スウェーデンの健康相を務めるガブリエル・ウィルクストーム氏がツイッターでしたある発言が、スウェーデン国内外で大きな話題となっている。
一体なぜ一国の大臣がこのような発言をするに至ったのか。そこには次のような経緯があった。
ある一般人がツイッターでウィルクストーム健康相にあて、「隣のカップルがまた大声あげてセックスしていてうるさいです。あなただけが私の希望です。どうか午後10時以降の大声付きのセックスを禁止する法律を作ってくれませんか?」とツイートしたのだ。
これを受け、ウィルクストーム健康相は「大声をあげてセックスするのはいいんじゃないでしょうか。彼らの健康にもいいし、周りの人たちにもいい影響を与えると思います」と返したのである。
@Twiststorm Låter trevligt för dom tycker jag. Bra för välbefinnandet och därmed folkhälsan också.
- Gabriel Wikström (@gabrielwikstrom) 2016年3月9日
ちなみにスウェーデンでは、夜10時以降、掃除機やDIYなど大きな音が出る行為は禁じられているそう。なので健康相のこの発言は国民を大いに驚かせたのだという。
ウィルクストーム健康相は自分の発言がネット上でシェアされまくっているのを受け、BBCのインタビューに次のように答えている。
「国民からの質問に、ジョークも交えて答えたかったんです(笑)。時にセックスはネガティブなものとして語られることがありますが、セックス自体は忌むべきなものではありません。そろそろポジティブなこととしてとらえてもいいんじゃないかなと思っています」。
「スウェーデンの国民には、ぜひ自分たちがやりたいようにセックスを楽しんでほしいと思っています」。
多くのスウェーデン人は、ストレスや仕事上の問題で、自分たちがしたいセックスをできていないと感じているそうだ。
■参照リンク
http://www.mirror.co.uk/
■3月のAOL特集
キム・カーダシアン、セクシーすぎるセルフィー史【フォト集】