米国映画批評会議「ナショナル・ボード・オブ・レビュー」が12月1日、2015年の各受賞作品を発表、今年のベスト映画に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が選ばれた。
これから映画賞レースが本格的に始まるが、そんな各賞のノミネートの指針にもなるともいわれているこの「ナショナル・ボード・オブ・レビュー」。見事2015年ベスト映画に選ばれた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、世界中のファンたちを熱狂させ、総額3億7500万ドル(約460億円)の興行収入を上げたまさに今年の代表映画の筆頭。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
トム・ハーディ、シャーリーズ・セロンら出演陣のリアルかつマッドすぎる演技も絶賛されたが、本作が受賞したのはベスト・フィルム賞だけとなった。
リドリー・スコット監督、マット・デイモン主演、火星にひとり取り残された宇宙飛行士の必死のサバイバルを描く『オデッセイ』が、監督賞と主演男優賞、そして脚色賞を受賞。主演女優賞は、現実にあった事件をもとに描かれた衝撃の映画『Room(原題)』のブリ―・ラーソン。
『オデッセイ』
『Room』
また助演男優賞は、『クリード チャンプを継ぐ男』でロッキーとして7度目の復活を果たしたシルヴェスター・スタローン、助演女優賞はクエンティン・タランティーノ監督による西部劇『ヘイトフル・エイト』のジェニファー・ジェイソン・リーが受賞している。
『クリード チャンプを継ぐ男』
『ヘイトフル・エイト』
■参照リンク
http://www.hollywoodreporter.com/
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