思わずワオ!と本当に叫んでしまいました!予告編でも、姿を見せているミレニアム・ファルコン号!この物語の中で、初めて登場するシーン!エイブラムスって天才!(笑)
ライトセーバー持って駆け付けた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ネタバレなしのレビューです。
スター・ウォーズについては、僕より熱く詳しく語れる方もいっぱいいらっしゃるし、少しでも内容に触れると物語がわかってしまうので、そこに気を付けながら、僕なりに『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』について語ってみたいと思います。
スター・ウォーズが持っていた楽しさ=メカや宇宙人をちりばめた独特の異世界で、イキな会話の主人公たちが右往左往する...を蘇らせてくれました!
エピソードⅠ=ファントム・メナスから始まる三部作が神話よりで、またサーガの構成上、悲劇パートだったから全体的にはしゃげなかった。それはそれで味わい深いし、『シスの復讐』に登場するグリーヴァス将軍は大好きなキャラの一人ですから、あの三部作も愛しています。
それに対し『フォースの覚醒』は試練のドラマでもあるけれど、前のシリーズの重さをちょっと忘れて"スター・ウォーズ"らしい見せ場やエンタテインメント性を大事にしています。
さりげなく登場するエイリアンやクリチャーのいる日常。本編とあまり関係ない"どうでもいいいところ"が楽しいのが、このシリーズの魅力ですからね。
続編の形を借りた「エピソードⅣ(=1作目の「スター・ウォーズ」)」のリメイク...なのかもしれません。
AOLファミリーの鴇田崇さんが「ありがたい既視感」という適切なコトバを使っていましたが、まさにその通りです。
しかし、ただの"焼き直し"ではないのです。
今回の『フォースの覚醒』の新風に貢献しているのがレイ。僕は、今回の主人公であるレイが素晴らしく彼女との冒険を心から楽しむことができました。決してセクシー美女ではないし萌え系でもありません。でもタフさ、優しさ、純粋さ、したたかさ、そして賢さを持った若者です。
これは当たり前なのですが、エピソードⅠ・Ⅱ・Ⅲの主人公アナキンは、後にダースベイダーになることを皆が知っているので、そこに陰がある。でもレイには、希望を感じました。この若者なら、きっとこの銀河を正しく導いてくれる(そして これからの「スター・ウォーズ」映画を盛り上げてくれるだろう)と。
写真は、今年のサンディエゴ・コミコンで展示されていたレイのビークル
(PHOTO BY すぴ)
例えば、自分の職場に新人でルークが配属されたらちょっと頼りないし、アナキンだと、こいつ優秀だけど表裏あるんじゃない?と思ってしまうけれど、レイなら、いい奴が来た! と思えるだろうなって(笑)
そういう感じです。
ただ、エピソードⅠから始まる三部作は「ファントム・メナス=見えざる脅威」から始まったので銀河が悪い方向へ、エピソードⅣから始まる三部作は「新たなる希望」から始まったので銀河は良い方向へ...今回は「フォースの覚醒」......これが良い意味にも悪い意味にもとれるので、新三部作がどこに向かうのか、予断を許しません(笑)
劇場を出て、真っ先に思ったのは、「早くシーズン8が観たい!」です!そしてBB-8のリモコン買いに走りました!!!!
May The Force Be With You!!
文・杉山すぴ豊
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は大ヒット公開中!
https://youtu.be/SdAUiyeJMFQ
■参照リンク
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公式サイト
starwars.disney.co.jp
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