いつもカルモア釣査団をご視聴いただきまして誠にありがとうございます。
カルモア釣査団 隊長の大西です。
6月21日放送 江戸前の高級魚 イシモチ釣り
イシモチと言えば投釣りのゲストとしてよく釣れる魚と思っている人が多いのではないか。
僕もその典型的な人間だ。
確かに、ここ最近アナゴを狙っていて釣れることが多かった。
今回の放送はイシモチがメインなので、ゲストで釣れるほどの魚なら実はメインで狙うと結構いるのではないかと思ってしまった。
油断大敵
アナゴを狙っていてイシモチが釣れた場所は2箇所あった。
場所を選ぶ上で実績がある場所は強い。
モチベーションを保つことにも繋がるし、イシモチが回遊する何かが必然的な理由がある。
しかし、何も考えずそこで良いかと決めてしまうと落とし穴にはまる。
今回はプラクティス(釣り場の下見)だけではなく一般の方の記事と釣具屋の情報を元にポイントを絞った。
大雑把なエリアで分けると横浜エリア、内房、外房。
ざっくり過ぎる…ポイントは無数にある。
情報によると横浜エリアより内房が良いという(外房も勧められたが遠い!)
両エリアの釣具店がそう言っていたのでこれは内房決定。
自分がアナゴを狙っていてイシモチが釣れたポイントは青潮(※)の影響で魚が散っているので避けたほうが良いとのことで少し南下したポイントで確定した。
※富栄養化により大量発生したプランクトンが死滅して海底に沈殿し、バクテリアによって分解される過程で海中の酸素が大量に消費される。その結果、溶存酸素の極端に少ない貧酸素水塊が形成される。(web記事参照)
要するに息苦しくて移動したということでしょうか。
仕掛け&エサ
イシモチ釣りで代表的な仕掛けは銅付き仕掛け。
銅(ナス錘)が仕掛けの一番下にくるようになっている。
仕掛けは大型量販店を見てみるとイシモチ専用のものが売っていた。
メバルやカサゴ釣りで使う銅付き仕掛けとの違いは、ラインが太いこと。
イシモチは小さくても歯が鋭いためメバル用の銅付き仕掛けでは噛み切られてしまうことがある。
メバルの銅付きのハリス(0.6~1.5号)にくらべイシモチの仕掛けは3号前後と太いので安心して使える。
竿やリールにおいては市販のセットで4000円くらいのものがあれば十分。
釣りスタート
今回は2016年4月に入社した小林君が新人研修として生放送に参加。
釣りはしたことがないと言うので、この放送を通して釣りの楽しさを知ってもらえたら良いなと思っていた。
楽しさを伝えるべく、投げ竿を4本出した。
大西の投げ釣り=手数勝負の果報は寝て待て派。
恐らく、投げ釣りを始めた小学校4年生くらいから根底にある思考はあまり変わっていない。
ただこの日の場所はそんな甘い考えでは許されないまさにオールスター勢ぞろいの戦場だった。
投げ釣りの落とし穴
仕掛けを巻き上げるたび、針に付いてくるのは☆(ヒトデ)ばかり。
海底に無数にいる上に、投げた仕掛けを放置するスタイルが化学反応せずとも結果にでた。
早いときには10分も持たないときもあった。落ちた仕掛けがヒトデの上に落ちているのか、ヒトデがアクティブなのか。隙を見せるとヒトデにエサを食べられた。
コメントでたくさんアドバイスをいただいた。
一点に放置せず、少しづつ巻き寄せることでヒトデを回避できると。
放送開始より徐々にヒトデは回避できるようになったが、油断しているとエサを食われた。
