狩りぷれブログ

モンハンフェスタ’16福岡大会を勝手にふり返る

2016/02/10 04:00 投稿

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こんばんは、“狩りぷれっくす”管理人の江野本ぎずもです。

本日は高橋きのさんの『モンハン1年生』更新日ですが、週刊ファミ通2月10日発売号に掲載のためお休み。
かわりに、2月7日に行われたモンハンフェスタ’16福岡大会の個人的リポートをアップしたいと思います。
つい先日、大阪大会をふり返ったばかりな気がするけど、明後日には名古屋大会も迫ってるんですよねー。
怒涛のモンハンフェスタ週間!
仙台大会が終わったら燃え尽き症候群まっしぐらな気がします……ただ遊びに行ってるだけなのに!!

毎度のことですが、福岡大会全体のリポートはこちらをご確認ください。
『モンスターハンタークロス』“モンスターハンターフェスタ’16 福岡大会”リポート! 冬の寒さを吹き飛ばす熱気が充満!(1/3)
Twitchの福岡大会アーカイブ映像はこちら


さて、福岡大会では江野本ぎずも史上初! ふっつーに場内の催しを楽しみました。
朝一で向かったのは、“リアル宝探しクエスト 狩謎”
「本日最初のお客様です!」とスタッフさんに歓待され、なんだかテンション上がりました(照)。
“狩謎”は、『モンハン』の世界観で謎解きが楽しめるというもの。
ワタクシ、ちょうど1年前にこんな本を出していたこともあり、『モンハン』の謎解きには興味津々だったのです。



狩謎は、会場内でやるにはちょうどいいボリューム。
午後になるとかなり待つこともあるみたいですけど、ちゃんとテーブルとイスが用意されているので場内を回って疲れてきたころにのんびり遊んでみるのもいいかも。
ネタバレNGなので詳しいことは言えませんが、いろいろな仕掛けがあって誰でも楽しめると思います。

次に向かったのは、“モンハン部リアル集会所”
東京大会、大阪大会ともにレア素材4コンプリートだったことは既報の通りですが、夢の10コンプに向けて微力ながらも助太刀できればと参加した次第です。
が、よく考えたらウチ、HR7なので東京、大阪でネックになっていた上位オオナズチ、クシャルダオラ、テオ・テスカトル狩猟は参加資格ナシ!
いっしょに行った友だちに「ごめんねごめんね」と謝りながら3人ずつのグループに分かれて、ウチのグループはディノバルドとタマミツネを狩る★7“灼熱と妖艶”に行くことに。
HR解放まではシングルプレイ主義と公言してますが、『MHX』では取材の場も含めて特殊な状況下では仕方なしにマルチプレイにも手を出しております(それでも、キークエストは選ばないようにお願いしたり、ネタバレすんなと脅したり、ニャンターを使ったりしてるけどね)。
結論から言うと、上位のレア素材は誰も出ませんでしたが、ウチともうひとりがディノとタマちゃんの下位レア素材をゲット!!
証拠写真がコチラです。

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見よ、“斬竜の逆鱗”の欄に燦然と輝く「ぎずも」の文字!!
そして、このひとつの逆鱗が全体の弾みをつけたのか(んなわけない)、福岡大会では結果的に東京、大阪を上回る6コンプリートを達成したんですよー!!!!!
福岡のみんな、おめでとうございます、ありがとうございます!!!
自分が参加していない東京、大阪でもあれだけ盛り上がっていた江野本なので、そりゃもうぴょんぴょん飛んで喜びましたとも。
ほんとにうれしかったー!!
しかも、東京、大阪ではネックになっていた上位オオナズチ、クシャルダオラ、テオ・テスカトルは7個以上集めていたんです。
東京と大阪のリベンジを果たせたというか、みんなの思いをつなげたような気がして、それもとってもうれしかった!!
こうなったら、名古屋と仙台では本気で10コンプ目指すしかないですよ!
時間があったらまた参加したいと思います。
あ、もちろん、あざらすぃゆずこさんのモンハン部特製ステッカーも2枚(ディノバルドとライゼクス)ゲットしました、いぇい!

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それから、ディノバル丼をいただいてメインステージに移動し、最前列に陣取って親子/女子ハンター日本一決定戦と狩王決定戦を観戦!
福岡大会をふり返ってみると、東京、大阪の予感が確信に変わった大会、と言えるかもしれません。
“新世代の台頭”、そしてその裏にはやっぱり“ホロロの悲劇”がありました。

そもそも福岡大会は、東京や大阪とはちょっと大会の空気が違います。
東京と大阪は人口が多く、交流も盛んなので当然、強豪も多いのですが、全国決勝大会へ勝ち進める枠も多く設定されているんですね。
けれど、そこでつぶし合いになるのを嫌って、“遠征”するチームもいたりします。
遠征先としては、東京と大阪から交通の便がいい名古屋大会が人気ですが、逆に東京と大阪を回避した強豪たちが大集結してしまって、最激戦地となることも。
一方、福岡に遠征する強豪も毎年1、2チームはいるんですけど、それを地元の有力チームが同等の力で迎え撃ち、福岡から全国へのたった2枚の切符をかけて激しくぶつかり合う……という構図があるんです。

