NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』で、俳優・瀬戸康史が演じる成澤泉のモデルとなった成瀬仁蔵。作中で描かれている「成澤」としての部分は別として、そのモデルとなった「成瀬」については、実は意外な素顔が存在している。
ご存知の方も少なくないと思うが、成瀬仁蔵といえば名門女子大として知られる日本女子大学の創設者として知られる人物だ。この時期の人としては珍しく、1890年にアメリカに留学し、女子教育先進国であったアメリカで学ぶと、1894年に帰国。梅花女学校校長などを経た後で、我が国における本格的な女子教育機関を設立を志し、1901年、念願の女子大学創設へと漕ぎ着けたが、その後も彼の精力的な活動は続き、その生涯を女子教育に捧げることとなった。ちなみに、そんな先進的な彼らしく、その好物は中華料理や牛鍋など、「精のつくもの」が多かったと言われ、どうやら彼はそうしたグルメで得たエネルギーをフル活用する形で、終生、日本の女子教育のために奔走し続けたようだ。
作中においてはイケメン俳優として知られる瀬戸が演じている成澤泉。そのモデルとなった成瀬仁蔵もまた、小柄な体躯ながらも口元にたくわえた立派な髭と背広姿がよく似合う好男子として知られているが、そんな彼が、ヒロイン・あさとの出会いにより、今後どのような活躍を見せるのか、視聴者からの注目が集まりそうだ。
■参照リンク
瀬戸康史 公式ブログ
ameblo.jp/koji-seto-we/
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