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宮本佳林の『かりんは16歳』の暴力的な可愛さ!ファンが思わず口にしてしまう5つの名言とは?

2015/07/24 19:00 投稿

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Filed under: カルチャー, 音楽, ロシア, 連載

宮本佳林。1998年12月1日生まれ、千葉県出身。アイドルグループ、Juice=Juiceのメンバー。人は尊敬の念を込めて彼女を「アイドルサイボーグ」と呼ぶ。いつ何時、どこからどう見ても完璧なアイドルとしての姿を崩さない彼女が、7月22日にリリースしたBlu-ray作品が『かりんは16歳』である。まさにアイドルサイボーグの名にふさわしい、全ての場面が暴力的なまでに可愛すぎる映像作品として多くのファンのあいだで熱狂と絶叫を呼んでいるようだ。


ハロー!プロジェクトと言えば歌とダンスのパフォーマンスグループであり、もちろん宮本佳林もその内の一人だ。歌はうまい。ダンスもかっこいい。それなのに、恐ろしい話ではあるが、異常に可愛い。

なぜそんなことが起こるのだろうか? それが宮本佳林だからだ、としか答えようがない。今回リリースされた『かりんは16歳』も全ての場面、全てのショットがことごとく可愛すぎるため、というかキャワいすぎるため、キャワワ〜! かりんちゃんキャワワ〜!と大きな声で叫びたくなってしまうほど抜群のキャワワールドが展開されている。

この言葉を超える衝撃的なキャワワさを、しかし私たちは言葉にしなくてはならない。なぜならば、それが人の業だからだ。というわけで本日は、歴代のハロー!プロジェクトで生まれた5つの名言を踏襲する形で、この『かりんは16歳』のキャワワさを紹介したい。『かりんは16歳』を見れば、あなたもきっとこう口にすることだろう。


【その1 「シロツメグサがいっぱいだよ......」】

元ネタは「タンポポがいっぱいだよ......」。飯田圭織、矢口真里、石川梨花、加護亜依の4人で活動していたタンポポというユニットだったが、突然石川を除くメンバーの総入れ替えが決定。このメンバーとしてのタンポポのラストステージ、卒業を惜しむファンが客席中を黄色いサイリウムで埋め尽くした光景を見て、飯田圭織が残した言葉だ。

『かりんは16歳』では、宮本佳林がタンポポ畑、ではなくシロツメグサの咲き誇る草原でたわむれる姿を収録。まさに直球のアイドル映像だが、アイドルサイボーグである宮本佳林がシロツメグサに包まれて横になる光景はまさにキャワワそのもの。シロツメグサもきっと喜んでいるに違いない。アイドル史上に残すべき、キャワワな映像である。


【その2 「飛行機見つかって良かったね佳林ちゃん」】

元ネタは「彦星様見つかって良かったねカオリン」。2007年7月7日に行われた飯田圭織と前田有紀の日帰りバスツアーイベント。多くのファンがそのイベントに申し込んだのだが、まさかのそのイベント前日に、飯田圭織の結婚と妊娠がニュースで発表された。実に恐ろしい話だが、これは事実である。当然誰しも平常心を失うわけだが、ファンの一人がぽつりと「彦星様見つかって良かったねカオリン」と口にした。それをきっかけとして口々にファンたちがおめでとう、おめでとう、と言い始める。本音か、あるいは偽善なのか。だがよくよく見れば、おめでとうと言っている全てのファンが、涙を流していたのだった。

『かりんは16歳』では、空を飛ぶ飛行機を見つけた宮本佳林が、両手を広げて飛行機の真似をするという実にキャワワな場面がある。見ているこちらが恥ずかしくなってしまうほどに、その瞳は純粋そのものだ。あまりにもキャワワすぎて涙が出てくる。2007年の七夕に涙した彼らは、いまどこで何をしているんだろう。幸せでいてほしい。そして彼らのぶんまで、自分たちは宮本佳林を応援しなければならないと、心から強く思ってしまうのであった。


【その3 「おへそのまわりに砂とかついてて楽しかった」】

元ネタは「つんく♂とか来て楽しかった」。2002年に行われたハロー!プロジェクトキッズのオーディション。後に℃-uteのメンバーとなる萩原舞が最終審査の感想を尋ねられて残した言葉である。萩原舞、このとき6歳。早くも大物の片鱗を見せつけていた。

『かりんは16歳』では、宮本佳林の水着シーンも存分に堪能できる。実に天真爛漫な笑顔で砂とたわむれる姿はまさにアイドルそのもの。世代を超える、国境を超える、純粋無垢なキャワワがそこにはある。カメラをまっすぐに見つめる宮本佳林と目が合うと、恥ずかしくてこっちが目をそらしてしまうほどだ。キャワワとしか表現できない景色がここにはある。


【その4 「俺佳林ちゃんの自転車になりたすぎてどうしたらいいかわかんねえ」】

元ネタは「俺さゆのこと好きすぎてどうしたらいいかわかんねえ」。道重さゆみのファンが吉野家で発言。牛丼のどんぶりに顔をうずめて涙をこぼしながら心の声をしぼりだしたこの名言は、多くのファンから共感を集める伝説のフレーズとなった。

『かりんは16歳』では、宮本佳林が制服の夏服姿で自転車を乗るシーンが収録されている。これを見ればやはりファンならずとも、宮本佳林の乗る自転車になりたいと思ってしまうというのが人の性であろう。決していやらしい意味ではなく、宮本佳林の役に立ちたい、その一心だ。自分がもし自転車だったら、宮本佳林がうまくこげるように、精一杯タイヤを回したい。そのために、体を鍛えたいと思うはずだ。いつ宮本佳林の乗る自転車になっても良いように、普段からの鍛錬が必要なのだ。宮本佳林が、日々努力をして、キャワワで居続けているように。


【その5 「なんでこんなに言うかわかる? 佳林ちゃんのことだからこんなに言うんだよ!」】

元ネタは「なんでこんなに言うかわかる? こんこんのことだからこんなに言うんだよ!」。2005年、モーニング娘。のコンサートのグッズ売り場にて、予定より早く販売が修了したことに一人のファンが激昂。係員に猛抗議をして残したのがこの言葉だ。一切理屈は通っていないわけだが、底知れない好きという気持ちがここにはある。

『かりんは16歳』もまた、見る者全てをこのような好きという気持ちにさせてしまう作品である。アイドルサイボーグと呼ばれる宮本佳林が、真っ向から「アイドル」というものに戦いを挑んだ、記念碑的な一作と言っていいだろう。このキャワワさは、やはり尋常ではない。一家に一枚持っておいて損はない、紛れも無い名作である。


<結論>
というわけで宮本佳林のBlu-ray作品『かりんは16歳』は現在好評発売中。またJuice=Juiceの初のアルバム『First Squeeze!』も最近リリースされたばかりなので、合わせてのお買い求めを強くお薦めする次第だ。

文・相沢直


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