映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』は"世界で最も危険なグループ"と呼ばれた伝説のヒップホップグループ「N.W.A.」の結成、成功と挫折、裏切り、社会や権力との闘争、そして友との別れを描いた音楽伝記映画。
全米で公開されるやいなや、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のオープニング興行収入を抜き去り、全米興収ランキングで3週連続1位を獲得。エミネム主演の大ヒット映画『8Mile』の全米累計興行収入を超え、音楽伝記映画として歴代1位の興行収入を記録した。
そんな本作を鑑賞した各界を代表する著名人らが寄せたコメントがアツすぎると話題になっている。とにかく、読んで映画館へ行くべし!
■コメント一覧
・町山智浩/映画評論家
進学校に越境通学する優等生のアイス・キューブ!
キラキラの衣装着た音楽ボンクラのドクター・ドレ!
本人たちがあえてさらすリアルな素顔に涙!
・宇多丸/RHYMESTER
登場人物の「顔」ひとつひとつを始め、
セリフ以外にも大量かつスマートに織り込まれた
ヒップホップ・ヒストリー的ディテールに、うるさ型マニアも大納得!
......というだけでなく、普遍的な「ファミリー興亡史もの」としての
完成度もしっかり高いのが偉い。
今日的なアメリカ社会状況とのシンクロも見事な、
万人に自信を持ってオススメできる一作です!
・長谷川町蔵/ライター
チンピラと場末のDJと成績優秀な高校生が、手を取り合って掴んだアメリカン・ドリーム。その儚さはまるでヒップホップ版『グッド・フェローズ』!でも実話なんだよ、これが!
・井上三太/漫画家(「TOKYO TRIBE」)
これは久々のストリート映画の傑作であると共に、仲間たちのサクセスストーリーでもある
・いとうせいこう/作家・クリエイター
凄まじい大作。ドキュメンタリーと何回も間違うほど各ラッパー似てるし、演技も熱い。デトロイト警察との軋轢、LA暴動、そして経営陣の搾取に次ぐ搾取などなど、差別と暴力と青春が描かれる。(Twitterより)
・Kダブシャイン/ヒップホップMC
リアルタイムで聴いてて、流れは知ってたものの、改めて映像で再現されたストーリーを観ると、当時の興奮が思い返され、懐かしさだけでなく、その頃の情熱まで甦ってきた
・ANARCHY/ラッパー
N.W.A.のリアルストーリーが知れるっていうのは、僕にとっても特別な映画だし、すべてのHIP HOP好きにはたまらないものだと思います。
・晋平太/HIPHOP MC
最高過ぎて一句捻ったぜ!!
DreやCUBEやEAZYの
ブレない姿勢にRESPECT
リンゴ齧って微笑むDre
なにやってんだ頑張れ俺。
・大和田俊之/ヒップホップ研究科
1980年代後半、アメリカでもっとも無慈悲な(ルビ:ルースレス)地区で生まれたギャングスタ・ラップ。その重厚なビートとリリックによって駆動される物語は、2015年現在、さらなる真実味を帯びて脈打ち続けている。
・丸屋九兵衛/音楽サイト「bmr」編集長
あの日、あの時、あの留置場で。Dr.ドレーが、イージー・Eという名のドラッグディーラーに保釈金をせがんだ瞬間、ヒップホップの歴史は変わった。
そして我々はみんな、「NWA以降」の世界を生きているのだ。
・SHINGO★西成(昭和レコード/420/728)
ひとりじゃ夢は叶わない
仲間の絆は変わらない
だからオレらは
ヤリたいようにヤルだけ
イケてるヒトには歴史がある
イケてる曲にも歴史がある
オレも生まれ育った環境でも学校でも仕事でもこの映画のような経験をしました。
だからこそ分かるこの映画の喜怒哀楽。
人生においてうまくいってるときに浮かれるな。
そんな時こそ自分のコトも周りのコトもこれからのコトも冷静に見る...聞く...決断する...それに尽きる。
Aftermath、つまり静寂をどう生きるか。
ドクターに相談するかグラスのアイスキューブがとけないうちに決断したほうがイージー!
