秋クールのドラマで一番のヒットとなった『下町ロケット』(TBS系)。第8話では二度目の大台越えとなる最高視聴率20.4%を記録。クライマックスでどこまで伸ばすか注目される。
主人公の佃航平(阿部寛)は夢を追う中小企業の社長。男たちの熱い物語が繰り広げられていて、若手女性のレギュラー出演者は航平の娘役の土屋太鳳ぐらい。だが後半の「ガウディ編」からは、技術開発部のエンジニア・加納アキ役で朝倉あきが加わった。
様々な障害に屈せず心臓の人工弁の開発に取り組むチームの一員で、化粧っ気はないが美人。男性ばかりの職場で目を引く。朝倉はかつてNHKドラマに主演したり、ジブリアニメ『かぐや姫の物語』でかぐや姫の声を担当したが、一時、芸能活動を休止していた。高視聴率の『下町ロケット』で復帰を知った視聴者も多く、「久々に見た」「やっぱりかわいい」などと喜びの声が上がっている。
2006年に長澤まさみらを輩出した『東宝シンデレラオーディション』でファイナリストになり、入賞は逃したものの東宝芸能に所属。ドラマや映画にコンスタントに出演し、2010年には『とめはねっ!鈴里高校書道部』(NHK)で初主演。『てっぱん』『純と愛』とNHK朝ドラにもヒロインと絡む役で出演した。
2013年公開の『かぐや姫の物語』で声優として主役に抜擢されたことでも注目を集めたが、2014年3月31日を持って東宝芸能との契約が終了となり、女優活動を休業することをブログで発表した。「しばらくは少しゆっくりお休みさせていただき、また新しい道を歩み始めたいと思います」とのことだった。
今年に入り、所属タレント2人のコニイという事務所から活動を再開。ホラー映画『ハロウィンナイトメア』に主演し、小田急電鉄のCMなどに出演した。偶然同じ名前の"アキ"を演じている『下町ロケット』では、少々おっちょこちょいだが粘り強さはピカイチという役どころで、劇中の切羽詰まった工場にもテレビ前の視聴者にも清涼感をもたらしている。
休業について詳しい経緯は本人から語られていない。事務所の東宝芸能も辞めたことで、そのまま引退となるのを懸念するファンも多かった。『下町ロケット』では大人っぽくなった印象だが、作業着姿でも光る美女ぶりがネットで評判になっていて「今週もアキさん目当てで観る」との声も。休業がいいリフレッシュになった様子。
まだ24歳。かつて"ポスト長澤まさみ"とも呼ばれた朝倉あきが『下町ロケット』の風に乗り、再び人気を高めそうだ。
文・斉藤貴志
https://youtu.be/Yd22BTIyW5M
https://youtu.be/507jN9fYyJA
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