こんばんは、“狩りぷれっくす”管理人の江野本ぎずもです。
今回は、津々巳あやさんの『モンこれ。』第11回をお届け!
そして、新しい技を覚えて地上での狩りがさらに楽しくなったラギアクルスについても言いたいことはあるのですが、ここではHR解放クエストの顛末をお話したいと思います。
HR解放クエスト“奈落の妖星”。
下位から上位へと上がる際の緊急クエスト“双頭の骸”で撃退したオストガロアを、今度は討伐せよというクエストですね。
撃退した際は何がなんだかわからないままチャレンジすること数回、拾ったバリスタ弾を撃ってみたらやたらとひるんでくれたのでバリスタ中心で立ち回り、気がつけば撃退に成功していたんでした。
でも、今回の討伐クエストではそうはいかないはず!
『MHP 3rd』以降、こうした集会所のラスボス的存在を事前情報ナシの狩猟笛シングルプレイで乗り越えてきた経験から(自分の中ではそれが『モンハン』を遊ぶ目的と理由のいちばんなのです)、トライ&エラーをくり返すことになると確信していました。
なので、最初のチャレンジはお気楽極楽。
HR7に上がったときに「HR解放まで突っ走れる装備を」と思い、レウスS装備(胴だけ三眼の首飾りで、攻撃力UP【中】、弱点特効、笛吹き名人が発動)を新調し、上位のほとんどをともに過ごしてきた雷属性の狩猟笛エムロードフラップをLV4に上げていたので、装備は迷うことなくコレ。
攻撃力は護符込みで181、雷属性は30、防御力は護符込みで368です。
ちなみに、雷属性が有効だと思ったわけじゃなく、ほかに強化できてる武器がないので、ラギアクルスだろうがライゼクスご本人だろうがなんでもエムロードで行っちゃうんだけどね。
アイテムに関しては、過去の経験からエリア移動はないだろうし捕獲もできないだろうからと罠系アイテムや捕獲用麻酔玉、ペイントボール、ピッケルなどのいつもポーチに入れてるものたちをごっそり抜き、代わりにモドリ玉の調合分を持っていくことにしました。
で、いざ奈落を前にベースキャンプで支給品ボックスを開けてみると……捕獲用麻酔玉が入っとるーー!!!
ついでにボロピッケルと支給専用音爆弾もあるし!
何に使うっちゅうねん!!
こういうクエストをひとりで攻略する際にいちばん悩ましいのが、武器による攻撃とその他アイテムや設備とのバランスです。
上位に上がる際の撃退クエストでも、武器偏重で何度か時間切れになってしまい、それならばとバリスタを使ってクエストクリアできたんですけど、そこで設備には頼らず、武器を強化するという選択肢もあったんですよね。
基本的にはどちらでもクリアーできるバランスになっているはずなんだけど、何度も失敗している身としてはより確率を上げたいわけで、これはほんっとに頭を悩ます問題。
捕獲用麻酔玉と音爆弾、そしてピッケル……はおそらく攻撃には関係ないだろうけど、これらの使いどころを探し当てるべきか、使いかたのわからないものは無視して手持ちの武器で攻撃するべきか……。
悩んだ末に、江野本は後者の作戦をとりました。
実際にコレ、攻略情報を見たり誰かに聞いたりせずに自分の力だけで使いかたを見つけた方ってどれくらいいるんでしょうか?
もうちょっと時間と心の余裕があれば、自力でいろいろ試してもおもしろかったかなーとは思うけど、でも初見のモンスター(上位に上がる際に会ってるけど)相手にひとりでアイテムの使いどころを割り出すのは大変だろうなあ。
ちなみに、捕獲用麻酔玉の使い道として最初に思ったのは、あの双頭を1頭ずつ捕獲しちゃうこと!
シビレ罠や毒々落とし穴の技持ちのオトモを連れていったのに罠を仕掛けてくれなかったので、「罠がなくっちゃ捕獲できんやん!」と気づきましたけどね。
そんなわけで、オストガロア相手にしたことと言えば、肉質のやわらかそうな双頭部分(と思ったら、いま攻略本で調べたところ触腕というんですね)をひたすら攻撃!
