であることから雑食なのであろう。テナガエビだって食べるらしい。
その中でもクロダイに勝るとも劣らない雑食性の極みが草を食べることだ。
写真は川岸に生えているアシ。
どうやらこれを一日に数キロも食べるらしい。
このアジが川の増水や、干満で水中に漬かったタイミングで、ソウギョも川岸に近づき
口でむしゃむしゃと噛み切って食べる。
まさにアジアのベジタリアンフィッシュ。
水中にエサが潤沢にある訳ではない、命を掛けてエサを取り合う自然界でソウギョはあえて争いを避け、地上にある"草"も食べる選択をしたのだろう。
その食性を活かし、呑口さんはアシをエサにした「浮かせ釣り」を考えた。
僕はその一般的な釣りエサを使わない奇天烈な釣りをやってみたいと思った。
下調べ
「釣りはまず自分で模索してみなさい」と呑口さん言われた。
ポイントから時合、潮周り全てを聞こうと思っていたが釣りの名人の域まで行かれた方からそういわれたのではおいそれと質問もできなかった。
とりあえず、ポイントを探した。途中、呑口さんが1mオーバーのソウギョを釣ったポイントの写真が公開されてあったのに気がつきそこに行ってみたところアシが結構生えていた。
ただその写真も何十年も前なので、ソウギョは今でも回遊しているのかが疑問だったので現場調査を決行した。
アシが生えているとはいえ、水に漬かっているアシなどなかった。
これじゃソウギョが食えないではないか…。と取りあえずいくつかアシをなぎ倒してみた。
今思えば水が浅い。しかしこれでも翌日の夜に確認してみたところ、、
アジは葉の部分がかじられていた。
少なくとも24時間のどこかで回遊しているヒントを得た。
何だかんだ4夜現場調査に行ってアシが食い散らかされていたのは2回。
回遊にはムラがあるのだろうか。僅かな手がかりを元に本番に挑むことにした。
初のソウギョ釣り開始
どこかの秘境かな?
いえ、ここは都内。人口1600万人もいる東京の一風景。
あえて場所は言わないが、東京を挟む東西の県境を流れる河川はまだまだ地方河川のような整備され尽くされていない自然が残っている。
その代わり蚊も多い。
ここに陣取り釣りをスタート。
先ほどの写真だがエサはこれ、アシ。
このアシにチヌ針を3本装着し、水面に浮かせておく。
故に、浮かせ釣りと言うそうだ。
今回は暗視カメラがあることに気がつき、ちょっと変わった画に。
草を使った釣りになるので、ソウギョ以外に食ってくる魚は皆無。
つまりソウギョが釣れない限りは本当にすることがない。
さらにソウギョは自身危険のある岸際に捕食をしに来るのでその警戒心は強いらしい。
よってライトはおろか話し声さえ極力小さくする必要がある。
じっとしていると退屈なのか、結果的にこんなボケをやる羽目になった。
見れば見るほどシュールだ…。
暗闇から訪問者
背景のマンションを知っている人からするとハッ!としただろう。
真っ暗な中、こんな目立つデカイマンションが立っている場所はそんなにないはず。
真っ暗な中釣りをしていると、永野氏の後ろからぬーと人影が見えた。
こんな場所で人影?
あ、永野氏はもう既に手遅れだと思った。
しかし失礼なことに黒い影は視聴者の方だった。
その後、もう一人来てくださった。
コーヒーやプリン、僕がダビングし忘れた放送データまで色んなものをいただいた。
本当にありがとうございます!
お一方は後援会限定のメンバーズカードを持っていたので気の毒ではあるが、
これからの釣行が危ぶまれる…。
冗談です。これからもカルモア釣査団のご支援をよろしくお願いいたします。
ソウギョ釣り、第一回目はノーフィッシュ
今回は初めてのこともあり、ややグダグダで終わってしまった…。
一番のミスは葉っぱが水面から数10分間、浮いていたことだろうか。
浮かせ釣りはエサを宙ぶらりんにする釣りではない。
その辺は今後、改善したい。
また、堰の上だから干満差はないと思っていたが、実際調べてみるとあったのだ。
放送中は頑なに堰上だからない!と言い張っていたのが恥ずかしい…。
というか詰めが甘かった。
折角の放送なのにもったいないことをしてしまった。
しかし、干満差があることからソウギョの時合いが絞れた。
満潮前後で夕方か早朝にあたる時間がソウギョが捕食する時間かもしれない。
満潮時なら少しはアシが水中に入っているので、そのタイミングを理解しているソウギョなら
必ず様子を見に寄ってくるはず。
ソウギョは釣れるまで何度でも挑戦する。
中国四大家魚を生放送で制覇するまでは川へ通い続けるぞ!
今回も放送、ブロマガをご視聴いただきありがとうございました。
僕たちは生放送を通じて釣りをPRする活動を行ってます。
この活動への協力に、関心のある方はこちらからお願い致します。
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文=大西
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