街中で踊るMickael Jouさんの姿は、まるで彼だけ重力の存在を知らないようだ。18歳でダンスを始めてから、常に愛情をもって踊り続けてきた。ベルリン在住のバレエダンサー、Jouさんは、彼の愛するダンスを写真と融合して表現するプロジェクトを行なっている。
https://youtu.be/Z5m5gV1sIOk
彼のプロジェクトは、バレエの動きを活かして撮影されるセルフィー。まるで彼が宙に浮いているように見える。全身の筋肉、バネを使って踊っているだろうに、写真の中で、彼は妖精のようにフワリとして見える。なんとも不思議な仕上がりだ。
175/365 one day at a time #forest #nature #levitation #selfie #selfportrait #atma
Mickael Jouさん(@mickael_jou)が投稿した写真 - 2015 3月 10 2:00午前 PDT
Mickael Jouさん(@mickael_jou)が投稿した写真 - 2015 4月 3 4:13午前 PDT
Mickael Jouさん(@mickael_jou)が投稿した写真 - 2015 5月 18 2:32午前 PDT
Jouさんがこのプロジェクトを始めたのは、観光客の写真がきっかけだったという。かつてJouさんは、パリを拠点に活動しており、路上パフォーマンスとしてパリの街中で踊っていた。バレエ独特のつま先立ちで踊る彼に観光客が声をかけ、写真をとる。撮影された写真はSNSへポストされ、シェアされていく。こうした写真を通して自分の姿を改めて見て、これを自分自身のプロジェクトとしてやってみようと思ったのだという。自己流で写真を学び、三脚とリモコンを使い、自分で自分を撮影する。こだわっているのは、ロケーション。写真は、彼のウェブサイトで見ることができる。ダンスの技術と写真のセンスを要する、なんとも凝ったセルフィーだ。
文:そうこ
■参照リンク
http://www.dailymail.co.uk/
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