最新アルバム「25」発売以来、3週間で600万枚と売れに売れているアデル。驚異的といえば本作のリード曲「Hello」のYouTubeでの再生回数も公開2ヶ月で8億1000万と1年後には歴史的な再生記録を更新することが予想されるが、そんな「Hello」各国でカヴァーされ、カヴァーバージョンもかつて無いペースで再生数を伸ばしている。


この楽曲を速攻でカヴァーしたのはレロイ・サンチェスという男性シンガー。軽くボコーダーをかけた部分以外はオリジナルを意識しつつも、若干エレクトロ要素も加えまるでオリジナルのようなアレンジ。カヴァーにも関わらず1億9000万再生は本人のプロモーションにもなるインパクトある数字。

https://youtu.be/vlZ9kjCrGJw


世界中でカヴァーされている「Hello」だが最初に大反響を呼んだのは韓国人の女子高生が公開したカヴァー映像。ソウルの音楽高等学校の生徒ということだが、学生服姿でピアノ伴奏のみで歌い上げはっきりいって地味だが、驚くべきはその歌唱力だ。

https://youtu.be/PPQNbTPb-F0


毎回必ず出てくるメタルバージョン。「アナ雪」「レット・イット・ゴー」のメタルカヴァーで脚光を浴びたレオ・モラックチェリがお約束通りこの曲も速攻でカヴァーしていました。メタルというよりはクリードやニッケルバックのようなハードなオルタナティヴ・ロック路線ですが、中盤からのハードなフックの持って行き方などもはや名人芸ですね。
https://youtu.be/LtQUJMBH8uE


こちらはアニメ声で歌う職人。ミッキーボルトは、声まねでヒット曲をカヴァーする人気YouTuberだが、今回は「Hello」に挑戦。「ファミリー・ガイ」のキャラクターや、日本でも放映されていた「キング・オブ・ザ・ヒル」のテキサス親父、ハンク・ヒルなど、字幕版を見てた人なら彼の達者振りは伝わるだろうか。

https://youtu.be/sZQsjlLbKT8


数年前まではオリジナルソングを歌いヒットすることで世界中で注目される、というのが多くのシンガー最大のミッションだった筈だが、近年では世の中での注目曲を素早くカヴァーすることでネットから脚光を浴びるというのも無名シンガーたちの戦略として有効なことは、多くの成功者が証明している。「アデルのヒットに便乗」といえば聞こえは悪いが、多くの人の目に触れることで注目されるアーティストも今後増えていくことだろう。



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