1月29日、『おはよう時代劇』(テレビ朝日)で再放送中の松平健主演人気時代劇『暴れん坊将軍VII』(1996)に、なんともぶっ飛んだロシア人キャラが登場。そのあまりに強烈なマッドぶりがネット上の好事家の間で話題となっている。
第7話「愛妻騎馬奉行」は、愛妻家として知られる北町奉行・兵藤筑後守(江藤潤)が、かつて起きた領地争いの遺恨から、騒動に巻き込まれるという内容であった。劇中で、地方藩に銃器の密売を持ちかける「おろしあ」の武器商人、セルゲイ・M・イワノフ(ギアンナ・カラバイン)は、藩主が見守る中、誘拐してきた若い娘たちを相手に銃を乱射して"試し撃ち"を披露したり、「言い値で買う」という破格の条件を提示してきた藩側に対して「ヤポンスカノ サムライ ハラキリ! ヤポンスカノ サムライ ジェーンシチナ!(日本の侍の切腹を見たい!武家の女性を抱きたい!)」という、なんともトチ狂った条件を提示するなど、まさにやりたい放題。こうしたイワノフの相次ぐ"ご乱行"の数々に、ネット上の視聴者からは「まさにおそロシアの極みwwww」「さすがにイカレすぎてるwww」「ハラショー連呼w」「大和屋がめっちゃ悪そうな顔でダーとか言ってたけどどこでロシア語覚えたんだよw」「今回の話って結構特殊な展開。冒頭で上様バレしそうになってるし」「吉宗様の生乳首が登場する回も意外とレア」「イワノフが売ろうとしてたやつってこの時代にはまだなかったガトリング砲?」「何日か見るの忘れたら、知らない間にめ組小頭が楽太郎になってた」「いやー、今日も楽しませてもらいましたw」と思わぬ反響があった。
なお、終盤、武家の妻を手に入れて引き上げる途中で、吉宗(松平健)に仕えるお庭番によって、なんともアッサリと瞬殺されてしまったイワノフ。『暴れん坊将軍』と言えば、いわゆる"伝説の彗星回"として知られる第9シリーズの第19話「江戸壊滅の危機!彗星激突の恐怖」を筆頭に、時代劇のイメージを覆す名(迷?)作がしばしば登場するが、そうした意味で言えば今回の「愛妻騎馬奉行」も、世の好事家にとってはなかなか興味深い内容であったようだ。
■参照リンク
おはよう!時代劇 暴れん坊将軍7 #7(テレビ朝日)
www.tv-asahi.co.jp/pr/sphone/20160128_32001.html
■2月のAOL特集
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