仕掛けを回収するため、竿を煽ったときに感じる、魚の「ブルブル」する反応とは違うズシッとした無抵抗の重さ。
やられた…
直ぐにヒトデだと分かる。
しかし投げ釣りの落とし穴はヒトデとの戦いだけではなかった。
イシモチへのアプローチ
本来一番に考えたいのはイシモチを釣る手段。
上記でも書いた果報は寝て待ての思考だとイシモチは釣れないことが分かった。
釣れないと言うと語弊になる。
イシモチが居る所に仕掛けが投入できれば寝てても釣れるが、今回選んだ場所だとそう簡単には釣らせてくれなかった。
イシモチは群れでいる魚であるが故に地形的に変化のない場所には全く居なかった。
僕は放送中、ヒトデを回避するためにある程度仕掛けをさびいていたものの、基本は変化を探すことなく回遊を待っていた。
地形の変化を極端な起伏や障害物があることと考えていたために永野氏がみつけたような微妙な変化を見逃していた。
ゆっくり仕掛けを引いてくると確かに砂地の中に少し硬い箇所があったり、若干引き抵抗を感じるくらいの起伏はあった。
正直、マニアックすぎるとさえ思った…
しかしそれは自分の中でイシモチ(投げ釣り全般)=簡単にできる、という認識が強くあり、渋いときの手段を心構えできていなかったのだ。
こういった引き出しをたくさん持っていると、釣果も変わってくるし、何より深みがでて面白いのだろう。
この放送とブログを見た人はイシモチ釣りって難しそう…と思うかもしれないが、釣れるときは投げているだけで釣れるのも事実。
まとめ
結果的に釣れなかった原因は色々あると思うけど今回は投げ釣りのスタンスを見直すことができて良かった。何もせずべちゃくちゃしゃべりながら置き竿を見守るのもまた楽しいとも思う。
コメントでいただくアドバイスはありがたく、魚に近づくヒントがたくさんある。
聞く→頭で理解する→実行
簡単なことができない自分の情報処理力も理解していただければと思います…。
訓練ですね。
小林君、本当にごめんなさい。秋に東京湾奥のシーバスフィッシングに連れて行くことを約束した。
釣れないとネガティブになるのは永遠の課題として、取り敢えずヒトデ11匹のスタメンが揃ったので
これから神宮球場へサッカーしに行ってきます(適当)
今回も放送、ブロマガをご視聴いただきありがとうございました。
文=大西
カルモア釣査団 隊長の大西です。
6月21日放送 江戸前の高級魚 イシモチ釣り
イシモチと言えば投釣りのゲストとしてよく釣れる魚と思っている人が多いのではないか。
僕もその典型的な人間だ。
確かに、ここ最近アナゴを狙っていて釣れることが多かった。
今回の放送はイシモチがメインなので、ゲストで釣れるほどの魚なら実はメインで狙うと結構いるのではないかと思ってしまった。
油断大敵
アナゴを狙っていてイシモチが釣れた場所は2箇所あった。
場所を選ぶ上で実績がある場所は強い。
モチベーションを保つことにも繋がるし、イシモチが回遊する何かが必然的な理由がある。
しかし、何も考えずそこで良いかと決めてしまうと落とし穴にはまる。
今回はプラクティス(釣り場の下見)だけではなく一般の方の記事と釣具屋の情報を元にポイントを絞った。
大雑把なエリアで分けると横浜エリア、内房、外房。
ざっくり過ぎる…ポイントは無数にある。
情報によると横浜エリアより内房が良いという(外房も勧められたが遠い!)
