アクションから人間ドラマまで幅広い作品で活躍するハリウッドスター、キアヌ・リーブスが敏腕弁護士役をを熱演。アカデミー賞脚本賞にもノミネートされた前作『フローズン・リバー』(08)がタランティーノをも唸らせたコートニー・ハントの衝撃作『砂上の法廷』が3月25日(金)より公開中だ。この度、法廷の常識を覆すラストに驚愕必死、至極の法廷ミステリーの本作で"真実を追究する正義の弁護士"を熱演したキアヌ・リーブスにインタビューを実施。役者の醍醐味や憧れの女優、レニー・ゼルウィガーとの共演について語ってくれた。
--どうしてこの映画に出演しようと思ったのですか?
脚本とキャラクターに魅力を感じた。洗練された語り口、サスペンスの要素。真実と正義、そして愛情ゆえの犯罪と記憶を探っていくところが面白かった。映画も、脚本も、プロジェクトも素晴らしくて、出演するのが楽しみだったよ。
--脚本を初めて読んだ時、どう感じましたか?
脚本に引き付けられ、驚かされた。原題は"完全な真実"だが、誰もが嘘をついている。異なる種類の嘘だ。記憶に付随した嘘かもしれない。その中心に愛情がある。そして殺人も。それが純粋さと罪悪感と巧みな操作につながった。とても賢く、ユーモアがあり、大人の脚本だと思ったよ。とても洗練されているし。このキャラクターを演じるチャンスを得られて嬉しかった。
--コートニー・ハント監督の印象について教えてください。
素晴らしい経験だった。一緒に協力して作ろうとしてくれる監督なんだけど、自分の強いビジョンはしっかり持っている。そういう方と組んで作品を作れたことは幸せだね。
--監督がキアヌさんを起用した理由について、「弁護士として最もリアルに感じられた」俳優だったからと述べていますが、ご自身のどういった点が「弁護士としてリアル」だと思われますか。
んー、どこだろう?(笑)でも、弁護士役は80年代に1度演じた経験があったし、実際に弁護士の方にお会いして得たこともあった。とにかく弁護士役は楽しい(笑)。特に刑事裁判の法廷には陪審員がいるので、弁護士も、検事にもパフォーマンスの要素があるんだ。いくつものことが同時に起こっていて、ある意味アスリートみたいなところがある。真実を伝えなくてはいけないが、嘘をつくこともある。また、戦略家でなければいけないし、時には人を操らなくてはいけない。そこに法、正義、公正などいろいろな要素や概念がからんでくる。こういう複雑な状況を演じられるというのが、役者の醍醐味だと思うんだよね。
--レニー・ゼルウィガーとの共演を振り返って、人柄や感想をお聞かせください。
初めてスクリーンで見た時から、レニー・ゼルウィガーのファンだった。彼女は映画スターだ。だから彼女と会って共演するのを楽しみにしていたんだ。人物としてはスイート、とても素敵な優しいかわいいところがある人だね。でも、演技に関してはすごく技術があって、そこにもたらされるべき瞬間というのを表現しているんだけど、演技をしていると感じさせないんだ。彼女も僕と同じで古風なところがある。気合を入れて仕事に向かう。このシーンの真実とは何か。しかも遊び心も忘れない。共演できて素晴らしかったし、信頼できる素晴らしい人だよ。
--この映画は嘘をつくことがひとつのテーマにもなっていますが、ご自身は嘘をつくのが得意な方ですか?それとも、顔に出ていると言われますか?
嘘は苦手だね。でも、僕はたまにすごい俳優になるんだよ(笑)
映画『砂上の法廷』は大ヒット上映中!
■参照リンク
映画『砂上の法廷』公式サイト
gaga.ne.jp/sajou/
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