少なくとも、江野本が直接この目で見てきた’09以降の4大会はそうでした。
’09は、“シャクレ”’08に“タレメ”の名で出場し、全国3位)、“Jast25's”’07で全国優勝)の地元勢がワンツーフィニッシュ。
ちなみに、この年、福岡に遠征したチームの中に“チーム逆鱗日和”を名乗るふたり組がおり、予選第9位となって惜しくも地区決勝を逃していたりします(てへ♪)。
’11では、先日行われた’16大阪大会優勝の“Overflow”のおひとり、Mizunoeさんのチーム“KARASAWA-MK2”と、その後、全国優勝を成し遂げることになるチーム“∞ -インフィニティ-”の遠征組が上位を独占。
約5秒差で第3位となり、涙を飲んだのは、“タレメ”改め“シャクレ”改め“テンパ”でした。
’13は、’16東京大会3位の“*蒼キング*”のおひとり、蒼空さんのチーム“蒼松本☆”が遠征組で優勝、準優勝は地元の“タレメ”改め“シャクレ”改め“テンパ”再び“タレメ”と、同じく地元の『モンハン』コミュニティの代表である“天鱗-TENRIN-男子代表”が争い、“天鱗-TENRIN-男子代表”が2枚目の切符を手に。
前回大会の’15では、“祝 タレメ”(長いからやめた)が3大会ぶりに全国決勝の舞台へと凱旋、もう1チームは遠征組というか地元勢というか、’13で全国優勝した“レジェンド4”のひとりであるジウさんと’09全国3位の“NAMAZONE”のおひとりの越境タッグ、覆面の“UNKNOWN”でした。
’09以降の福岡大会の歴史は、地元勢vs遠征組の戦いであり、そしてその中心にいたのは間違いなく、地元の最有力チーム“タレメ”だったんです。
さて、ここまで書けばうすうすおわかりの方も多いと思いますが、今年、’16では“タレメ”が自身初の予選敗退。
もう2度とくり返されませんように、と大阪大会のときに捧げた祈りは届かず、強豪チームがまたひとつ、ホロロホルルで散ってしまいました。
“タレメ”のいない福岡大会は、なんとも言えずさびしかった……。
けれど、“タレメ”不在の福岡大会で主役に躍り出たのもまた地元のチーム、“ウェイホルルソイヤw”でした。
前述の“天鱗-TENRIN-男子代表”が相方と名前を変えた“ナナ&テオ from 天鱗−TENRIN−男子代表”も残念ながら全国へは進めなかったものの、地区決勝のステージで見ることができて、「福岡の層厚すぎ!」を実感。
次から次へと現れるヒーロー、積み重なるドラマ。
これだから、福岡大会ウォッチングはやめられません。

そんなわけで、予選を1位で通過し、地区決勝の“ラギアクルス討伐”でもダントツのタイムを出して優勝したのがチーム“ウェイホルルソイヤw”
ファミ通.comのインタビュー記事によれば、福岡在住のおふたりで、おろちぃさんは過去に1度大会出場経験があるものの、なびちゃんさんは初参戦(おまけにフェスタに来るのも初めて)というペアです。
東京、大阪と1枠は完全新規がチャンスを掴んだと書きましたが、福岡大会では新世代の彼らがすべてを持っていった印象。
しかも、選手入場のときから思ってたんですけど、初々しいというかなんとも爽やかなおふたり!
のくせして、ラギアクルス討伐では安定した太刀×太刀の立ち回り(太刀だけに)に脱帽!!
福岡大会の狩王決定戦は、太刀×太刀、ガンランス×ガンランス、双剣×双剣と3パターンの武器構成が見られ、どれも遜色ないタイムを出していたんですよね。
しかも、どの武器構成でも基本はガチで立ち回るのみ!
1組目のチーム“ななりょ”のガンランス×ガンランスによるシンクロ咆哮ジャストガードからのフルバーストで鳥肌が立ち、3組目のチーム“Giant Killing”のおひとりが双剣で終盤までほぼノーダメージという神がかった立ち回りに笑いがこみ上げ、どのチームも本当に素晴らしくて、手に汗握って見守っているうちあっという間に4組目となったのですが、“ウェイホルルソイヤw”はちょっと別格に感じました。
なびちゃんさんはご自宅にWi-Fi環境がなくリアルに集まって練習をされていたそうで、インタビューで語られている討伐数も少なめだと思うのですが、おふたりの素のプレイヤースキルが存分に活かされたのかなあと思ったり。
福岡の新星が全国決勝大会でどこまでやれるのか、ほんっとうに楽しみです!
それと、非常に気が早い話で恐縮なんですけど、今回チャンスを掴んだチームの今後の動向も気になってたりします。
現在ある強豪チームも、最初から強豪だったわけじゃありません。
何度も大会に出場し、ノウハウを蓄積して、いまの立ち位置を築き上げたはず。
初出場でそこと勝負をするのはかなり厳しいと思うけれど(もちろん、勢いに乗って優勝!もありえると思ってるけど)、今回で得た経験を次につなげていったらもっともっと大会がおもしろくなるんじゃないかなあと、勝手に期待してワクワクしております。

