大フィーバーのUFC女子王者、ロンダ・ラウジーが権威あるボクシング雑誌「ザ・リング」の1月号の表紙になり物議を呼んでいる。
1922年に創刊された「ザ・リング」はいわゆるツウ向けの硬派なボクシング雑誌。違う競技である総合格闘技(MMA)の女子チャンピオンを表紙に起用するのは異例。表紙には「彼女はMMAを制覇した、今度はボクシングか?」というメッセージが書き込まれており、アンチでもないボクシングファンがカチンと来たようだ。
ボクシングファンからは「なぜ女子ボクサーを応援しないで、訳の判らないMMAのチャンピオンが表紙なんだ」「女子ボクサーたちに示しが付かない」「ほんと笑うしかないね」「MMAの王者が表紙の次はタイガー・ウッズかサッカー選手でも表紙にするのか?」などかなりご立腹気味。
そもそも「ボクシングを征服する」云々はロンダの発言でもなく、出版社が今の彼女のフィーバーに便乗しようとしただけにしか見えないが、彼女がこの表紙を掲載した自身のインスタグラムも怒号とファンのヨイショコメントが交互に寄せられる炎上振り。元々メンタルの強さが随一のロンダだけにこのようなブーイングにも慣れているとは思うが、とんだとばっちりにやや気の毒な感じもする。
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