第14代リハウスガール、『暗殺教室~卒業編~』の公開も楽しみな新星・山本舞香が、青春すぎる青春映画『桜ノ雨』で映画初主演果たした。「みんなで作ったからこそいい作品にできたのかなって思います」と語る彼女の目は、座長の大任を終えた達成感に満ちていた。
ボーカロイドで着火後、ミリオンヒットを記録。曲を元にした小説も大ベストセラーで、今や卒業ソングの定番となった神曲「桜ノ雨」。その作詞・作曲のhalyosyが原作・原案を手がけた映画版で、山本はきらきらした透明感いっぱいの演技で主演を務めた。その心中、容易に察するが、「もちろんプレッシャーはありました。みなさんの足を引っ張っちゃったらどうしよう......って。『私が引っ張っていく!』ではなく、周囲の方々に支えられたといいますか、みんなで作ったからこそいい作品にできたのかなって思います」と、述懐する。
主人公が思いを寄せる合唱部の部長役は、NHK連続テレビ小説「マッサン」に出演するなどブレイク中の浅香航大。『魔女の宅急便』の広田亮平、「ごめんね青春!」の久松郁実など、注目の新世代キャストが大集結した。その撮影現場は、まるで本当のクラスのように楽しかったと山本は言う。「特にメインキャストのみなさんとは控室が一緒だったので、いろいろとお話をさせてもらいました。浅香さんはお兄ちゃんのようにすごく頼りがいがありましたし、同じ事務所でずっと共演したかった(久松)郁実ちゃんもお姉ちゃんみたいで。広田くんはみんなにイジられている姿が面白くって完全にムードメーカーでした(笑)」。
映画を観れば一目瞭然だが、その若手キャストの空気感がストレートにスクリーンに映っている。仲良くなったナチュラルなチームワーク、それを踏まえて生まれる総勢35名の合唱パワー、ウエダアツシ監督の優しく時に鋭い視点、そして青春そのものを象徴するかのような山本の表現力。時を過ぎた人には懐かしく、渦中の人は今を生きることの大切さを再認識するだろう。最後に山本はメッセージを贈る。「映画を観る方にこういう淡い青春があったなあと思ってほしいです。いつまでも残る作品になったらうれしいなあと思います。学生の方々にはこの映画を観て、たくさんの学校の卒業式で『桜ノ雨』を歌っていただけたらうれしいですし、大人の方には学生の頃を思い出していただけたらうれしいです」。
映画『桜ノ雨』は、大ヒット上映中!
■参照リンク
映画『桜ノ雨』公式サイト
sakuranoame-movie.com
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