初回チャレンジでは10分針でオストガロアの口が出現し(攻略本によると捕食形態)、BGMが変わったのを確認できました。
けれど、しばらく経つとまたもとの状態(索餌形態)に戻ってしまい、「もとに戻るとか新しいな!」とへんなとこで感心したり。
たとえば、アマツマガツチもBGMが変わって体色が黒っぽくなるけど、そこからもとに戻ることはなかったですよね?(『MHX』のアマツにはまだ会ってないからわからないけど)
結局、3回目の捕食形態を見たあたりで時間切れ。
ま、これは当然織り込み済みで、ファーストチャレンジでクリアーできるなんてハナから思っちゃいません。
ここでわかったのは、瘴龍ブレスを食らわない限りヤバイ攻撃はないので、何度もチャレンジして立ち回りを修正していけそうってこと。
それから、外殻部分は肉質が硬いし、口のまわりはなにやら臭気が漂っていて気持ちが悪いので(攻略本によると臭気ではなく、粘液だとか!)触腕ばかり攻撃してたんだけど、ほかの弱点部位を探す必要がありそうなこと。
どの状態のときにどこを攻撃すべきなのか、ムダな動きを省き、より効果があると思われる部位を攻撃できるように、立ち回りの試行錯誤が始まりました。
このファーストチャレンジからの何回か、立ち回りを最適化(かどうかはわからないんだけど!)していく過程がなによりも楽しい時間かも!
もちろん、1回目より2回目、2回目より3回目と目に見えてうまくなるわけじゃないけど、触腕にダメージを蓄積して外側にまとった骨みたいのを破壊するとダウンが取れたり、お口のまわりの粘液が消えたりすることを発見したし、単発式拘束弾は粘液をはがした後に使って頭部に大ダメージを与えようとか、瘴龍ブレスがきそうになったらオストガロアの側面より後ろに入り込んでブレス中に触腕を連続攻撃しようとか、ちょっとずつ自分なりの狩猟ルールを導き出していった感じ。
なお、オストガロアの側面に回り込もうとするとヤツが後ろを取られまいと後ずさりしてきて、瘴龍ブレスを放つ際には狩り場周囲の湖に入ってしまい、側面後方の安全地帯が水の中で立ち入れなくなる現象については、“水際の攻防”と命名いたしました。
何度かは水際の攻防に負けて瘴龍ブレスを食らうハメになっちゃったんだけど、わずか数センチの隙間があれば身を隠せるのに見つかってしまったかーという感じが妙に楽しかったです。
そんなこんなで3回目のチャレンジを終え、次の段階がきたと判断しました。
立ち回りはだいぶ洗練されてきたはずなので、火力を上げるために鬼人薬グレートを導入!
じつは『MHX』ではここまで1度も鬼人薬グレートを使わずにやってこれてしまったので、初の鬼人薬グレートです。
アイテムパックトーナメントではあんなに「鬼人薬グレートが欲しい!」と言っていたくせに、何気に全然必要としなかったっていうね。
トーナメント準決勝で鬼人薬グレートが負けたのは、皆さんこれがわかっていたからなんでしょうか?
結局、第3位となった鬼人薬グレートは30個が配信されていたので、「みんながこれを使えと言っている!><」と勝手に胸を熱くして、ありがたく使わせていただくことにしましたけど。
で、鬼人薬グレートによる火力盛り盛り作戦はどうなったかというと、4回目チャレンジで初めて、瘴龍ブレスを撃っても索餌形態に戻らなくなるのを確認できました。
これは個人的にめちゃくちゃうれしかった!
“もとに戻らなくなった”というのは、一段階先に進めた証。
どれくらい体力を削れたかわからないままチャレンジをくり返すのはなかなか精神的にくるものがありまして、こうやって形態やステージが変わってくれるとそれを指針にできるんですよね。
そして、5回目のチャレンジ。
バリスタや単発式拘束弾がうまいこと決まり、これまでより多くダウンが取れて、チャンスを活かすことができた結果――。
4分29秒残しで討伐成功ー!!!
正直言って、そこまで苦労することなく、でもチャレンジする楽しみはきちんと味わって、奈落の妖星を落とすことができた、と思います。
『MHP 3rd』のアマツマガツチは7回目で討伐だったし、『MH4』のダラ・アマデュラは13回、『MH4G』のゴグマジオスにいたっては22回だったので、それと比べるとかなりあっさりと壁を超えられたのは確かです。
HR解放までの集会所クエストを思い返してみても、2回以上のチャレンジを必要としたのはこの“奈落の妖星”と、下位から上位に上がる緊急クエスト“双頭の骸”、そして下位★3“憤激する巨獣”の3クエストのみ。
このうち、いちばんしんどかったのは……間違いなくガムートです(完全なるトラウマ)。
そんなわけで、先日ついにHRを解放し、晴れてマルチプレイもできるし狩猟笛以外も使える自由の身となりました。
解放直後のHRは、ジャスト30!