両エリアの釣具店がそう言っていたのでこれは内房決定。
自分がアナゴを狙っていてイシモチが釣れたポイントは青潮(※)の影響で魚が散っているので避けたほうが良いとのことで少し南下したポイントで確定した。
※富栄養化により大量発生したプランクトンが死滅して海底に沈殿し、バクテリアによって分解される過程で海中の酸素が大量に消費される。その結果、溶存酸素の極端に少ない貧酸素水塊が形成される。(web記事参照)
要するに息苦しくて移動したということでしょうか。
仕掛け&エサ
イシモチ釣りで代表的な仕掛けは銅付き仕掛け。
銅(ナス錘)が仕掛けの一番下にくるようになっている。
仕掛けは大型量販店を見てみるとイシモチ専用のものが売っていた。
メバルやカサゴ釣りで使う銅付き仕掛けとの違いは、ラインが太いこと。
イシモチは小さくても歯が鋭いためメバル用の銅付き仕掛けでは噛み切られてしまうことがある。
メバルの銅付きのハリス(0.6~1.5号)にくらべイシモチの仕掛けは3号前後と太いので安心して使える。
竿やリールにおいては市販のセットで4000円くらいのものがあれば十分。
釣りスタート
今回は2016年4月に入社した小林君が新人研修として生放送に参加。
釣りはしたことがないと言うので、この放送を通して釣りの楽しさを知ってもらえたら良いなと思っていた。
楽しさを伝えるべく、投げ竿を4本出した。
大西の投げ釣り=手数勝負の果報は寝て待て派。
恐らく、投げ釣りを始めた小学校4年生くらいから根底にある思考はあまり変わっていない。
ただこの日の場所はそんな甘い考えでは許されないまさにオールスター勢ぞろいの戦場だった。
投げ釣りの落とし穴
仕掛けを巻き上げるたび、針に付いてくるのは☆(ヒトデ)ばかり。
海底に無数にいる上に、投げた仕掛けを放置するスタイルが化学反応せずとも結果にでた。
早いときには10分も持たないときもあった。落ちた仕掛けがヒトデの上に落ちているのか、ヒトデがアクティブなのか。隙を見せるとヒトデにエサを食べられた。
コメントでたくさんアドバイスをいただいた。
一点に放置せず、少しづつ巻き寄せることでヒトデを回避できると。
放送開始より徐々にヒトデは回避できるようになったが、油断しているとエサを食われた。
仕掛けを回収するため、竿を煽ったときに感じる、魚の「ブルブル」する反応とは違うズシッとした無抵抗の重さ。
やられた…
直ぐにヒトデだと分かる。
しかし投げ釣りの落とし穴はヒトデとの戦いだけではなかった。
イシモチへのアプローチ
本来一番に考えたいのはイシモチを釣る手段。
上記でも書いた果報は寝て待ての思考だとイシモチは釣れないことが分かった。
釣れないと言うと語弊になる。
イシモチが居る所に仕掛けが投入できれば寝てても釣れるが、今回選んだ場所だとそう簡単には釣らせてくれなかった。
イシモチは群れでいる魚であるが故に地形的に変化のない場所には全く居なかった。
僕は放送中、ヒトデを回避するためにある程度仕掛けをさびいていたものの、基本は変化を探すことなく回遊を待っていた。
地形の変化を極端な起伏や障害物があることと考えていたために永野氏がみつけたような微妙な変化を見逃していた。
ゆっくり仕掛けを引いてくると確かに砂地の中に少し硬い箇所があったり、若干引き抵抗を感じるくらいの起伏はあった。
正直、マニアックすぎるとさえ思った…
しかしそれは自分の中でイシモチ(投げ釣り全般)=簡単にできる、という認識が強くあり、渋いときの手段を心構えできていなかったのだ。
こういった引き出しをたくさん持っていると、釣果も変わってくるし、何より深みがでて面白いのだろう。
この放送とブログを見た人はイシモチ釣りって難しそう…と思うかもしれないが、釣れるときは投げているだけで釣れるのも事実。
まとめ
結果的に釣れなかった原因は色々あると思うけど今回は投げ釣りのスタンスを見直すことができて良かった。何もせずべちゃくちゃしゃべりながら置き竿を見守るのもまた楽しいとも思う。
コメントでいただくアドバイスはありがたく、魚に近づくヒントがたくさんある。
聞く→頭で理解する→実行
簡単なことができない自分の情報処理力も理解していただければと思います…。
訓練ですね。
小林君、本当にごめんなさい。秋に東京湾奥のシーバスフィッシングに連れて行くことを約束した。
釣れないとネガティブになるのは永遠の課題として、取り敢えずヒトデ11匹のスタメンが揃ったので
これから神宮球場へサッカーしに行ってきます(適当)
今回も放送、ブロマガをご視聴いただきありがとうございました。
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文=大西
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