11月1日(日)、ゴスペラーズの安岡優と黒沢薫が、それぞれのソロ作のリリースを記念して、ラゾーナ川崎ルーファ広場グランドステージにてリリースイベントを開催した。
10月21日(水)に初ソロアルバム「バラードが聴こえる」をリリースした安岡と、今年でソロデビュー10周年を迎え、同月28日(水)にシングル「Supernova duet with 三浦大知」を発売した黒沢。2人揃ってのラゾーナ川崎でのリリースイベントは、ゴスペラーズとして行った2012年以来のことだという。
会場に詰めかけた3,000人の観衆を前に、まずは安岡が登場。「みなさんの力が必要です!カモン!」と呼びかけ、1曲目「Welcome to the brand new world」から手拍子を煽る。MCでは「元々、詩人が自分の語る物語をメロディにして歌にして届けることで、より多くのみなさん、より心の奥底まで届ける演奏方法を指す言葉が『バラード』です。僕は20年間ゴスペラーズで沢山の歌詞を書かせて頂きました。そしてその、安岡優が改めて一人で物語を歌にして届けたいと思い『バラードが聴こえる』というタイトルを付けさせて貰いました。今日は短い時間ですが、物語を歌にしてみなさんに届けたいと思います」と語り、2曲目「Luz」を歌いあげた。
続いて登場した黒沢が新曲「横顔」を披露すると、「みなさん、お待ちかねですよね? では素晴らしいシンガーでアーティスト三浦大知!!」とスペシャルゲストの三浦を呼び込み、「Supernova duet with 三浦大知」を初パフォーマンス。間奏で「大知!」と声を掛ける黒沢に三浦がキレのあるダンスで応え、後半では2人でフェイク合戦を繰り広げるなど、会場を沸かせた。
黒沢と宇佐美秀文が作曲したシングル「Keep It Goin' On」で2005年にソロデビューした三浦は、"一人の女性を二人で取り合う"というシチュエーションを歌った同曲について、「自分もデビュー10年で、黒沢さんもソロ10年で。黒沢さんに僕のデビュー曲を手掛けて貰って、しかも今回粋な計らいをして頂いて、ソロデビュー曲と同じ制作チームで歌わせて頂いて。色々な意味でアニバーサリーで。でも10年経ってまさか黒沢さんと女性を取り合わせて頂くなんて思っていませんでした。(笑)デビュータイミングは17歳ぐらいだったので(笑)」と会場の笑いを誘った。
黒沢は来週から全国ツアーをスタートさせ、安岡は宮城・北海道でのリリース記念イベントを控えている。
【参照リンク】
・黒沢薫 オフィシャルサイト
http://www.kaorukurosawa.com/
・安岡優 オフィシャルサイト
http://www.sonymusic.co.jp/artist/yutakayasuoka/
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