アカデミー賞前哨戦ともいわれる、ロサンゼルス映画批評家協会(LAFGA)による「第41回LA映画批評家協会賞」が現地時間6日に発表され、作品賞に『Spotlight(原題)』が選ばれた。
https://youtu.be/EwdCIpbTN5g
トム・マッカーシー監督による『Spotlight』はもともと今年の賞レースの大本命とも目されているサスペンスドラマで、マーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムスら演技派陣が出演、カトリック教会の神父たちによる児童への性的虐待事件を特集記事で暴いた記者たちの奮闘を描いたものだ。ちなみに6日は他にもニューヨーク・オンライン批評家協会賞(NYFCO)、ボストン映画批評家協会賞(BSFC)が発表されたが、どれも作品賞はこの『Spotlight』が輝いている。
監督賞は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジョージ・ミラー。今年世界中で一大旋風を巻き起こしたこの作品は、作品賞でも次点となっており、今後の賞レースでも大暴れしそうな予感だ。
https://youtu.be/zenRD8CNaJ0
その他主要な賞としては、主演男優賞が『スティーブ・ジョブズ』のマイケル・ファスベンダー、主演女優賞は『45 Yesars(原題)』のシャーロット・ランプリング、助演男優賞は『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』のマイケル・シャノン、助演女優賞は『Ex Machina』のアリシア・ビカンダーがそれぞれ受賞しているが、主演女優賞は今回次点だった『Brooklyn(原題)』のシアーシャ・ローナンの前評判もかなり高い上に、『Room(原題)』のブリー・ラーソンの存在も見過ごせない。また主演男優賞も、『レヴェナント』のレオナルド・ディカプリオがついに悲願のアカデミー賞!?と目されるほどの大熱演を見せているなど、とにかく今年の賞レースはかなり熱い接戦となりそうな予感だ。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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