太平洋沖4800kmという死の海域で捕鯨船"エセックス号"を襲った衝撃の実話を描いた『白鯨との闘い』が2016年1月16日(土)に全国で公開される。この度、本編中で巨大な"白鯨"が初めて姿を現すシーンが解禁となった。巨大な体を駆使して船底に体当たりで穴を開けた鯨と乗組員が初めて遭遇する瞬間は、鑑賞者を圧倒する必見の仕上がりだ。
解禁となった映像は、海中を進む巨大な鯨を映し出すシーンから始まる。この鯨こそが、見境なく鯨達を襲う人間に怒り狂った"白鯨"。船を襲った突然の衝撃で甲板に投げ出された乗組員が船底に状況を確認しにいくと、そこには船底を突き破った"白鯨"の姿があった。
頑丈に作られた船底に穴を開け、自身の重量を遥かに上回るエセックス号を軽々と押しのける鯨の姿は、通常のマッコウクジラ(平均15メートル)を遥かに上回る30メートル超え。まるでおもちゃのようにグラグラと揺れる船の脇を悠然と泳ぎ去るその姿からは、通信手段も無しに大海のど真ん中でこのような状況下に立たされた乗組員達の絶望と恐怖もひしひしと伝わってくる。
監督のロン・ハワードは、真実の物語を実写化することについて「実話を映画化することは、僕のキャリアの初期において、ひどく恐ろしいことだった。実話は制限を与えるものだと思っていたからね。でも今では、その反対だと思っている。フィクションなら観客が決して受け入れない突拍子も無いストーリーであっても、僕らの想像を遥かに超える"真実"にはかなわない。」とコメント。実話に基づく本作を映画化するにあたっての自信を覗かせた。
映像に現れるこの鯨は、当時の捕鯨で主な標的とされていたマッコウクジラ。現在観測される最も大きい個体でもその大きさは18メートル程度であると言われているのに、この"白鯨"は30メートルを超える巨大な体を持っており、重量は80トンを超えると記録されている。その体当たりは木製の船をいともたやすく転覆させる力を持っていたのだ。信じがたい話ではあるが、ロン・ハワードの言葉を借りれば、真実は常に想像を遥かに超える。現在ではスクリーン上でしか目撃できない世界最大級の巨大鯨の姿は、一見の価値があるだろう。
1819年に出港した捕鯨船"エセックス号"の乗組員たちは、太平洋のど真ん中で体長30メートルの巨大な鯨と遭遇し、船を沈められてしまう。家族のために必ず帰ると誓った船乗り達が、絶望の漂流生活の中で下す、生き延びるための究極の決断とは?
https://youtu.be/Vyziwgqo0S4
『白鯨との闘い』 は2016年1月16日(土)より全国ロードショー
(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.
■参照リンク
『白鯨との闘い』公式サイト
wwws.warnerbros.co.jp/hakugeimovie/
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