ちなみに...ラグビーしかしていなかった俺が大学生の時の卒業論文の題は「在米韓国人とロス暴動」。
この映画は俺の青春時代ど真ん中!
「STRAIGHT OUTTA COMPTON」
これは観なきゃ損!損!
・小島秀夫/「メタルギア」シリーズ監督
アメリカンドリームを描いただけの伝記映画ではない。ラップは言葉だ。彼ら(N.W.A)の言葉が社会を、時代を、友情を変えていく。そして、現代人の意識をも変えてくれる。普段はヒップホップを聴かないが、伝説の言霊に出逢えて良かった。
・YOU THE ROCK★
HIPHOPをやってるヤツは死んじゃ駄目だ
巻き込まれて殺されては駄目だ
ミイラ取りが自らミイラ化しては元も子もない
脱出しても渦中に自ずから入るのも駄目だ
でもこの先も何が待ち構えてるか知れないけれど
ドントストップ!ネバギバッ!諦めんな!ってんだ!
・ZEN-LA-ROCK/ラッパー
Dreが友人の家で2枚使いの練習してるシーンのレコードの選定、ルーティンにやられた
ICE CUBE役って息子なんだ!うーん、クラシックスです。
・社長 肩書:SOIL&"PIMP"SEESSIONS アジテーター
コンプトンで産声をあげ、全米を動かしたN.W.A。
確固たる信念をもつ者だけが生み出すことの出来る、絶対的な強さを持つ音。
それを見事に描いた、あっという間の2時間強。
・般若/昭和レコード
17才位からずっと聴いてます。
トレーニングする時も聴いてます。
初ワンマンの会場BGMもN.W.A.でした。
勿論T-シャツも持ってます。
もう1回映画館に観に行きます。
EAZY-Eみたいな髪型にします。
・R-指定(Creepy Nuts)/ラッパー
オカンに小言言われ、初RECに緊張し、レジェンド達も皆同じ経験をして来たんや...HIPHOPの初期衝動充電完了!!
そしてEAZY-Eに泣かされっぱなしでした!
・N.O.B.U!!!/アーティスト
また音楽の価値観が変わりました。
僕も一人のアーティストとして
自分を曲げず
更にRealを歌い訴えて行こうと。
そして、言葉の力が
どれだけ偉大であり
影響力があるのかを感じました。
僕もそんな一人を目指し突き進みます。
・Azumi 肩書:シンガーソングライター
この時代のリアルな感情が胸に突き刺さったまま、未だ抜けない。禁じられ抑圧されたとしても真摯なエネルギーは音楽となり、必ずオーディエンスに伝わると魅せつけられた。とにかく観ろという感じです。
・樋口毅宏/作家
NWAもDr.ドレーもアイスキューブも正直詳しくない。同じ時代、俺が世を儚んだ文芸ロックに耽溺していた一方で、言葉と音楽で地獄の貧困社会から這い上がろうとした天才不良たちがいた。
・宇野維正/映画・音楽ジャーナリスト
アメリカ文化の「現代史」を知る上で最も重要なリアル・ストーリー、そのすべてがここに!
2時間27分があっという間に通り過ぎていく圧倒的なおもしろさ!
本作は、出演者は全員オーディションで選ばれ、メンバーの1人アイス・キューブを実の息子オシェイ・ジャクソン・Jrが熱演したことでも話題となっている。監督は『ワイルド・スピード』シリーズ8作目を撮ることが決定しているF・ゲイリー・グレイ。プロデューサーにはメンバーだったドクター・ドレーとアイス・キューブが名を連ねている。
『ストレイト・アウタ・コンプトン』は、12月19日より東京・渋谷シネクイントほかで全国順次公開
(C)2015 UNIVERSAL STUDIOS
■参照リンク
『ストレイト・アウタ・コンプトン』公式サイト
http://soc-movie.jp/
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