全世界をトラウマに陥れたルッジェロ・デオダート監督によるモンド映画『食人族』。人を喰う習慣がある部族により食い殺される若者4人の運命をドキュメンタリータッチで描いた作品だ。この映画をモチーフに、ホラー映画界のカリスマが6年ぶりにメガホンをとった残酷無慈悲な食人エンターテインメント『グリーン・インフェルノ』が11月28日より公開となる。
(c)2013 Worldview Entertainment Capital LLC & Dragonfly EntertainmentInc.
森林伐採によって追いやられている部族を助けようと意識の高い学生が奮起し、現地に飛ぶも飛行機がエンジントラブルで墜落。そこで待っていたのは彼らが助けようとしていたヤハ族だった。意識の高い学生たちにとってはさらに不運なことに、彼らは人間を食べる習慣をもった食人族だったのだ。
R-18作品、しかも食人という内容になかなか飲食とのタイアップが決まらなかったと宣伝担当は話す。実際、焼肉屋の店長さんとの打ち合わせまでもちこむも、最終的には内容として難しいという判断をされてしまい、なかなか実らなかったのだとか。宣伝担当もチャレンジャーである。そんな担当者を見ていた食人の神様がいたかいなかったかは知らないが、救世主が登場。それが大阪にあるカレー屋さん「カレイヤー」だ。ロゴからもみてとれるのだが、このお店の店長さんはヘヴィメタルバンド「スレイヤー」が好きなのだろう。
「カレイヤー」が今回タイアップで提供するのがトッピング。劇場で鑑賞した『グリーン・インフェルノ』半券を持参するとあるものがついてくる。それが「血染めの中指&薬指」だ。
ご飯の上に乗せられた指2本。まわりには血(きっとケチャップ)で彩られている衝撃的な絵づらだ。どうかしている...いや、この美味しそうなトッピングを考えた「カレイヤー」店長さんからコメントをいただいた。
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私どもカレイヤーはメタルをテーマとしたカレー専門店でございます。
そしてメタルといえば何と言っても皆様もご存知かと思われますが、
人差し指と小指を立てるメロイックサインが共通の無言の合言葉でございます。
で、そのメロイックサインを表現するにあたり不要となってくるのが中指及び薬指でございまして、今回はその不要な指二本を有効活用し、食人愛好家の皆様にお喜びいただけるよう特別メニューとして新鮮な血のソースと共にカレーのトッピングにしてみました。
不思議とポークウインナーと寸分違わない味に仕上がっており、
どのカレーとも相性抜群。ぜひこの機会にご賞味下さいませ。
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『グリーン・インフェルノ』鑑賞後は不思議と肉を喰いたくなるそうで、勇気あるものは「カレイヤー」にて指のトッピングをご賞味してみてはいかがだろうか?
奇しくも『ムカデ人間3』でもカレーを販売しており、R-18作品とカレーの関係、今後も注目していきたい。『グリーン・インフェルノ』は11月28日より新宿武蔵野館、なんばパークスシネマほかにて公開
https://youtu.be/e8xgz_mJJ5U
■参照リンク
映画『グリーン・インフェルノ』オフィシャルサイト
green-inferno.jp
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