福岡大会準優勝は、チーム“職業不定”
こちらはれっきとした遠征組で、’16は全国進出2枠を地元勢と遠征組が分け合う形となりました。
ファミ通.comのインタビューによれば、’15でも福岡大会に遠征されていたんだとか。
“職業不定”は“ウェイホルルソイヤw”と同じく太刀×太刀でラギアに挑んでいましたが、こちらもやっぱり素晴らしかった!
2チーム同時ではなかなか追いきれなかったので、またアーカイブで見直したいと思います。
それから、このチームに関して特筆したいのは、インタビューの最後に☆アルエ☆さんが語っている言葉。
「大阪の仲間が、東京大会と大阪大会で決勝進出を決めている」と言ってるでしょう?
おそらく、東京大会優勝の“Unshakable”大阪大会第4位の“一生どうでしょうします”のことかなと思うんですが、彼らは同じグループに属しているんですね。
何度も言ってますが、武器構成や予選のボーダーなどを1チームふたりだけで詰めるよりも、何チームかが協力しあうグループを作って、そこで情報交換をしたほうが大会では圧倒的に有利です。
グループによって、どこまで情報交換しているかは違いがあるようなのですが(作戦も共有してまったく同じ作戦だったり、タイムだけ共有して切磋琢磨していたり)、前回大会’15の全国決勝大会に上がったチームはほぼすべてが協力しあうグループを作っていたようでした。
今回は予選のホロロに阻まれて強豪チームが落ち、新規のチームが全国へと駒を進めているので、最終的にどんな様相になるのかわかりませんが、おそらくこのまま進めば“職業不定”のいるグループが最大勢力になるんじゃないかな、と。
地区大会は決勝クエストが地区によって異なるので、集団で情報共有するうまみはあまりなかったかもしれません。
でも、全国決勝大会はおそらく同一のクエストでしょうから、彼らの本領発揮は全国の舞台、になるはず。
仲間であり、ライバルでもあるチームとともに、全国決勝大会で“職業不定”が何を見せてくれるのか。
個人的に、いちばん注目しているグループです。


それから、親子と女子の福岡代表についてもちょっとだけ。
親子の福岡代表になったのは、チーム“激昂ニャンコ”
なんとお母さんと息子さんのチームです。
壇上ではめちゃくちゃ緊張してらっしゃるのが伝わってきて心配になったくらいですが、落ち着いたプレイで優勝!
お母さんと息子のペアというと、’11の親子大会で全国優勝したチーム“もたもさ”を思い出します。
全国決勝大会でもがんばってほしい!
女子代表のほうは、2大会ぶり2度目の全国進出となる“天鱗-TENRIN-女子代表”
そう、男子代表と同じく地元のコミュニティの方々なんです。
男子と揃い踏みにはなりませんでしたが、男子の分までがんばって全国決勝大会でいい成績を残してほしいなと思います!


さて、モンハンフェスタ’16地区大会も残すところあと2会場のみ!
早いよ、早すぎる!!
まずは明後日(てか、もう明日!)の名古屋大会、思いっきり楽しんできたいと思います。


そしてそして、突然ですが、狩りぷれっ子のオンライン狩り会第2弾のお知らせです。
と言っても、今回はモンハンフェスタに影響されて、みんなでチャレンジクエストを遊ぶ会をしたいな、と!
闘技大会やチャレンジクエストはあまり遊んだことがない、という方も多いようなので、まずはどんなもんだか試してみる場にできたらと思っています。
タイムアタックといっても、腕の立つプレイヤーだけの遊びじゃありません。
「チャレクエなんて初めて」という人にこそ参加していただいて、いっしょに楽しむことができたらいいなーと思います。
詳細はまた後日お知らせしますが、開催日は2月12日(金)の午後19時~22時まで2月14日(日)の午後19時~22時までを予定しております。


それでは、また明日ー!


【2016/02/09 追記】
狩りぷれっ子のオンライン狩り会のスケジュールを変更しました、ごめんなさい!
これからは定期的にやっていけたらいいなと思いますので、変更後のスケジュールでは参加できない方もまたの機会にぜひ!
詳しくは2月12日(金)更新の記事でお伝えいたします。

コメント

いつも大会を見てるとすごいな~と感心するばかりですが、
ぎずもさんがいろいろ教えて下さるのでさらに興味を持って見れてます。
インタビューも楽しんで読ませてもらってます。
最近ご一緒するフレさんも親子大会出てたようですが、スタートでミスして
挽回できず、涙をのんだようです。
優勝したお母さんもフレさんだと言っていたので、悔しさも一塩だったとは思います。
個人的には黒猫ニャンターズさんたちの涙のリベンジVが、心に残る名シーンです。

No.1 106ヶ月前
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