漫画家・羽海野チカによる大人気コミック『3月のライオン』の実写映画化が、「2017年【前編】【後編】2部作」での公開が決定し、さらに主演を神木隆之介が、監督を大友啓史がつとめることがわかった。
2007年に「ヤングアニマル」で連載が開始した本作は、将棋を描いたマンガながら大きな注目を集め、数々の漫画賞を総なめにし、男女問わず幅広い世代から圧倒的な人気を獲得している。
実写映画化が発表された際には、数多くの原作ファンがネット上で繰り広げたキャスティング予想で、主人公・零役に神木を熱望しており、今回の神木の主演はファン待望の抜擢だ。映画化に関して神木も「元々大好きな原作なので、お話を頂いた時は本当に嬉しかったです。大人気の原作なので、大きなプレッシャーはありますが、原作の中にある温かさを出せたらいいなと思っています」と強く意気込む。
大友と神木のタッグは、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』以来、約2年ぶり。大友監督は「ずっしり重い孤独を背負いながら人生と真正面から向き合い、自分の足で立とうとする主人公・桐山零の姿は、僕の中でいつの間にか、俳優・神木隆之介君と重なっていました。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』以来、彼の成長ぶりに触れるのがとても楽しみです」と神木との撮影に期待を寄せている。
また、原作者の羽海野チカは大友監督と神木の主演に、「男たちが闘う世界を 吸い込まれそうになる程、濃密に映像に落とし込む事が出来る大友啓史監督に『3月のライオン』を撮っていただける事 そして、棋士である主人公の『身の内にライオンが棲む男の子』を神木隆之介さんに演じていただける事が本当に嬉しくて、待ち遠しい気持ちでいっぱいです」と喜びを表し、実写化へ多大な期待を寄せている。
中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士、桐山零(きりやまれい)。彼は、幼い頃に両親と妹を交通事故で亡くし、孤独を抱え、来る日も来る日も、すがりつくように将棋を指し続けた。そんなある日、零は同じ下町に住む三姉妹・川本あかり、ひなた、モモと出会う。それは、将棋盤以外の"自分の居場所"との出会いでもあった...。激しい才能と激情がうごめく棋士たちの生きる将棋の世界と、陽だまりのような川本家の食卓。数々の対局とあたたかな人々との交流を通じ、零は棋士として、人として、ある覚悟を決めていく――。
映画『3月のライオン』2017年【前編】【後編】2部作・全国ロードショー!
■3月のAOL特集
美女絢爛!第88回アカデミー賞レッドカーペットが豪華すぎ【フォト集】
コメント
コメントを書く