中東イスラエル南部のネティボット(Netivot)で芸術的ともいえる映像がカメラに収められ<telegraph.co.uk>で公開された。
動く黒雲にも見えるこの"集団"。実はムクドリの大群で、映像からは色の濃さや大きさが変化し続ける様子が見て取れる。
【動画】次々と形を変えては飛び続けるムクドリの大群
"ざわめき(murmuration)"と呼ばれるこの自然現象、近年現地ではムクドリの数が減少しているため珍しいものとなっていたという。
鳥の移動などを研究するテルアビブ大学のヨッシ・レシェム教授によると、一連のムクドリの動きは他のムクドリに餌のありかを知らせるのと、猛禽類(ワシやタカなど)の餌食になるのを防ぐという2つの役目があるそうだ。
この不思議な現象は20分ほど続き、その後ムクドリの群れは散り散りになった。まるで鳥の集団体操のような、かなりユニークかつ幻想的な映像だ。
(参照元:telegraph.co.uk)
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