百貨店ジョン・ルイスのクリスマスCMは毎年世界的に有名になる人気コンテンツだ。昨年は、トム・オデールがジョン・レノン「リアル・ラヴ」をカヴァーしたが、今年は、Auroraという女性シンガーが、オアシス「Half The World Away」をカヴァーし大反響を呼んでいる。しかし、このクリスマス商戦のキャンペーンにオアシスの楽曲を許諾したことについて、リアム・ギャラガーが兄ノエルを批判、「セルアウトだ」と一刀両断して話題になっている。
https://youtu.be/wuz2ILq4UeA
日本で例えると、伊勢丹や三越といった大手デパートのCMに、極めて硬派なバンドの曲が起用されたら「イメージと違う」とファンが思うように、リアムの言い分もわからないでもないが、この「Half The World Away」という曲は「ホワットエヴァー」のB面曲で、Bサイド集「マスタープラン」に収録されていたもの。このような機会でもないと、大きな脚光を浴びることは無かったと思える。
とはいえ、リアムと同様に、オアシスがかつて在籍していたレーベル、「クリエイション」のオーナーだったアラン・マッギーもこのカヴァーについてボロクソに叩いているように、一部の関係者はノエルの商業的なスタンスに批判的なようだ。
前述のように2014年はジョン・レノン、その前の2013年はリリー・アレンがキーン「Somewhere Only We Know」をカヴァー、その前の年はフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、ザ・スミス、エルトン・ジョン、ガンズ・アンド・ローゼズ......といった具合に70〜80年代のアーティストによる名曲を選曲している。
今回のオアシスの曲を起用したCMも、女の子が望遠鏡で月に住んでいるおじいちゃんを発見してコミュニケーションを試みるというファンタジックな内容で、クリスマスプレゼントの"販促キャンペーン"というイメージからはかけ離れた内容になっており「本当に美しいCM」「『月でジジイが呼吸できるかよ』なんて批判する人は夢がなさすぎ」「ネットの厳しいコメントにはうんざりだ、いい気分にさせてくれる映像なのに」など、肯定派は批判的なコメントに対してかなりガッカリしている様子だ。
https://youtu.be/iccscUFY860
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