AKB48の新曲「365日の紙飛行機」のミュージックビデオが公開された。
https://youtu.be/7ct5C3jU_fY
本楽曲のセンターを飾るのは、NMB48とAKB48のメンバーを兼任する山本彩だ。これまで、NMB48の楽曲では何度もセンターポジションに立ってきた山本だが、AKB48の楽曲でセンターを飾るのは初の快挙。イントロの後は、美声が評判の山本のソロパートが長めに続き、その後、メンバーの高橋みなみ、小嶋陽菜らが続き、サビの全員の合唱につながっていく。
本楽曲はNHK朝ドラ『あさが来た』の主題歌として使用されているが、AKB48が朝ドラの主題歌を担当するのは初めてだという。視聴者の年齢層が幅広い朝ドラは、当然、主題歌もできるだけ多くの層から受け入れられる必要があり、前期の朝ドラ『まれ』は合唱曲、前々期の朝ドラ『マッサン』は中島みゆきが担当するなど、主題歌のチョイスは手堅いものが多い。AKB48が担当すると発表された当初は、いくら「国民的」アイドルであるとはいえ、やはり朝ドラのイメージとはすぐには関連付けられず、「合ってないのでは?」と不安の声もきこえてきた。
しかし、ドラマが始まってみると、この主題歌がかなり好評で、山本の歌声が視聴者の想像以上に爽やかなもので、紙飛行機にたとえて人生を歌う歌詞とあいまって、朝という目覚めの時間に気持ちよく聴ける楽曲となっており、「かなりいい」とのコメントが多数上がっている。
来年3月に卒業を予定するメンバー高橋みなみのラストシングル「唇にBe My Baby」に収録予定の本楽曲。「365日の紙飛行機」で AKB48に対するイメージが変わった新たなファン層がCDを手に取る、ということも十分あり得るだろう。
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