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ランニングホームランは年間通してもなかなかお目にかからないレアケース。しかし、カンザスシティ・ロイヤルズとタンパベイ・レイズのゲームで、MLBでは1997年以来、実に8年ぶりに記録され、話題となっている。
それぞれのチームが記録したランニング・ホームラン。まずはレイズのローガン・フォーサイスのレフト方向へのホームラン性のあたりを、攻守で知られるアレックス・ゴードンが果敢に壁に向かってキャッチを試みるも、激突し失神。そのままランナーがホームへ生還。
一方のロイヤルズ。ジャロッド・ダイソンの当たりも、同じくレフト方向へポテンぎみに落ちた当たり。その後のボール処理が、ファミリースタジアムの外野守備のようにドン臭いのと、昨年盗塁スペシャリストとしてブレイクした、ダイソンの足の勝負は明らかで、こちらもランニングホームラン。
因縁めいているのは、最初のゴードンの負傷退場で交代したダイソンが、ロイヤルズのランニングホームランを生み出していること。それらも含めて必然性を感じる珍奇記録である。
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