「スーパーマリオメーカー」が9月10日に発売され1ヶ月も経たぬうちから、超難関コースなどが続々と登場し活気にあふれている。そんな中、世界最難関と言われた超絶難しいステージ「Pit of panga P-Break」を日本人のプレイヤーが攻略し、ニコ生で中継していた映像が世界中に拡散されている。
https://youtu.be/-AdG5sfZV00
完璧なタイミングでメットやボム兵を踏み台にしていかなければクリアは不可、というこの超難関コース。46万人が挑み、それでも6人のゲーム廃人がクリアしたというから驚きだが、ヒロキさんというこのプレイヤーは、1万500回、50時間と『ゲームセンターCX』有野課長も真っ青な時間をかけ、このステージをクリア。その半端ない興奮ぶりが英ミラー紙のウェブサイトで紹介されるなど海外でも大反響を呼んでいる。
ネット上の反応も「新しい治療薬が見つかったような喜びようだな」「完璧だよ」「よくやったよ、君は凄いよ!」「能力の限界に挑戦するためにゲームをしているんだよ」「もはや犯罪レベルのテクニックと言っていいよ天才!」など世界中のゲーマーから賞賛の声。ある意味巨大な敵に立ち向かう同志だからなのか。一つの目的に向かって新しい世界でのつながりが誕生する清々しさすら感じられる。
「1度目はまぐれでも、2度目では勝利と言える」という書き込みの通り「もう1回クリアしてみろ」と言われると困ってしまうようなステージだが、50時間の苦行の末にクリアとは、もはやアスリート魂に近い気までしてくる。
世界的には認知されつつある「eスポーツ」(複数のプレイヤーで対戦されるコンピュータゲームをスポーツ・競技として捉えるもの)が、もっと日本でも認められていいのでは?このプレイを見ると「日本人はこの分野で世界に出てどんどん活躍できる」と実感させられる。
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