いつもご視聴いただきまして誠にありがとうございます。
カルモア釣査団隊長の大西です。
カルモア釣査団、因縁のクロダイ対決。
これまでの対戦結果
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
クロダイのルアーフィッシング→完封負け
落とし込み釣り→完封負け
ユムシを使ったぶっ込み釣り→完封負け
渚チヌ釣り→完封負け
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そう、未だ勝ちどころかヒットさえない。
まるで歯が立っていないのだ。
クロダイは幻の魚なのか？
実はクロダイが居ない地域のほうが少ない。
僕らが拠点を置く関東では一級河川から小河川、港湾部とクロダイはたくさん要る。
水の透明度によっては岸の上からクロダイが泳いでいるのさえ見える。
しかし、泳いでいるクロダイに限って釣ることは困難で、奴等からも当然人間が見えている。
そのせいで警戒心が高く、何をどうやっても僕は仕掛けを食わせることができない。
食性においてもクロダイは雑食で何でも食べるらしい。
スイカやコーンなど普段水中に存在しないものまで興味なのか匂いなのか、何らかの理由で口にする。
数が多い割りに頭の良いクロダイを如何に釣ろうかと今回考えた仕掛けはマイクロテンヤ。
仕掛け
マイクロテンヤ
船から行うマダイのテンヤ釣りに使うテンヤを３ｇ前後まで小さくしたもの。
エサ釣りではあるが、ルアーのように上下に誘いを入れたり、壁際に落としたりアクションを付けて魚を誘う釣り。
基本はモエビをエサとして行う。
生きたエビを使うわけなのでアピール力は抜群か？！
エビが仰向けになっているが決して逆付けしているわけではなく、説明書にはこう書いてあった。
実際、これとは逆に付けてみると当然、エビが逆に反り返り体が折れる…。
僕はマイクロテンヤ以外にほとんど経験のないフカセ釣りタックルも用意した。
こちらは飛ばしウキを付けて放り込み、長めにとったハリスを沈めて海底にいるクロダイを狙う釣り。手元の下にあるオレンジのウキ見たいな仕掛けは目印用にケミ蛍が装着できるもの。
多少浮力があるので今回は半ウキとして使用。
顧問はルアーフィッシングメイン。
・メバル用のソフトルアー
・メバル用のハードルアー
今回のテーマ
シャロー（浅場）に刺した（やってきた）クロダイをフィーーッシュ！！（釣る）
顧問ご用達の雑誌、「磯投げ情報」によるとこの時期、漁港のスロープ（船を出し入れす所）までクロダイが入ってくるらしい。
雑誌によると、アオイソメを一本掛けしたフカセ仕掛けで狙うと言う。
紹介されていた漁港は水深が5ｍほどあり、堤防の外側は大きなテトラが積み重なり、磯も隣接しているまさにクロダイにとっては聖地。
夜になると大量にストックされたクロダイがエサを探して追い込みやすいスロープにやってくると言うことだろう。
釣り開始
マイクロテンヤの釣りをしてみて思ったことはほぼルアー釣りの様な感覚。
エビを毎回付け替える作業はあれど上下の誘いや海底をずる引き感じは関西のラバージグを使ったルアークロダイ釣りに似ている。
ただ１つ難点は、海底は藻だらけだった。
誘っている間に藻が絡み、思うように釣りができない。
その状況を打破するために顧問は表層を引けるメバル用のミノーに変更。
僕がスロープの切れ目の落ち込みを狙うのに対し、顧問はスロープの上のほうの水深1ｍ未満を狙っていた。
いい加減、藻の猛攻に嫌気が差し僕が中層～海底を狙えるフカセ釣りに変更したところ、顧問の竿が曲がった。
「よし喰った！」
画面外ではあったが完全にフェアな釣りで何かと戦う顧問。
僕も直ぐにタモの援護に回り、慌てて顧問をカメラの中に呼んだ。
クロダイの他にもシーバスやメバル、カサゴなど魚種に富んだ漁港なので何が上がってくるか期待しながら海面を見ていると、ギラッ。
クロダイだった。
久々に視聴者の方も一緒に盛り上がることができた。
顧問もクロダイに対してはかなり闘争心があり、放送に限らず釣ってやりたい気持ちが大きかっただけに釣ったときのガッツポーズと雄叫びは珍しかった。
恐らく80ｃｍのシーバスを釣るよりも価値のある1匹だったように思えた。
サイズは30ｃｍなかったと思うが、クロダイはメタリックなボディに鎧のような厳ついヒレをもっているのでサイズ問わず格好良い！
写真のクロダイは血抜きをしたせいで弱弱しく、海タナゴのように見えるが、生きているときの容姿は惚れ惚れする。
6月はストレート負けする勢いだったが、釣りの興奮を何とか顧問が視聴者に見せることができた。
大西は完敗→まとめ
僕、6月は食べられる魚が1匹も釣れなかった。
勿論、この日もフカセ釣りに変更後、アタリはあれど釣上げることができなかった。
最後の最後で釣れたキタマクラ。←これはヒトデより食えない
※フグのように毒をもっているため、食べてはいけません。
オチが付いた…ｗ
まとめ
カルモア釣査団としては初めてクロダイ確保に成功した。
僕は釣れなかったとは言え、満足している（限りなく嘘に近い本音）
マイクロテンヤがメインであるはずの放送だったが、現場の状況により狙い方を変えた。
今回は特に藻で釣りにならない条件もあったので速攻でテンヤを諦めたが、現場で臨機応変に対応できるように仕掛けやエサは複数、準備しておこうと思う。
何だかんだ満足とか言いながらも、僕自身のクロダイとの戦いはこれからも続く…
次回放送
文=大西
カルモア釣査団隊長の大西です。
カルモア釣査団、因縁のクロダイ対決。
