中国に住むLi Zuchenさんは、ある日買い物の途中で思った。ショーウィンドウがつまらない、と。マネキンに華やかな服を着せてはいるが、何かが足りないと。そこで彼はひらめいた。マネキンが踊ったらいいんじゃないのか?
https://youtu.be/pBcyR-dGvBI
マネキンを動かし踊らせるため、当時55歳のおじさんの挑戦は始まった。元整備工をしていた彼は、何十時間もネットでリサーチし、独学でロボット技術を学んだ。マネキンの腕や足にモーターやセンサーを仕込み試行錯誤すること8年。かかったコストは15万人民元(約270万円)。ついに完成したマネキンロボット、その動画が話題になっている。
動くマネキンと聞いて、過去大ヒットしたラブコメ映画「マネキン」が真っ先に思いついたが、全然違う。コメディな雰囲気はゼロ。Zuchenさんはこのマネキンのことを娘と呼んでいるらしく、ちょっと不気味な気がするのはそのせいかな。デパートがこのマネキンを採用するというより、また別の需要があるのかも...。
文/そうこ
■参照リンク
Mirror Online
www.mirror.co.uk
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