どんだけ寄り道せずに集会所だけ先へ先へと進んできたかがわかりますよね(事前にキークエストを調べたりすればもっとHR低く解放できるけど)。
ぶっちゃけ、解放できた喜びとか達成感よりも、やらなくちゃいけないことリストをひとつ消せた安堵感のほうが大きかったです。
仕事の面で支障が出ていたり、心のつかえになっていたので、とにもかくにも安心した。
それから、「あの重圧から解放されたんだ」と思って、泣けました。
もうあくせくしなくていいんだ、これからは大好きな『モンハン』を好きなように楽しもう、まずは村に帰って懐かしいみんなに会いに行って、のんびりのんびり心の傷を癒しながら暮らそう……。
そう思ってね、最初にやったことが村の★3“古代林のトレジャー! 蛙の巻”だったわけです。
べつにテツカブラに会いたかったわけじゃなく、なんとなく目についた1ページ目のクエストだったから選んだだけですので、誤解なきよう。
んでね、武器も防具もさっきまでオストガロアを相手にしていたものだから、なーんも考える必要もなく、ただ身体が動くがままにのんびりのんびりテツカブラを狩猟し……クエストに失敗しました!(ガーン)
て、なんでやねん! と思ってよく見たら、これ捕獲クエストでやんの!
のんびりしすぎて見てなかったわ!!
でも、ものの5分もかからなかったし、もう1回行ってちゃちゃっと捕獲してしまえば済む話。
いまのはなかったことにしようそうしよう、と脳内デリートを押し、再びのんびりのんびりモードで古代林に出発したのでした。
2回目も1回目とまったく同じようにクエストが進行し、すぐにてっちゃんは脚を引きずってエリア移動。
どこに行くかもわかっているので、余裕の体で先回りしてシビレ罠を仕掛けます。
ところが、ちょうどシビレ罠をかけようとしているその真下から、てっちゃんが呼ばれてもないのに飛び出してきたじゃありませんか!
罠はギリギリ間に合わず、吹っ飛ばされて態勢を崩しているうちに……クエストに失敗しました!(ガーン)
はいいいい!? と聞くまでもありませんね。
『MHX』ではもう何度も経験してるけど、仕事熱心なオトモの仕業ですよ。
あのオストガロアにも勇敢に立ち向かったウチの優秀なハラヘットン(「ハラヘットンナ」と名付けようとして字数制限にひっかかりました)が、のんびりモードのダンナにカツを入れようとしたのかもしれません。
ていうか、2回以上のチャレンジを必要としたのは下位と上位のオストガロア、そしてにっくきガムートだけのはずだったのに、なんでしれっとテツカブラが名を連ねているのか!!!
むかつく、テツカブラの野郎、まじむかつく!!!!!
もうのんびりのんびりとか言ってる場合じゃない!
むしゃくしゃするから強いやつ行く!!!
というわけで、村で捕獲されるのを待っているテツカブラには放置プレイを食らわし、集会所に舞い戻って特殊許可クエスト“紫毒姫リオレイア”始めましたとさ。
我ながら、短い『モンハン』スローライフだったな……。
『モンスターハンタークロス』漫画 モンこれ。第11回~ラギアそんな子じゃなかったのに!の巻~
2016/02/19(金) 19:00 皆さんのチャットカスタマイズ紹介します!
2016/02/23(火) 21:00 『モンスターハンタークロス』漫画 モンハン1年生 第10回 オトモアイルーのステキスキル!
コメント
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>>23
はーなるほど!Uと組み合わせる、という方法もあるんですねー!
(ID:22153739)
MH3G時代(水中戦有り)を思えば
ラギア(MHX)もラギア亜種(MH3G)も強いですが水中にいないだけマシだと思います。
(ID:1458429)
月椿DSです。
遅くなりましたが、僕も妖星落としました!今回も出来るだけ江野本プレイ(笛縛りのキークエソロ攻略)で楽しみましたが、ドラゴンズドグマオンラインのイベント等いろいろ忙しくて(同じカプコンなんだから、配慮してくれて欲しいよ・・・)こんなに遅くなってしまいました。周りから遅れるとネタばれがひどいですね!いつものメンバーは気をつけて話してくれるのですがそれ以外からのネタばれが多くて、江野本プレイするときは周りから遅れないように攻略しないといけないと痛感しました。オストガロアも情報に振り回されて、バリスタ使ったり、毒攻めの毒奏ファンガサクス(全状態異常無効が吹けるし)で挑んでましたが、倒せたのはいつものお気に入りのなるかみでした。
解放してHR50。ずいぶん先に解放してる狩友もまだやってないクエストがあるくらい、今回のモンハンはクエスト盛りだくさんみたいですよ。まだまだ楽しめそうです。ドラゴンズドグマとのバランスが大変ですが・・・