これまでの対戦結果
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クロダイのルアーフィッシング→完封負け
落とし込み釣り→完封負け
ユムシを使ったぶっ込み釣り→完封負け
渚チヌ釣り→完封負け
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そう、未だ勝ちどころかヒットさえない。
まるで歯が立っていないのだ。
クロダイは幻の魚なのか？
実はクロダイが居ない地域のほうが少ない。
僕らが拠点を置く関東では一級河川から小河川、港湾部とクロダイはたくさん要る。
水の透明度によっては岸の上からクロダイが泳いでいるのさえ見える。
しかし、泳いでいるクロダイに限って釣ることは困難で、奴等からも当然人間が見えている。
そのせいで警戒心が高く、何をどうやっても僕は仕掛けを食わせることができない。
食性においてもクロダイは雑食で何でも食べるらしい。
スイカやコーンなど普段水中に存在しないものまで興味なのか匂いなのか、何らかの理由で口にする。
数が多い割りに頭の良いクロダイを如何に釣ろうかと今回考えた仕掛けはマイクロテンヤ。
仕掛け
マイクロテンヤ
船から行うマダイのテンヤ釣りに使うテンヤを３ｇ前後まで小さくしたもの。
エサ釣りではあるが、ルアーのように上下に誘いを入れたり、壁際に落としたりアクションを付けて魚を誘う釣り。
基本はモエビをエサとして行う。
生きたエビを使うわけなのでアピール力は抜群か？！
エビが仰向けになっているが決して逆付けしているわけではなく、説明書にはこう書いてあった。
実際、これとは逆に付けてみると当然、エビが逆に反り返り体が折れる…。
僕はマイクロテンヤ以外にほとんど経験のないフカセ釣りタックルも用意した。
こちらは飛ばしウキを付けて放り込み、長めにとったハリスを沈めて海底にいるクロダイを狙う釣り。手元の下にあるオレンジのウキ見たいな仕掛けは目印用にケミ蛍が装着できるもの。
多少浮力があるので今回は半ウキとして使用。
顧問はルアーフィッシングメイン。
・メバル用のソフトルアー
・メバル用のハードルアー
今回のテーマ
シャロー（浅場）に刺した（やってきた）クロダイをフィーーッシュ！！（釣る）
顧問ご用達の雑誌、「磯投げ情報」によるとこの時期、漁港のスロープ（船を出し入れす所）までクロダイが入ってくるらしい。
雑誌によると、アオイソメを一本掛けしたフカセ仕掛けで狙うと言う。
紹介されていた漁港は水深が5ｍほどあり、堤防の外側は大きなテトラが積み重なり、磯も隣接しているまさにクロダイにとっては聖地。
夜になると大量にストックされたクロダイがエサを探して追い込みやすいスロープにやってくると言うことだろう。
釣り開始
マイクロテンヤの釣りをしてみて思ったことはほぼルアー釣りの様な感覚。
エビを毎回付け替える作業はあれど上下の誘いや海底をずる引き感じは関西のラバージグを使ったルアークロダイ釣りに似ている。
ただ１つ難点は、海底は藻だらけだった。
誘っている間に藻が絡み、思うように釣りができない。
その状況を打破するために顧問は表層を引けるメバル用のミノーに変更。
僕がスロープの切れ目の落ち込みを狙うのに対し、顧問はスロープの上のほうの水深1ｍ未満を狙っていた。
いい加減、藻の猛攻に嫌気が差し僕が中層～海底を狙えるフカセ釣りに変更したところ、顧問の竿が曲がった。
「よし喰った！」
画面外ではあったが完全にフェアな釣りで何かと戦う顧問。
僕も直ぐにタモの援護に回り、慌てて顧問をカメラの中に呼んだ。
クロダイの他にもシーバスやメバル、カサゴなど魚種に富んだ漁港なので何が上がってくるか期待しながら海面を見ていると、ギラッ。
クロダイだった。
久々に視聴者の方も一緒に盛り上がることができた。
顧問もクロダイに対してはかなり闘争心があり、放送に限らず釣ってやりたい気持ちが大きかっただけに釣ったときのガッツポーズと雄叫びは珍しかった。
恐らく80ｃｍのシーバスを釣るよりも価値のある1匹だったように思えた。
サイズは30ｃｍなかったと思うが、クロダイはメタリックなボディに鎧のような厳ついヒレをもっているのでサイズ問わず格好良い！
写真のクロダイは血抜きをしたせいで弱弱しく、海タナゴのように見えるが、生きているときの容姿は惚れ惚れする。
6月はストレート負けする勢いだったが、釣りの興奮を何とか顧問が視聴者に見せることができた。
大西は完敗→まとめ
僕、6月は食べられる魚が1匹も釣れなかった。
勿論、この日もフカセ釣りに変更後、アタリはあれど釣上げることができなかった。
最後の最後で釣れたキタマクラ。←これはヒトデより食えない
※フグのように毒をもっているため、食べてはいけません。
オチが付いた…ｗ
まとめ
カルモア釣査団としては初めてクロダイ確保に成功した。
僕は釣れなかったとは言え、満足している（限りなく嘘に近い本音）
マイクロテンヤがメインであるはずの放送だったが、現場の状況により狙い方を変えた。
今回は特に藻で釣りにならない条件もあったので速攻でテンヤを諦めたが、現場で臨機応変に対応できるように仕掛けやエサは複数、準備しておこうと思う。
何だかんだ満足とか言いながらも、僕自身のクロダイとの戦いはこれからも続く…
次回放送
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文=大西
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