3月25日に放送されたTBSラジオ『バナナマンのバナナムーンGOLD』のポットキャストで、先日解散を発表した、後輩芸人・スカイラブハリケーンに設楽統がガチすぎるアドバイスを贈り、話題となっている。
ポットキャストの中盤からゲストとして登場したスカイラブハリケーン(滝本友樹、桜井宗忠)の2人。3月末をもって解散することが発表され、11年間の芸人人生に幕を閉じることになった2人だが、同じ事務所の後輩であることから、単独ライブの手伝いをするなど、バナナマンとは何かと親交があった2人だけに、日村と設楽も「やめるんだな~」「そっかー」と感慨深く語る。
なかなか売れない現状から、ずっと悩み新たな道へと進むことになった2人。現在35歳の2人は、今後社会で働くことに。日村と設楽は2人の芸人人生を振り返りながら、「本当はどうなりたかった?」と質問。スカイラブの2人は、芸人始めた時はトップを目指していたと言いながらも、「でもここ4~5年はどうにか食えるように、バイト辞めれるぐらいになるといいなって。何を目指しているのかが分からなくなっていった」と語る。すると設楽は「・・・分かるよ。まだ若けりゃがむしゃらになるけど、考える時間が多すぎたんだよ」と語り、「こっからの方が大変だからね、こっからの方が長いんだから」と語り始めた。
設楽は「この11年間、言ってもバイトはしてたんだろうけど、通常の時間で動いてないワケじゃん。働いたりしてないし。この世界って時間も決まってないしお金も安い時もあれば、これでいくらって何となく知っていると・・・。ちゃんと毎日決まった時間で働いて、決まった賃金という生活に対して、もしそれがイヤになる可能性があった場合、『もうこれもオレダメだった!』『次も俺ダメになる!』ってなったら、どんどん転げ落ちるから。そこはちゃんとやらないと。これからの方が厳しいと思う」と強めのアドバイス。
そして、1~2年後すごいお金持ちになっている可能性もあるし、どん底まで落ちる可能性も両方あると語り、「スカイラブはちゃんとしてそうだけど、でももうクズなんだから。これは自覚した方がいいよ。社会で今、自分たちが11年間何を培ってきたか。一生懸命やってきた部分もあるけど、基本クズの部分も鍛えてるから、これは気づかないうちにクズになってる部分もあるからね。俺らだってそういう部分はあるワケだから。頑張らないと」と助言、そして「グッとこらえる。逃げない。『辞める』って方向に自分の考えが行かないようにしないと」とアドバイスした。
スカイラブの2人もこの厳しくも愛あるアドバイスに「はい」と心を打たれたようで、ネット上でも「設楽さん、愛ありすぎ」「こんな事言ってくれる人なかなかいない」「上っ面だけじゃない」「設楽さん、本当信頼できる」「厳しさも伝える設楽さん、ステキ」「解散したスカイラブへの設楽さんの優しさに泣けてくる」「表面だけの優しさじゃないとこに泣けた」などの声が挙がっている。
■参照リンク
『バナナマンのバナナムーンGOLD』
http://www.tbsradio.jp/banana/
■今月のAOL特集
世界のかわいい動物たち【フォト集】
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