ガンズ・アンド・ローゼズ、黄金ラインナップの中で「犬猿の仲」と言われていたアクセル・ローズとスラッシュが和解というビッグニュースが先月流れ、再結成の可能性が少しずつ見えつつあるガンズだが、元ドラマーのスティーヴン・アドラーは「まだ実現には程遠い、なぜなら自分には全く声がかかっていない」と9月28日のアメリカのシリウスFMの番組で発言している。
自ら率いる「アドラー」で活動中のスティーヴン。もともとは、薬物中毒でバンドを追われ、その後も何かと問題を起こしてきたが、リハビリを経て、現在は21ヶ月間クリーンな状態を保っているという。しかし、失ってしまった信頼は大きく、再結成の声がかかっていないのも、アドラーを気にかけていたスラッシュやダフ・マッケイガンが、彼の薬物依存、アルコール依存の治癒を信じていないからだと語る。未だに遠巻きに噂話が聞こえるだけで、蚊帳の外にいるというアドラー。やはり本人も自分自身に大きな問題があったと認めている。
スラッシュとアクセルが、20年の時を経て再び対話を始めたとはいえ、アドラーは2006年からアクセルには会っていないとのこと。「自分を除く4人で活動を始めるのでは?」との疑念も、ややあるようだ。
「自分が死ぬか、奴らを殺すか」という物騒な発言もあるが「もしガンズ・アンド・ローゼスが再結成しなくても、自分は今の活動を毎日コツコツやっていくだけ。曇りや真っ暗な時間が長く、人生を無駄にしてきた。自分のバンドで演奏すること、練習すること、幸せに生活をしっかりやっていくことだよ」と数年前では予想のつかない真面目な発言もしている。
『アペタイト・ディストラクション』時代のガンズ再結成は、数少ないロック・レジェンドのビッグプロジェクトのひとつだ。時間はもう少しかかりそうだが、スリップノットのコリイが、「自分のツアーをやめて追っかけになるよ」と発言しているように本当に数多くの人が待ち望んでいるのも、紛れもない事実なのだ。
■参照リンク
Ex Guns N' Roses Drummer Steven Adler: Slash And Duff Mckagan Don't Believe I Am 21 Months Sober - Blabbermouth.net
-
SMAP・木村拓哉がMステ「恋チュンダンス」の舞台裏と真相を語り、カッコよすぎると話題に 「まさにプロ」「木村パイセンはタダモノじゃない」
-
一覧へ
-
ピコ、最新シングル発売! 2.5スピンズとのコラボグッズも展開
コメント
コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。